・ガラクタを手放せる方法
書くということ。
私は紙よりもメモアプリ。
スマホやパソコンのメモアプリを有効活用しています。
有名なEvernoteというメモアプリです。
紙に実際に書く習慣は減りました。
意味合いとしては違うんですが、本書の書名。
書いて捨てるという意識で書くことがあります。
本書でも触れているブレインダンプです。
脳内に入っていることを出し切る方法。
こういうときは実際の紙に書きなぐります。
どちらにしてもメモすることは大切。
当ブログでも、「ノート術・手帳術・メモ術」のカテゴリーがあります。
久しぶりの書評になっているかもしれません。
書名:書いて、捨てる! モノと心の"ガラクタ"を手放せる4つのノート
著者:筆子
出版社:大和出版
出版年:2020年3月11日
ページ数:192ページ
ちょこちょこ続けるそれだけで変わる。
ゆるいルールだから三日坊主にならない。
書く習慣を持っているのは「整理」になります。
心の整理やモノに対しての整理にも繋がります。
本書の著者である筆子さんの視点を私なりの書評させていただきます。
・書くクセを付けたいと思える網羅的に書かれている書籍
(はじめに) 本書では、「管理ノート」「ストレスノート」以外にも、物事のよい面に気づける「感謝ノート」、日々の成長を綴る「日記」「手帳」についてもご紹介しています。今、「書くこと」に慣れていないあなたでも、心配ありません。生活を充実させるために、自分ともっと親しくなるために、今日から、まずは書くクセを身につけてみましょう。きっとあなたの世界が変わるはずです。
【目次】
はじめに:誰でも気軽にはじめられる方法が、ここにあります
PROLOGUE:私がなぜ「書くこと」をおすすめするのか
PRE NOTE:頭の中のガラクタを捨てる「ブレインダンプ」という考え方
NOTE1:必要のない買い物の習慣を捨てる「管理ノート」
NOTE2:ネガティブな声を捨てる「ストレスノート」
NOTE3:できないことにフォーカスする思考を捨てる「感謝ノート」
NOTE4:やらなくてもいいことを捨てる「日記」「手帳」
EPILOGUE:ノートをきれいに使い切る方法
おわりに:「捨てる」とは、よりよく生きるということ
本書の概要と目次でございます。
冒頭で書評カテゴリーのことを話しました。
「ノート術・手帳術・メモ術」
本書はこの3つすべてに該当している。
網羅的に書かれている書籍だと思います。
これからノートにいろいろ書いていきたい人。
何を書けばいいか分からないという人。
必ず役に立つ内容になっているんじゃないでしょうか。
(P.20) 「あれもこれもやらなくちゃ」と気持ちが焦るとき、やるべきことを書き出せば、「実は思っていたほどたくさんはない」とわかるでしょう。考えていることを紙の上で具体的に可視化すれば、これまで無意識だったことが、たくさん見えてきます。人は、実際の状態を知らなければ、改善することができません。生活習慣を変えたいなら、現状に気づくことは非常に重要です。
筆子さんの仰る通りです。
私もメモをおすすめする理由。
自分を客観視できることが大きい。
色々なことが可視化されて見えてきます。
現状に気づくという部分。
私はEvernoteでチェックリストを付けています。
終わったところに「○」とつけて完了したことをメモ。
1日の終わりにすべて○になっていると爽快感もあります。
(P.25) できそうなことからはじめて、自分の性格や実情に合わせて調整しながら、とにかく続けることをおすすめします。書き続けていくうちに、自分に合ったノートとの付き合い方がわかってくるでしょう。私は長年、日記やノートを書いていますが、ノートの種類、書き方、書く時間などは、変わってきています。自分自身も生活環境も、ずっと同じではないので、ノートの書き方もそれに合わせて変化します。
私自身も書くことは変化しています。
「自分の性格や実情に合わせて調整」
この部分が本当に大切だと感じます。
人それぞれ合うスタイルは違います。
型にはまらずに自分自身のスタイルを築き上げる。
ときには調整でブラッシュアップする。
そのために本書のような書籍を参考にする。
私も取り入れながら実践してみることがあります。
(P.30-31) 私は日々のタスクを書くのも手書きにしています。手書きだと、もっと切実に「今日はこれをやるんだからね」という気分になるからです。入力した文字は、なんだか他人ごとみたいな雰囲気があります。以前、「手書きの文字は自分の感情の揺れが出て、粒ぞろいに書けないから、入力した文字のほうがいい」と言った人がいました。感情が出るからこそ手書きがいいのではないでしょうか? というわけで、なんでもいいので紙とペンを用意してください。
こういう部分こそ人それぞれの個性。
書き方の合うスタイルの違いかと思います。
私は筆子さんとは別のスタイルです。
今は紙に書いていないことは書きました。
著者さんでも筆子さんのように紙に書くべしという人。
紙に書かなくてもスマホやパソコンでオッケーという人。
色んなスタイルの人がいらっしゃるんですよね。
ここは自分としては人それぞれと受け止めています。
私が紙に書かない理由の大枠。
自分の字が汚すぎて滅入ってしまうからです(爆)
これだと純粋に書くことを楽しむことができません。
だから、Evernoteで書く必要があったんですね。
【【座右の書】 私のノートやメモ術の秘密 谷澤潤のブレインダンプ】
ただし、引用部分はブレインダンプについて触れている項目。
冒頭でも書いた通りでブレインダンプは未だに紙に書き出します。
紙の方がブレインダンプというテクニックに関しては大きい。
ブレインダンプについての詳しい説明は書評もしています。
気になる人はこちらの書評もチェックしていただければです。
(P.142) 人間はみんな、場所や時間を越えて、お互いがお互いに影響を与えあっています。自分が今、元気でいられるのは、たくさんの人たちのおかげなのです。そう考えると、もう感謝することだらけではないでしょうか? 自分のブログのタイトルを、「筆子の感謝ジャーナル」に変えて、毎日、感謝できることだけを3つずつ書いても、ネタ切れしない自信があります。
感謝ノートは私も実際にやっています。
私の場合は「今日の良かったこと」も入っています。
感謝ノートをやる効用の1つ。
自分の見る視点が変わってきます。
ネガティブにフォーカスしていた部分。
ポジティブを勝手に見るようになります。
これはポジティブシンキングとは違う。
ポジティブ思考とはまた別枠だと感じます。
誰だって1日の中で感謝できることや良かったことはあります。
それを見つけやすくなると気分も上がっていきます。
自然と湧き上がってくる感情と言ってもいいかもしれません。
【書いて、捨てる! モノと心の"ガラクタ"を手放せる4つのノート】
・書くことはメリットがたくさん
【書評】 ゆるいルールで書く習慣 筆子の書いて、捨てるでした。
書いて、捨てるという視点。
書くことによって何事も意識的になります。
モノを購入するときでも1度立ち止まるきっかけになります。
捨てる。整理するという面でも書く効用は大きいかと感じます。