【新刊】ジブリをめぐる冒険

・インタビュー系の共著!

 


どうも管理人のポポリッチです。

 

本書の内容。
ジブリ作品。

 

「君たちはどう生きるか」

 

こちらが公開された。
そちらからの企画。
それが書籍化になった感じだと思います。

 

とは言え新作だけでございません。
過去映画やジブリについて満載の内容。
お2人の会話や語る言葉。
知らないことも多く知れて興味深かったです。

 

 

 

ジブリをめぐる冒険

 

 


書名:ジブリをめぐる冒険


著者:鈴木 敏夫。池澤 夏樹。


出版社:スイッチ・パブリッシング


出版年:2024年3月11日


ページ数:264ページ

 

 


今を生きるため。
ジブリをめぐる冒険の旅に出る。
池澤夏樹さんによるロングインタビュー。
鈴木敏夫さんのお話は最高でした。

 

 


・宮崎映画に意味を求める必要はない(池澤夏樹)

 

 

(P.27) 例えば、『もののけ姫』です。この作品は森の神殺しの話です。僕はすごく悩みました。そういうときは僕も少し真面目になるんです。物語の舞台が日本では成立しないかもしれないと思った。




鈴木敏夫さんの話。
宮崎駿監督との話。
私は鈴木敏夫さんの書籍を過去にも読んでいます。

 

鈴木敏夫さんはジブリの裏方では無いのです。
本当にジブリ作品を表から大きく支えている人。
宮崎駿監督にダメ出しできる人も少ないですよね。

本書でも宮崎駿監督にボツを出した。


そういう話も書かれています。
時にはケンカしたりのエピソードもあります。
そういうのも有り素敵なジブリ作品が登場するんでしょうね。

 

 

 

(P.60) 僕自身そういう興行に向いていたんでしょうか。『アニメージュ』の編集長をしていた時もそうだった。とにかく売れれば誰も文句を言わないだろうと、その腹がものづくりの前提にあるんです。




鈴木敏夫さん。
アニメージュの編集長。
この話は最初に知ったときに驚きました。

 

スタジオジブリに力を入れる。
アドバイスもあり二足のわらじは行けない。
そういうことで編集長を退任されています。

アニメージュとジブリの話は聞いたことあります。


ただ、鈴木敏夫さんが元編集長というのは知りませんでした。
こういう歴史を知ることができるのも貴重と思いました。

 

 

【ジブリをめぐる冒険】

 

ジブリをめぐる冒険

ジブリをめぐる冒険

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・池澤夏樹さんがインタビューなのも良き!

 


【新刊】ジブリをめぐる冒険でした。

 

本書は池澤夏樹さん。
鈴木敏夫さんにお話を聞いています。
ここもあるからより深い話が効けています。
お2人の掛け合いや視点を知ることができる。
ジブリ作品をより深く考える機会になる内容です。