【座右の書】 私のノートやメモ術の秘密 谷澤潤のブレインダンプ

☆ノート術で座右の書と言えるおすすめ書籍

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これはここだけの秘密(ここだけの話し)。

これだけは教えたくなかった。

こういうのってよくある受け売りですよね。

受け売りを真に受けすぎてもよくないと思います。

 

が、しかしです。

今回、私が紹介する書籍。

ブレインダンプはそれくらい言いたくなるおすすめ書籍。

私が今でも活用しているテクニック満載なんですよね。

私の基礎になっている部分がほんと多く書かれています。

座右の書というべき書籍を書評させていただきたいと思います。

 

そもそも、ブレインダンプはだいぶ前の書籍。

2010年4月に出版された書籍です。

8年前なので古いと言えば古いです。

ただ、古いからと言ってまったく色あせていません。

むしろ、ブレインダンプという言葉は最近もよく聞きます。

 

私がブレインダンプを初めて知ったのはメンタリストDaiGoさんの書籍。

メンタリストDaiGoさんのライティング本になります。

 

かんき出版から出版されている人を操る禁断の文章術です。

こちらの書籍でメンタリストDaiGoさんがブレインダンプに触れていました。

 

それがキッカケでブレインダンプを活用しています。

そこから、もうちょっと知識を仕入れようと手にとったのが本書。

名前も直球の「ブレインダンプ」だったんですよ。

だから、私の基礎の基礎であり、今でも有効活用しているテクニックの本。

座右の書と言えるおすすめ本を皆さまに紹介していこうと思います。

 

 

書名:ブレインダンプ 必ず成果が出る驚異の思考法

著者:谷澤潤

出版年:東洋経済新報社

出版年:2010年4月29日

ページ数:228ページ

 

サブタイトルは「必ず成果が出る驚異の思考法」です。

本書の基本線は「アイデア」について。

そこに脳科学や生活習慣。

ノート術や手帳術やメモ術についても書かれています。

アイデアを「ノート」や「手帳」に書き写す。

忘れないうちにどう書き写すかも多くページが割かれて書かれています。

 

そして、何と言ってものブレインダンプのコツ。

ブレインダンプを実際にすぐ活かせる方法も書かれています。

ブレインダンプは何度も読み返している書籍。

それでも読むと刺激を受けるのがブレインダンプです。

今回も新しい刺激を受けましたしそれを踏まえての書評をしていきます。

 

☆【座右の書】 私のノートやメモ術の秘密 谷澤潤のブレインダンプ

 

 はじめに──必ず成果が出る驚異の「ブレインダンプ」とは何か
Chapter1:あなたはアイデアの本当の価値をわかっていない
Chapter2:アイデアを生み出す脳の使い方
Chapter3:あなたの脳を整理する
Chapter4:ブレインダンプ実践法
Chapter5:「To do リスト」を実行する
Chapter6:ビジネスマンはブレイン・アスリート
おわりに──あなただけの活躍の場を発見する方法

 

(P.1-2) この本は、脳に関する本である。本書は、脳の性質に従順に、脳の機能を最大限に活用して、仕事において短期的なスパンで利益を得ることに目的を置いている。本書をくり返しお読みになり、あなたが、「これは自分に取り入れられる」と思ったところを実践に取り入れる、ということを日常の習慣にしたならば、あなたはきっと、仕事において短期間に驚くほどの成果を生み出すことができるだろう。

 

ブレインダンプ 必ず成果が出る驚異の思考法の目次になります。

この本は脳に関する本。

主にアイデア関連について重宝する本です。

ただ、私としてはノート術やメモ術についての比重が高い本。

Chapter4のブレインダンプ実践法は今すぐ役に立つ最高のテクニックだと思います。

 

(P.20) この人が「ぼくと同じようにやれば、誰でも5億円は稼げるんだよ」と言っているのは、けっして大袈裟でも、嘘でもないということがよくわかる。私たちの多くが平凡な仕事、平凡な収入、平凡な毎日で、一生を過ごすことになるのは、アイデアを出すための有無ではなく、アイデアを出し、それを蓄積し、実行に移すことに対するこだわりや執念の有無。これだけなのではないだろうか。

 

平凡な日常を過ごす。

私としては「惰性的」に過ごしているだと思います。

だからこそ、出来る人と出来ない人の差がつく一方になるんじゃないでしょうか。

私もアイデアを蓄積してすぐに実行に移す習慣。

習慣というか必ずものにする「執念」をまた呼び起こしたいと思いました。

 

(P.39-40)実社会で結果を出す人は、自らの結果を左右するものしか学ぶ対象として選ばない。そこのところの感性がまったく違うのだ。結果を出す人は、いま自分が必要としている情報だけに敏感に反応する。それを本人は「いやー、おれは運がいい。書店をブラブラしていたら、偶然、いま開発している商品のヒントになる本に出会った」などと言う。けれどもそれは違う。そのように言う人は、自分では気づいていないのかもしれないが、結果を出す素質のある人、結果を出すと運命づけられている人なのだ。

 

セミナー難民。

あんなセミナー、こんなセミナーを渡り歩く。

でもセミナーに参加しても特に実績を出せずにブラブラしている人。

そういう人を揶揄してセミナー難民という言葉があります。

ネット上では、引き寄せの法則や潜在意識についての情報収集をしまくる行為。

それで効果が出ない人を揶揄する言葉に「メソッドジプシー」という言葉があります。

情報を詰め込むこと自体は私は否定しませんし私もそういう方針です。

ただ、「軸としてブレない部分」は大切だと思いますし合ったほうがいいです。

 

(P.93-94) あなたの頭の中にあることをすべて紙に書き出す。大きな夢や目標はもちろんのこと、日常の楽しみやちょっとした悩みや、今日1日にやらなければならないことなど、あなたの脳の中身を最後の1滴まで絞り出すように、そして「もうこれ以上は出てこない。私の頭の中はもう空っぽだ」とあなた自身が観念するくらいに、すべて紙の上に書き出す。これが、ブレインダンプだ。ただそれだけの行為なのだが、あなたの脳に対する影響はきわめて大きい。

 

ここからはブレインダンプについてです。

ブレインダンプってなんぞやという人はこちらの引用になります。

テクニックとしては紙とペンがあればすぐに実行できることです。

古典的と言えば、古典的ですけど、これがすごくいいんですよ。

私も実際に活用してますけど、ブレインダンプしているときは気持ちいいです。

それくらいやればやるほど、感覚が研ぎ澄まされていきます。

 

(P.97-98) いつも頭の中で思うだけでは「これが欲しい」「これがしたい」と思うだけにとどまり、それ以上イメージの発展は得られない。けれどもブレインダンプで紙に書き出し、ゆっくりと眺めることによって、
(中略)
このように、だんだんアイデアを膨らませ、比較検討をすることでごく自然に優先順位がつけられ、迷いなく実行することができる。ブレインダンプの最終目標はアイデアを実行に移し、夢を実現することなのだ。

 

紙に書き出してその複数の紙(複数のアイデア)をゆっくり眺める。

その行為によって目の前で可視化できますよね。

頭でアレやコレ考えるよりも容易に考えることができます。

本書はビジネス寄りのことが多く書かれています。

だからと言って、ビジネスだけのテクニックではございません。

日常生活のあらゆることもブレインダンプすることによって楽になりますよ。

たとえば、いま悩んでいることをとにかくブレインダンプして書き出すもそうです。

 

(P.110-111) 私たちは、日常の中で「これですべてだ」とわかったときに、覚悟が決まり、力強く行動することができる。反対に「ひょっとしたらこれですべてじゃないかもしれない」「ほかにまだ選択肢があるのかもしれない」という気持ちがほんのわずかでもあると、そのわずかな「漏れ」がとても気になって、力強い行動を起こすことができない。
(中略)
ブレインダンプを行うと、その間、行動は止まってしまう。あなたは、その間の時間が非常にもったいないと思うかもしれないが、事実はまったく逆だ。
(中略)
余計なことを考えず、力強く着実な足取りで「To do リスト」を実行する。ブレインダンプはそのためにある。

 

ネットでの情報収集しているとこういう気分になります。

「まだ情報があるんじゃないか」

「まだまだ役に立つことが書いてあって見落としているかもしれない」

私も情報収集もですし日常の漏れはついつい気になってしまいます。

そのときの対処法は事前にブレインダンプしておく。

何の情報がほしいかブレインダンプ。

そして、To doリストで必要なところを選ぶ。

優先順位をつけて情報収集すれば区切りがつきますからね。

 

【ブレインダンプ 必ず成果が出る驚異の思考法】

 

☆まとめ

ブレインダンプ 必ず成果が出る驚異の思考法。

谷澤潤の書籍を読んだ読書感想文でした。

紙とペンがあればすぐにできるのがブレインダンプ。

そして効果が絶大なのもブレインダンプです。

このテクニックに関してはコストパフォーマンス本当に大きいです。

私の人生にずっと組み込まれていくであろうテクニックであります。

今回の書評で1人でも多くの人がブレインダンプに興味を持ってくれたら幸いです。