・久しぶりに中谷彰宏さんの新刊を書評
結構な久しぶりだと思います。
中谷彰宏さんの書籍を書評する機会。
当ブログの書評カテゴリー。
「中谷彰宏」とあります。
中谷彰宏さんの書籍は多く書評しています。
そこで今回の書評までの期間を調べてみました。
【【新刊】本の使い方を享受 中谷彰宏の読む本で人生が変わる】
今まで31冊の中谷彰宏さんの書籍を書評しています。
今回で32冊ということで結構な数になります。
そんな中で今回の書評は前回から約1年ぶりでした。
自分でもそんなに期間が空いていたんだと驚きました。
久しぶりの中谷彰宏さんの新刊を楽しく書評しました。
書名:「そのうち何か一緒に」を、卒業しよう。──企画から出会いを生む61の方法
著者:中谷 彰宏
出版社:自由国民社
出版年:2020年12月26日
ページ数:208ページ
今度ぜひ何かは何も生まれない。
企画から出会いが生まれる。
中谷彰宏さんらしい言葉だと思います。
今回もいつものあの部分からの書評です。
・いつものこの本は3人のために書きましたから
(この本は、3人のために書きました)
1:「いい企画なのに、通らない」とへこんでいる人。
2:「企画が、イマイチ」と言われた人。
3:エントリーシートや書類の書き方で、チャンスを逃している人
【目次】
プロローグ
第1章:まずは、企画を作ろう。
第2章:企画に、自分の気持ちをのせよう。
第3章:企画に、あなたらしさをのせよう。
第4章:企画を、楽しもう
第5章:企画で新しい物語を作ろう。
本書の概要と目次です。
中谷彰宏さんの本と言えばお馴染みになります。
この本は3人のために書きましたから始まります。
今回の書籍の大枠は「企画」についてです。
中谷彰宏さんの視点をご教授いただきましょう。
(P.21) 藤井達郎から、「これはその商品を使う人へのラブレターなんだぞ。そのつもりで作るんだ」と言われました。これは、いまだに続いている私のストーリーづくりの考え方です。今、私は毎日本を書き、講演をしています。日々、ひたすら企画書を書き、ひたすらラブレターを書いています。私は、人生の企画をすべての人に提案しているのです。
藤井達郎さん。
中谷彰宏さんのお師匠様。
私は存じておりませんでした。
「CM自体がラブレター」
この視点って本当に素敵です。
ついつい、自分の我が出てしまいます。
そのときにラブレターという視点。
我を抑えるのに良いと個人的に感じました。
(P.48-49) 企画はプロポーズです。「幸せにします」と言うことが大切です。まず思いが先にあって、それを成功させるために、ロジックで後半を固めていくという順番にします。ロジックが先行して、後でロマンチックが出てきても、ウソっぽく感じてしまうのです。
肝に銘じたいところです。
と言うのも頭の中に文章や会話のノウハウがある。
知識があればあるほど考え込んでしまう。
ストレートに言わなくなると思うんですよね。
大好きです。
幸せにします。
ひと言、ひと言のストレートな言葉。
こういう部分も大切と改めて感じます。
(P.107) 彼は正直にリスクやデメリットを言ってくれたと感じたのです。「これ、必ず儲かります」ではなく、「すみません、これ、儲からないんですけど」と先に言ってくれた方が、「じゃ、やろうかな」という気持ちになります。「必ず儲かります」とか「リスクはありません」と、つい企画書に書きがちです。それよりは、「こういうデメリットがあるんですけど」と、先に企画書の中で伝えることです。
企画書に限りません。
Twitter見てると本当に思います。
メリットしか提示していない人。
知っている人にはウソとバレること。
平気でメリットのみ提示する。
平気で儲かりますとしか言わない人。
意外にも多くて驚いてしまいます。
企画ならまだ企画ボツで済むけどツイッターだとアカウントです。
アカウントの信用を失うことにも繋がりかねませんよ。
(P.142) TVショッピングを見る側からすると、気になって買いたくなるのです。「これを買う人は絶対いないだろう」というアイデアを考えると、結果、それが売れるアイデアになります。売れることを前提に考えると、売れないアイデアになってしまうのです。
深いんじゃないでしょうか。
個人の感性という部分。
これはあくまでも個人で考えたこと。
自分と相手は違います。
私はネタを書くはがき職人してたことがあります。
そのときにネタをノートにメモする。
自分で◎○△など評価してたことあります。
実際に採用されたネタはがきを確認したときに△も多かった。
引用視点は納得する視点としても感じます。
【「そのうち何か一緒に」を、卒業しよう。──企画から出会いを生む61の方法】
・さすが中谷彰宏さんと言える中谷節が多い新刊
【新刊】中谷彰宏さん そのうち何か一緒にを卒業しようでした。
久しぶりに中谷彰宏さんの書籍を読んでみた。
視点として参考になることが本当に多かったです。
読んでいて楽しいのが中谷彰宏さんであり中谷節だと感じます。