【新刊】 勝機を探す 成毛眞のアフターコロナの生存戦略

・遅かれ早かれ生存戦略を考えておく

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2021年2月。

世の中は新型コロナウイルスの影響。

去年からの影響がまだまだ大きい状況。

予測できなかった自体が起きているのは確かです。

 

そしてよく言われるのがこちらになります。

コロナの影響で進まなかったものが一気に進んだ。

コロナ前の時代には戻れないという話です。

例えば、Zoom会議やリモートワークが凄いスピードで普及しました。

これはコロナが無ければスピードは緩やかだったでしょう。

 

その一方でコロナ前によく見られた内容。

「AI時代に備えた準備しておこう」

AIに仕事が代替えされてしまうと言う内容。

言い換えれば遅かれ早かれ生存戦略を考えておく。

時代の変化に適応できる自分でありたいです。

 

 

 

アフターコロナの生存戦略 不安定な情勢でも自由に遊び存分に稼ぐための新コンセプト

 

 

書名:アフターコロナの生存戦略 不安定な情勢でも自由に遊び存分に稼ぐための新コンセプト

著者:成毛 眞

出版社:KADOKAWA

出版年:2020年11月12日

ページ数:224ページ

 

 

勝機は無数にある。

視野を広げたり着眼点。

自分の頭で考えることを磨いていきましょう。

「存分に稼ぐための新コンセプト」

成毛 眞さんの視点を新刊から参考にさせてもらいます。

 

 

 

・私たちを楽しませ幸福度を上げるような兆しも生まれ始めてる

 

 

(P.2) 私は本書を書くにあたって、アフターコロナをできるだけ前向きに捉えたいと思っている。実際、何もかもが一度に変わったわけではなく、それまで水面下で始まっていた変化が顕在化した面もあるだろうし、わくわくするような変化、私たちを楽しませ、幸福度を上げるような兆しも、あらゆるところで生まれ始めている。

 

 

【目次】


はじめに:あらゆる場所で起こる変化に吉兆を見よ


第1章:アフターコロナのビジネス未来図


第2章:日本と世界のリスクを見渡す


第3章:これからの働き方


第4章:情報社会で生き残る条件


第5章:これからの遊び方、お金の使い方


終章:日本の活路

 

 

本書の概要と目次になります。

著者である成毛 眞さんの仰る通りです。

 

「水面下で始まっていた変化が顕在化した」

 

Zoomを前からずっと使用していた人もいた。

リモートワークも既に取り入れていた会社もあったはず。

そういう面も含めて顕在化したことは本当に多いでしょう。

本書は「視点」として学べることが多く見つかりました。

 

 

(P.31) 東京一極集中を軽減させる芽があるとすれば、東京への流入減よりも、在宅勤務やリモートワークを経験した人々の「別に東京にいなくてもいい」「地方に移住してみたい」という新たな感情のほうであるような気がする。いずれにせよ、都内でも駅単位、都市単位で優勝劣敗が決まっていくわけで、これからは東京全体で考えるとか、日本全体で考えるというのはだんだん難しくなるだろう。地球の歴史においても、全部がダメになるとか、全部が栄えることはなかったように、モザイク状に盛衰が決まっていくだろう。

 

 

感じる部分としてはです。

こういうときに自分の目を養っておく。

自分軸もしっかり持っておくの大切だと感じます。

そして変化を怖がらずに適応するです。

アンテナ感度を研ぎ澄ましていきたいと思います。

 

 

(P.52) 日本にとって、コロナよりもリスクが高いのが、天災リスクだ。さまざまな予測が立てられているように、数十年以内なのか、100年以内かは別として、今30代であれば、生きているうちにかなりの確率で、大規模な地震、あるいは火山の噴火に遭遇することになるだろう。

 

 

テレビもネットのマスメディアもです。

新型コロナウイルスのことで一辺倒。

そうなってくると頭がコロナばかりになる。

コロナウイルスの恐怖だけに支配されてしまいます。

 

しかし、コロナウイルス前はです。

南海トラフ巨大地震のことも触れられていました。

コロナウイルスで触れられる機会が減ったような気がします。

それに日本は台風の被害も毎年のように出ます。

 

台風や局地的豪雨。

天災リスクも頭に入れておく。

リスク管理という面においてはです。

コロナだけでなくしっかり忘れずに考えておきたいですね。

 

 

 (P.108) 好きなことで生きているというよりも、やりたくないことを削っていった結果、残ったもので生きているというほうが正確かもしれない。やりたくないことには時間は一切使わない。だから、「やりたいことをやれ」という最近の風潮とは違うというわけだ。

 

 

私の思考回路も引用寄りです。

やりたくないことをやらない。

やりたいことをやれってそもそも難しい。

人間ってそこまでハッキリしている人は少ない。

 

それにやりたくないってほどではなく苦じゃなくできること。

こういうことだって生きていたらあります。

だからハッキリとこれはやりたくないを理解しておく。

これって本当に大切なことだと私は感じます。

 

 

(P.161) いくらSNSが発達したからといって、情報の非対称性は改善されていないのだ。ある意味で、プロが意図的に素人を騙すこともできるので、安易に信用してはいけない。だからこそ、顔の見える付き合いのできる専門家とつながっていることが重要になるというわけだ。知り合いも多いので気がひけるが、もはやメディアの人の多くも素人になってしまっている。スポーツ紙などが顕著な例で、「こたつ記事」というのが横行しているらしい。

 

 

情報をいろいろと見ることが出来る時代。

だからこそ気をつけておきたい視点です。

それにこたつ記事という言葉。

ヤフーニュースなどを見ていると特に思います。

 

テレビやラジオを見て内容を述べただけの記事。

SNSで○○が○○を発信していましただけの記事。

昔だったら個人がブログで書いているような内容。

それがヤフートップに載っていたりするので驚きです。

成毛 眞さんが仰る視点を忘れないようにしておきます。

 

 

【アフターコロナの生存戦略 不安定な情勢でも自由に遊び存分に稼ぐための新コンセプト】

 

 

 

・コロナウイルスのことを抜きにしても大切な視点

 

【新刊】 勝機を探す 成毛眞のアフターコロナの生存戦略でした。

新型コロナウイルスのコロナ禍だからではない。

今後の人生においての多様な視点。

視野を広げるという面で着眼点を養える内容の新刊でした。