・前回の書籍も良かった人の新刊
精神科医Tomyさん。
あなたはご存知でしょうか?
現在Twitterのフォロワー数。
驚きの20万人突破の方であります。
私はこちらの書籍を書評させていただきました。
【人の好き嫌いなんていい加減なものよ。 他人に振り回されないためのTomy流処世術】
10月17日に書評しています。
こちらの本の帯だとフォロワー数18万人。
約3ヵ月で2万人増えていることになるんですね。
ユニークなコメントに惹きつけられました。
本書はそんな精神科医Tomyさんの新刊になります。
書名:精神科医Tomyの自分をもっと好きになる 「自己肯定感」の育て方
著者:精神科医Tomy
出版社:マガジンハウス
出版年:2020年12月10日
ページ数:192ページ
こんな生き方いいなぁ~。
そんな人を真似してみようの視点です。
どんな感じなのか書評していきます。
・いろんなケースを考えながら肯定感をもつためのスキルについて考える
(P.3) 自己肯定感は人によって見つけ方も育て方もまちまち。今回はいろんなケースを考えながら、肯定感をもつためのスキルについて考えてみようかしらね。ではレッツゴーよん!
【目次】
はじめに
序章:自分のこと、認めてあげてる?
第1章:自己肯定感がもてない人たちがやってくる、Tomy先生の診察室
第2章:自分のことを「許す」レッスン
第3章:こんなとき、どうしたらいい? 助けて! Tomy先生
第4章:自分を強くしていくためのレッスン
本書の概要と目次です。
それぞれ自己肯定感を上げていく。
自己肯定感を高めていく方法。
Tomy先生の視点で楽しく書かれています。
(P.14) 大切なことはただの自己肯定感ではなく、「適切な」自己肯定にあります。この「適切に」というのは、大きく二つの面で適切であ必要があると思っています。まず、程度。ひたすら肯定すればいいというものでもなく、肯定できていなくてもいけない。適切な程度とはどういうものかというと、「他人と比べることのない程度」なのよ。他人と比べて優越感はもつ場合は、肯定しすぎている。
とても大事なことじゃないでしょうか。
自己肯定というのは他人は関係ない。
自分を見つめて自分を愛するという視点。
そこに他者を含めるのは違うという話。
自己肯定感というのを考えたときにです。
他者というのが入り込んでしまっている。
そのときは今一度、見つめ直してみる。
自分に軸を向け直してみましょう。
(P.19-20) 人間は他人の影響を受けやすく、特に自己肯定できない人は他人の影響を受けやすいわ。なぜかというと、自分の軸がないからすぐ他人から見た自分を意識してしまう。つまり周りが自分より優れていると思いやすい。だから、周りの人の考え方や価値観をよく取り入れちゃうのよね。
今の時代は色んな情報が飛び交っている。
Twitterなどを見ていると特に思います。
他人の影響を受けやすい土台はあるという話。
だからこその自分軸がより必要になってきます。
自分軸がありつつ他人を参考にする。
自分軸がありつつ他人をマネてみる。
まずは自分軸を磨き上げつつ進んでいく。
周りに翻弄もされないし大切だと私は思います。
(P.86) 自分を認めることは、自分の中の空虚感を満たしてあげることに他ならないのです。ただこれって漠然としてるし、大きなテーマすぎてどうしたらいいのか途方にくれる人も多いと思うのよ。
そこでTomy先生が詳しく解説されています。
漠然としてるけど自分を見つめ直す。
そして自分をしっかり認めてあげる。
他人を気にするより自分自身を気にする。
自己肯定において自分は無くてはならない視点です。
(P.114-115) 人間ってさ、体調が悪いとすぐネガティブなこと考えてしまうわけ。そして体調や機嫌がいいときは、そんなことツユにも思わずハッピィ!なのよ。今までの自分を振り返ってみたらそうでしょ。さらに言えばさ、人間の考えなんてコロコロ変わっているのよ。もうそれは数分ぐらいで考えなんてコロコロ変わっている。
外部の影響を受けやすいのが人間。
そこを前提とすると考えがコロコロ変わるのは当然。
体調もそうだし気候やその日の出来事。
私生活の家庭や仕事での出来事も影響出やすいですよね。
つまり、人間の考えなんてコロコロは変わるしその日の気分。
一定にずっと保って考えを発信はなかなか難しいです。
そのことを踏まえると自分にも他人にも優しくなれるんじゃないでしょうか。
今までの自分を振り返ってみてもTomy先生の仰る通りだと感じます。
【精神科医Tomyの自分をもっと好きになる 「自己肯定感」の育て方】
・さすがと言えるTomy流の考え方
【新刊】 精神科医Tomyさん再び 自己肯定感の育て方でした。
前著も良かったTomy先生の書籍。
今回もためになる自己肯定感についての話。
復習も含めて楽しく自己肯定感について学べました。