・業務改善のプロが教えてくれる新刊
毎日のように書評していて思うこと。
リモートワークについての書籍。
本当にここ半年で増えました。
出版数は膨大な数じゃないでしょうか。
認知という部分においてです。
リモートワークという言葉。
それに実際にリモートワークの人。
新型コロナウィルスの影響でいるかもしれません。
それにテレビ番組などでもです。
「リモートからのご出演です」
リモートという言葉が手軽に使われる現在になりました。
そんなリモートワークの手際がよくなる書籍。
段取り仕事術を教えてくれるのが本書になります。
書名:リモートワーク段取り仕事術 (アスカビジネス)
著者:相原 秀哉
出版社:明日香出版社
出版年:2020年12月11日
ページ数:220ページ
在宅でもオフィスでも仕事を効率的にする50のメソッド。
思ったように仕事が進まないを解決。
在宅でもオフィスでもというのは良いですね。
「段取り仕事術」という面を紹介しつつの私なりの新刊の書評です。
・本書がリモートワークを快適に円滑にするために少しでもお役に立てれば幸い
(P.5) 本書が皆様のリモートワークを快適に、そして円滑にするために少しでもお役に立てれば幸いです。
【目次】
はじめに
第1章:仕事環境編
第2章:スケジュール管理
第3章:コミュニケーション編
第4章:Web会議編
第5章:資料作成編
第6章:マインド・思考編
第7章:モチベーション編
第8章:マネジメント編
第9章:メンタルケア編
第10章:セキュリティー編
おわりに
本書の概要と目次になります。
見ておわかりの通りです。
網羅的に章立てされています。
後半部分は書かれていない書籍も多い。
そういう意味でも参考になる部分が見つかる内容です。
(P.15) 「不可視化」とは、つい気になってしまうものを仕事用の場所から見えなくすることです。雑誌や漫画などが視界に入って気になるのであれば、それらが置いてある本棚にカーテンを取り付けるなどして見えなくすればよいのです。また、スマートフォンを触ってしまうのであれば、すぐには見えない位置に置いてしまいます。「手間の追加」とは、気を散らすものを手に取ったり使用したりする際の手間を増やすことです。
リモートワーク系の書籍。
周りの環境を説く書籍は多いです。
趣味や娯楽になるものを隠す視点。
お家で仕事などで大切です。
人間は欲望に弱い生き物。
そして手間が増えれば自重もする。
理にかなっている方法だと感じます。
リモートに限らず普段から導入すると段取り上手になれるはずです。
(P.131) 最低限押さえておくべきポイントは何かを意識して、そこに注力します。絶対に期限まで粘らずに、できるだけ早めに上司に見せましょう。なおボリュームが多い場合には作業の途中でも構わないので、ある程度キリのよいところで見せましょう。このように完璧主義を回避して、仕事の効率を上げましょう。
完璧の意識は捨てましょうという話。
完璧になりすぎて納期に間に合わない。
全然、間違ったものを提出してしまった。
こういう完璧になったら目も当てられません。
だからこそ完璧という部分を捨てる。
上司に相談したりキリが良いところで見せてみる。
完璧主義を回避して効率を上げていく視点。
意識的にブラッシュアップするの大切です。
(P.161) 自社のオフィスや自宅以外の場所で仕事をする際には、このようなセキュリティーのリスクを常に意識して、緊張感を持ち続けることが欠かせません。それを前提にしつつ、仕事の特性や気分に応じてパフォーマンスを最も発揮できる場所で仕事を行いましょう。
セキュリティー面を考えておく。
街中で飛んでいるWifiです。
これだって完全に安全とは言えません。
それくらいのセキュリティー意識が大切。
自分のパソコンの趣味データなら自分が困るだけ。
しかし、仕事関連の資料が漏れてしまう。
こればかりは絶対に行けないことです。
機密情報なども含まれているかもしれません。
慎重に慎重を重ねてセキュリティー意識したいですね。
(P.173) 大事なことは、こうした定量的・定性的な成果をきちんと定義して社内や部内で合意することと、定義した成果に基づいて目標を設定し、その目標を部下と共有することです。
マネジメント編です。
成果がわかりくい面があります。
だからこその定義した成果に基づいて目標を設定する。
これは部下と共有するだけでなく個人的な部分。
自分のモチベ的にも合った方が良いと私は感じています。
【リモートワーク段取り仕事術 (相原 秀哉)】
・リモートワークだけではないと思う視点が満載
【新刊】 スペシャリストが伝授 リモートワーク段取り仕事術でした。
本書はリモートワークだけではございません。
フリーランスで活動している人にも有益な視点。
参考になる知見が多いと私は感じました。
仕事の段取りをよくして効率よく成果を上げていきましょう。