・スタンフォード大学集中講義が新版として出版
本書の書名。
20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
著者はティナ・シーリグさんの翻訳本です。
今回はこちらの書籍の新版になります。
私としては思い入れ深い書籍。
というのも本を本格的に読み始めた当時。
何度も読み返していた本です。
一応、書評していたか調べました。
当ブログでは書評していないようです。
それもあるので今回は書評させていただきます。
本当に素晴らしい内容で大好きなんです。
書名:新版 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
著者:ティナ・シーリグ
訳者:高遠 裕子
その他:三ツ松 新
出版社:CCCメディアハウス
出版年:2020年11月27日
ページ数:288ページ
謎解きクリエイター。
松丸亮吾さんの帯コメントです。
30万部のベストセラー。
大幅増補アップデート版。
当時のワクワクを思い出して書評させていただきました。
・私の座右の書と言える本を書評
(P.2) この本の感想やご意見を是非聞かせてください。フィードバックは大歓迎。みなさんにとって、どの部分がいちばん響いたのか、お聞かせいただくのを楽しみにしています。
【目次】
はじめに
第1章:スタンフォードの学生売ります
第2章:常識破りのサーカス
第3章:ビキニを着るか、さもなくば死か
第4章:財布を取り出してください
第5章:シリコンバレーの強さの秘密
第6章:行く手の乱気流
第7章:絶対いやだ! 工学なんて女のするもんだ
第8章:レモネードがヘリコプターに化ける
第9章:賢明な行為は正しい行為?
第10章:矢の周りに的を描く
第11章:これ、試験に出ますか?
第12章:実験的作品
読者のみなさんへ
本書の概要と目次です。
私の座右の書と言える本。
目次を読んでみてもワクワクさせてもらっています。
ここからは私なりの書評していきます。
(P.22) 最初から正しくなくても構わないのです。人生には多くの機会が訪れるものです。試行錯誤しながら、自分のスキルと情熱を思いも寄らない形で組み合わせて、そのチャンスをものにすればいいのです。もっと大切なのは、失敗も受け入れるべきだということでしょう。じつは失敗するからこそ学習することができ、それを人生に活かしていけるのです。
本書が好きなのはこのような視点です。
本をたくさん読んで自分を作り上げていった。
その際に大きく役立ったのは当然です。
失敗はないし失敗するからこそ学習する。
私としても今でこそ受け入れられる視点。
これからの時代は特に失敗という概念を捨て去る。
学習して前進していく情熱がさらに必要と感じます。
(P.41) 大事なのは、時間をかけて、常識だと思われていることを洗いざらい挙げていくことです。じつは、いちばんむずかしいのが、この作業です。
仰る通りじゃないでしょうか。
人間は常識の範囲で生きている。
常識を疑うって意識的になり洗いざらい挙げる。
これくらいのことをして意識的になれると思います。
時間をかけて自分の常識を疑う。
過去の常識で生き続けているのは危険かもしれません。
現代風にアップデートしてこれから生きる。
私としても時代に即した常識を頭に入れて行動したいです。
(P.106) やめることが、もっとも勇気ある選択の場合もあります。自分の失敗に向き合い、それを公にしなければならないのですから、やめることの最大の利点は、まっさらな状態からやり直せることです。そして、何が起きたのかじっくり分析すれば、貴重な経験としてやめたことからも学ぶことができます。
当ブログは7年継続しています。
1日も休まずに7年間ブログ書き続けている。
これだけ聞くと継続の人の印象を持たれるかもしれません。
とは言え、ブログ以外のことは見極めて継続しています。
例えば、音声配信を毎日継続する。
100日や50日で毎日ラジオ終了。
見直しで継続を自分から切っています。
これは引用で仰る通りでまっさらにする。
自分なりの方向性を見つめ直す意味でやっています。
(P.176) 幸運に恵まれる人たちは、身のまわりに注意を払い、面白い人に会っているだけではありません。自分の知識と経験を活用し、組み合わせるユニークな方法を見つけています。たいていの人は、すばらしい素質をもっているのに、その活かし方がわかっていません。これに対して運のいい人たちは、自分の知識や人脈の価値をよく知っていて、必要なときにそれを駆使しています。
必要なときに駆使する。
この視点はとても大切じゃないでしょうか。
幸運に恵まれたい人は多いはずです。
でもその幸運を逃す人は少なくないと思います。
チャンスの神様を活かす視点として参考にしたいです。
【新版 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義】
・新版になっても良書中の良書でした
【新刊】 新版として登場 20歳のときに知っておきたかったことでした。
本書は20歳のときに知っておきたかったことです。
とは言え何歳からでも人生は進んでいきます。
本書の知見を知るのは早ければ早いほうがいい。
でも何歳からでも活かせる知見が満載なのは言うまでもないです。
新版になっても良書中の良書と太鼓判を押したい1冊でした。