・医学的や科学的根拠を意識しつつの健康本
医学的に正しい食事術。
医学的根拠。
科学的根拠。
最近の書籍はしっかりしている本が多いです。
一昔前の一部の健康本。
医師の人が提唱しているテクニック。
そこに科学的根拠など無いものもありました。
それを揶揄して、とんでも本とんでも医学と言われたりもでした。
ここ数年は医学的や科学的根拠という言葉。
ふんだんに出てくるようになった感じがします。
メンタリストDaiGoさんの影響も大のような気がしています。
今回は「空腹」にスポットライトが当たった健康本です。
書名:「空腹」こそ最強のクスリ
著者:青木厚
出版社:アスコム
出版年:2019年1月26日
ページ数:216ページ
ベストセラー16万部突破。
ということで新刊ではございません。
2020年3月終わりに書評しています。
1年と少し前に出版されている本です。
空腹というワードは私も気になりますし知見を吸収させていただきました。
・空腹という最高のクスリで健康と若さを手に入れる
(P.10) みなさん、この本を読んで、ぜひ空腹という最高のクスリにより、健康と若さを手に入れましょう。
【目次】
はじめに
第1章:「一日3食しっかり食べる」「空腹な時間を作る」 どちらが長寿と健康をもたらすか
第2章:無理なく「空腹」を作り、体を蘇らせる食事法
第3章:「糖」がもたらす毒を、「空腹」というクスリで取り除く
第4章:「空腹力」を高めれば、これだけの病気が遠ざかる!
本書の目次と概要。
空腹の捉え方になります。
私は昔からの習い性。
1日1食で過ごすことも多いです。
ただ、通常通りの生活。
私みたいなのは稀な人。
基本的には1日3食きっちり食べる人も多いんじゃないでしょうか。
その視点を忘れずに今回は書評させていただきました。
(P.37) 「一日3食」という習慣は、私たちの生活に、これほどまでに深く浸透しているわけですが、ここで私はあえて、声を大にしてお伝えします。「一日3食が理想的である」という考え方には、確個たる裏付けはありません。
ここではデータが書かれています。
1日に平均何食とるか。
アンケート調査で3食と答えた人。
「81%」も占めていたそうです。
やはりと言いますかのデータだと感じます。
ここで重要なのが1日3食が理想。
これって裏付けがあるデータでは無いという視点。
1日1食は不健康と思いきやです。
1日3食でも理想とは限らないという視点。
裏付けデータを元に考えていきたいです。
(P.40) 運動などによって消費するエネルギー量を加えても、成人が一日に必要とするカロリーは、現在では1800~2200キロカロリー前後であると、一般的に考えられています。ただでさえ運動不足傾向が強く、消費カロリーが少ない現代日本人は、わざわざ一日3回の食事によって、2500~2700キロカロリーものエネルギーをとる必要はないのです。
ごもっともの視点。
私は1日1食と書きました。
運動不足傾向や運動を全然していない。
カロリー消費の方向から考えたらです。
1日3回の食事をする。
私はカロリー摂取するの多すぎかもしれません。
今の食スタイルでも無理をしているわけではないです。
それに本書は「空腹」についてになります。
しっかり「医学的根拠がある視点」を頭に入れておきたいです。
(P.47) 本来、食事というのは「健康を維持するために、体に必要な栄養分を必要なだけ取り込むこと」です。それなのに、習慣や惰性で、体が本当に必要としていないものをなんとなく食べ、体にダメージを与えてしまっては、本末転倒です。
人間は習慣の生き物。
良く悪くも習慣で行動する。
それが悪いほうだと惰性的です。
食事だってそうなることはあると思います。
1日3食ずっと食べ続けていた人。
いきなり1食や空腹状態を維持する。
長年の習慣が邪魔をすることは十分に考えられます。
それを踏まえても最初は「意識的」に行きたいです。
(P.80) 「グゥグゥと鳴るお腹を必死でなだめながら、丸一日、もしくは何日も水だけで過ごす」といった、過酷なことをする必要はありません。
できるだけ無理なく空腹の時間を作り、
・胃腸や肝臓などを休ませてあげること
・脂肪を燃焼させ、減らすこと
・血液の状態を改善させること
が大事なのです。
空腹のイメージ。
修行僧のイメージは捨ててください。
誰しもこんな経験はあると思います。
今日は忙しくて食事が取れなかった。
趣味に熱中していて食事が取れなかった。
没頭して食事を取るのも忘れてしまう。
そちら方面のイメージということです。
【「空腹」こそ最強のクスリ】
・意識的に「空腹」を実践する
【健康】医学的に正しい食事術 青木厚の空腹こそ最強のクスリでした。
本書は最初にも書いた通りで新刊ではございません。
既にベストセラーになっている書籍です。
人気の理由も頷けるわかりやすい視点が多かった。
元から少食ですが、意識的な空腹を実践していきたいです。