・ぼくたちは勉強ができない
勉強ってキツいイメージ。
辛い状態で学ぶイメージ。
根性だして頑張るイメージなどなど。
楽しい印象って全然ない人も多いと思います。
私もみんなも楽しく勉強ができない。
つまり、ぼくたちは勉強ができないって感じですよね。
でも勉強しなければいけない立場の人。
少しでも勉強の効率を上げたい人も多いでしょう。
どうせやるなら効率よく時短になる方法を知りたいですよね。
これは前にもブログに書いています。
過去にも書いたこちらの言葉を捧げます。
「勉強の前に勉強法」
どれだけ勉強してもです。
非効率な方法の可能性があります。
本書で言うところの「昔ながらの方法」です。
実際に昔ながらの方法を試している人。
知識を知らなければほとんどの人がそうだと思います。
勉強する前に勉強法を学んでおこうという人。
すぐに勉強に取り掛かりたい気持ちで少ないと思います。
だからこそ効率的な勉強を取り入れておく。
事前に勉強法を知っておくこと。
これが最大の成果を生み出すことになると思います。
半年後や1年後に差が出ているはずです。
今回の書籍の場合は「科学的根拠」がある方法。
メンタリストDaiGoさんの書籍ではお馴染みのフレーズです。
書名:最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法
著者:メンタリストDaiGo
出版社:学研プラス
出版年:2019年3月5日
ページ数:272ページ
すべての試験で効果抜群!
入学試験だけではございません。
社会人になってからもいろんな試験があります。
資格試験や昇進試験や検定試験。
いろんな試験に効果を発揮するのが本書です。
働き方改革が叫ばれている昨今。
○○試験を受けようと思っている人もいるかもしれません。
そのまま試験勉強をする勢いは素晴らしいです。
でもその前に本書を読めば効率よく勉強できます。
私も読んでいて取り入れたいと思う箇所や取り入れている箇所。
既にありますのでそれでは私なりの書評をしていきたいと思います。
・最短の時間で最大の成果を手に入れる勉強法とは
(冒頭) 現在の教育界は、昔ながらの非効率な勉強法であふれています。どれだけ時間をかけても「やったつもり」になるだけで、真の成果は得られません。本当に必要なのは、科学に裏づけられた「正しいテクニック」だけを使うこと。そして一日でも速く、貴重な時間を限界まで有効に使う「超効率勉強法」に転換することなのです。
【目次】
第1章:やってはいけない! 7つの勉強法
第2章:「超効率勉強法」の基本
第3章:学習効果を激しく高める! 「勉強前」7つのテクニック
第4章:記憶の残り方が変わる! 「勉強後」5つのテクニック
第5章:上級者向け! 勉強の効果をさらに高める7つの学習習慣
第6章:才能の差は、こうして超えろ! 地頭を良くする科学的トレーニング
参考文献
本書の目次と概要になります。
現在の教育界は昔ながらの非効率な勉強法で溢れている。
最初にこの非効率な勉強法。
「やってはいけない7つの勉強法」として紹介されています。
今でもやっている人は多いはず。
それだけ定番の勉強法と言えます。
そこをしっかり読んでいただき超効率勉強法を学びます。
科学的根拠があるだけの本では無いです。
著者の人が根拠なり文献を列挙しているだけの本は多くあります。
そうではなく実際にDaiGoさんも試しているテクニック。
その中から紹介されているので実体験を聞くとやらなきゃと思えます。
(P.36) 現在のアクティブラーニングは、授業やレクチャーの限られた時間で使われるケースがほとんど。それも参加者に能動的な意識がないまま行われるため、効果はとても限られてしまいます。そこで強くおすすめしたいのが、「アクティブすぎるほどのアクティブラーニング化」です。授業のための予習、定期的なテスト、自宅で行う復習、趣味の漫画やゲーム、寝る前のリラックス時間……。単に授業やレクチャーの間だけでなく、日常のあらゆる状況をアクティブラーニングの実践の場に変えていくのです。果たして、「アクティブすぎるほどのアクティブラーニング化」とはいかなるものか? その理解を深めていただくために、まずは私の個人的な実践例をお伝えしましょう。
アクティブラーニングという言葉。
世間に浸透していると思います。
知っている人も多い言葉だと思います。
なんとなく知っている程度の人も多いと思うので簡単に説明。
積極的(アクティブ)に、
学習(ラーニング)に、
取り組む手法。
やらされている勉強ではなくです。
自分から能動的に取り組んでいる勉強。
学校の授業でもこの先生の授業はおもしろい。
そういうときは積極的に勉強できて時間もあっという間に過ぎる。
そのような経験は誰しもがあると思います。
それを本人で取り組めたら最高じゃないですか。
本書はアクティブラーニングのさらに上です。
「アクティブすぎるほどのアクティブラーニング化」
メンタリストDaiGoさんの実践例とても参考になります。
同じ時間を学ぶなら自分から積極的に学習したほうがいいですよね。
その手助けに必ずなると思います。
(P.41-42) 当たり前ですが、勉強の最大の敵は「飽き」です。どんなに良い勉強法を使おうが、長く続けられなくては実力は身につきません。世の中に勉強が続かない人が多い理由は、「先の予測がつきやすい勉強法」を実践しているためです。参考書を順に読み進めて、もしベクトルの章に入ったら、あなたの脳は自然と「この後、ずっとベクトルが続くんだろうな……」と予測を立て、そこから新たな刺激を得られなくなります。これが飽きにつながるのです。
勉強って一辺倒にしちゃいますよね。
ページを最初から最後まで読む。
そしてそれの繰り返し。
それでは飽きが来ても当然です。
DaiGoさんはそれを防ぐために本を裁断。
その裁断したページをシャッフルしていたそうです。
DaiGoさんの実践例が凄まじいものあるのでその体験談も読み応えあります。
(P.48) たとえば私が本を読むときは、こんなクイズ化を行います。
1:テキストを1ページ読んだら、いったん本を閉じる
2:いま読んだばかりのページに何が書いてあったかを思い出す
ここで思い出すのは、おもに自分が興味をひかれた箇所です。「このページのポイントはこれで、説明の仕方が独特でおもしろかったな……」などと、頭の中で記憶をチェックする訳です。読むたびにミニテストを行うイメージですね。「読んだばかりのページならすぐ思い出せるのでは?」と思われるかもしれませんが、実際にやってみるととんでもない。私たちの記憶力はとてもあいまいなので、どこかで「想起」のステップをはさまないと、数秒前に目にした情報すらまともに思い出せなくなってしまいます。
DaiGoさんはクイズ化している。
私はこの事は前から知っていました。
ニコニコ生放送のDaiGoさんの有料チャンネル。
メンタリストDaiGoの「心理分析してみた!」です。
そちらで勉強法を実演していました。
実際にご本人がやっている姿を拝見できますよ。
初めて知ったときはすごく衝撃でした。
そんな方法あるんだ!って感じです。
それくらい自分自身が試す勉強法。
ありふれた方法(本書で言うやってはいけない系)をしていますよね。
それが正解か不正解かわからない。
科学的にいいかもわからないのにです。
「想起」という部分。
これは勉強に限らないです。
私は『価値観日記』をつけています。
そのときに「今日の良かったこと」などを書きます。
そこで思い出しても意外とすぐに出てこなかったりするんですよね。
良かったことが少ないだけでしょというのは無しでw
日頃から思考して「想起」は意識しておいた方が良いです。
(P.101) 「他の学生に教えなければ」と思いながら勉強したグループは、内容を正確に思い出す確率が28%も高く、とくに重要な情報ほど記憶に残っていたのです。考え方を変えただけでここまでの差が出たのは、他人に「教えるつもり」になったおかげで学習の姿勢が能動的になったからです。他人にうまく説明するには、自分の中で要点がまとまっていなければなりません。そのため、私たちは人に何かを教えなければならないと思うと、反射的に問題のポイントを探して整理し始めます。そうした学習の姿勢が、自然とアクティブラーニングに切り替わった訳です。この手法は、予習でも復習でもどんな場面でも使えます。いつでも「この解法を友だちに説明するには?」などと考えながら勉強してみるといいでしょう。
私は過去にブログで読書感想文(書評)です。
ブログでするようになってからアウトプットの質が変わった。
そのように書いた記憶があります。
これは引用でDaiGoさんの仰る通りだと思います。
そして最近はツイッターでの自己発信をがんばっています。
ここでさらにアウトプットの質が変わっています。
最近の情報吸収や過去の知識の引き出し方は倍以上になっている実感です。
それくらい「能動的」になっています。
私自身の実体験としても納得する視点です。
(P.120) つまり、最大のコツはつねに工夫することなのです。
「どうやったら、もっと簡単に覚えられるだろう?」
「どうやったら、もっと面白く覚えられるだろう?」
こうして、より簡単に学べる方法を考え続ければ、それは自動的にアクティブラーニングになります。この点さえ押さえれば、私がかつて参考書をバラバラにしたように、何をやっても構いません。すべての学習をアクティブラーニング化しましょう!
すべての学習をアクティブラーニング化。
ブログの書き方だってそうだと思います。
楽しくやっていた方が長続きするはずです。
それこそ「実生活をアクティブラーニング化」でいいんじゃないでしょうか。
学ぶのは本だけじゃないですしいろんなところから学べますからね。
視点変更してアクティブラーニング化を実践していきたいです。
【最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法】
・まとめ
【新刊】昔ながらの非効率な勉強から卒業 DaiGoの超効率勉強法でした。
効率的であり科学的根拠もある勉強法。
私は受け身の勉強ではなく能動的にやりたい。
それに「アクティブラーニング化」は意識的になりたいです。
勉強する機会はいくらでもありますし何歳からでも遅くありません。
本書を読んで諦めていた試験合格を目指したいと思うかもしれません。
それくらい勉強が楽しくなり成果が上がる方法が多く書かれている書籍です。