・私は質より量というタイプ
私は「質より量」を重視しています。
と言っても「量より質」だって間違っていません。
本人の性格次第じゃないでしょうか?
そのように言いたい部分もあります。
ただ、「量より質」のタイプの人。
そのような人もその「量より質」をさらに速くした方がいい。
「質より量」のタイプだって少しでも質を上げた方がいいですからね。
だから、私はどちらが正解なんてことは言いませんし思いません。
でも、これからの時代は「速さが大切」は色んな場所で言われていることです。
だからこそ、「速いミスは許される」ってテーマは良いと思います。
特に「完璧主義」になりがちな人です。
そういうタイプの人にはギクッとする部分があるかもしれません。
ちなみに「質より量」と思っているタイプの私でもありましたw
そこを踏まえたら中谷彰宏さんが言うことにギクッとする解説があると思います。
ということで、時代の移り変わりが激しい今の時代に良い本を紹介します。
書名:速いミスは、許される。
著者:中谷彰宏
出版社:サンクチュアリ出版
出版年:2017年11月25日
ページ数:232ページ
仕事が面白くなる60の小さな工夫。
私が中谷彰宏さんの本を読んでいて思うこと。
私は中谷彰宏さんの本はジャンル的に「自己啓発」とあまり思いません。
どちらかと言うと、既存の私生活を違う視点で見る練習。
「着眼点が違う」という部分でよく学ばせていただいています。
「おーー、こういう見方があるんだ!」と気づきを与えてもらうことが多いです。
今回の書籍も「速いミスは許される」ということでどのようなことか書評します。
・クオリティー上げることよりもまずは速く!
[この本は、3人のために書きました]
1:仕事が、面白くなるようにしたい人。
2:人間関係を、よくしたい人。
3:運気を、よくしたい人。
本書の目次です。
中谷彰宏さんの書籍ではお馴染みのフレーズ。
この本は、3人のために書きましたです。
3人どころか「すべて該当するよ!」と思った人。
私もそんなタイプなので気持ちにすごく共感します。
今回も中谷彰宏さんらしい書籍だったので私の体験も含めて書評しますね。
(P.35-36) クオリティーを上げることよりも、まずは速くすることを目指します。ミスは必ず発生します。完璧にすることはできません。ミスをすることを前提に考えれば、ミスをした時に迷惑を最小限にできるように、早めにしておけばいいのです。明日までなら今日、明後日までなら明日までに、1日でも早く仕上げることです。実際には、速い人はミスが少なくて、遅い人はなぜかミスが多いのです。
クオリティーを上げることよりもまずは速く。
たとえば、ユーチューバー(YouTuber)になりたいなら毎日投稿する。
私はこれは大切なことだと思っています。
スタート地点は誰しもこの考え方が私はオススメします。
私が雑誌やラジオにハガキを多く送っていたハガキ職人時代。
ラジオ番組や雑誌に1ヵ月、100通から200通のハガキ送っていました。
当ブログを開始した当初は1日、2記事3記事は当たり前に記事投稿していました。
ここからわかる通りで私は「数撃ちゃ当たる」タイプです。
ただし、この「数撃ちゃ当たる」という考え方に補足したいことがあります。
「数撃ちゃ当たる」は「何が当たるか分からない」とも言います。
私はチェックしたいから投稿ネタをメモっていたことがあるんですよ。
このメモは私がネタに「自信作」と思えるものはマークしていました。
そういう部分を調べたかったので一時期ノートのネタ帳を残していました。
ところが、選ばれたのは自信作と思えない作品も多かったです。
これは私としては当たり前なんですよ。
天才的な人。たとえば、今でいうと秋元康さんですかね?
そういうタイプじゃないとなかなか狙った通りに行かないと思います。
だって、私の感性とラジオのパーソナリティー。
それに、雑誌なら編集者(ライター)さんの感性って違いますからね。
私が「これは自信作!」とか「これはすごい!」とか思ってもです。
他の人から見たら「いや、別に…」と思われても仕方ない部分もあります。
逆に私としては「すらすらと書いた記事が大ヒット」も多いです。
【正直に暴露します! ブログに役立つオススメWebサービス10選】
たとえば、私のこちらの記事です。
不思議の国のアラモードで最高のはてなブックマーク(はてブ)数の記事。
この記事は狙った記事ではなく思い立ったが吉日でした。
私が思いついたので、まとめておこうと思いスラスラと書きました。
その結果が今でも最高のはてなブックマーク(はてブ)数になっています。
だから、紙一重と言えば紙一重ですし、完璧を求め過ぎたらダメって話。
私が「まあ、いいや」と思って判断していたら無かったわけですから恐ろしいですw
ということで、今からの時代は《特に》速くを重視していきたいですね。
(P.56) 面白い人は、いろいろなことをたくさん知っている人ではありません。同じことを、みんなと少し違う目線で見ることができる人です。自分自身の目線も変えて見ます。同じものを見ても、昨日と違う目線でその物事を見ることができるようになると、そのものは、鮮やかに新鮮なものとして見えてくるようになるのです。
この考え方は確かにと思います。
「違う目線」や「違う視点」で見ること。
同じ話を同じように話すだけではって話ですよね。
こういうのはアニメやドラマや映画などを視聴する時にも参考になると思います。
「今回は○○の視点で視聴してみる」って視聴の仕方です。
これはキャラクターに限りません。
役者(声優)さんや監督さんやスタッフさんなどなど。
考えてみると本人が思う以上に見方の視点ってあるんですよね。
だから、画一的な見方にとらわれずに多角的に見る視点は意識したいです。
(P.101-102) 待ち合わせで、やむをえない理由で遅れることがあります。たとえば、7時の待ち合わせなのに、7時に「すみません、ちょっと遅れます」という電話をかけてくる人がいます。自分としては、遅れる連絡をしているので、いいことをしているつもりです。実際は、相手の時間を奪っています。相手は、7時に会うつもりで会社を出ています。遅れる連絡は、少なくとも相手が会社を出る前にすることです。会社を出る前に「30分遅れる」という連絡がくれば、会社を出る時間を30分遅らせて、その分、会社で仕事ができるのです。
私は遅刻には寛容です。
30分遅れようが、1時間遅れようがまったく気にしません。
そういう遅刻に関しては人それぞれの考え方や事情がありますからね。
ただ、寛容は寛容なんですが、引用の部分はわからなくもないですw
何がわからなくもないかというと特にこの部分です。
会社を出る前に30分遅れると連絡がくればという部分。
会社を出る時間を30分遅らせて会社で仕事ができたという部分です。
これは会社に限らない話だと思います。
待ち合わせ時間まで書店でぶらりとしていた。
待ち合わせ時間まで喫茶店で仕事したり読書したりしていた。
待ち合わせ時間なので待ち合わせ場所で待つ。
そうしたら、相手から「30分遅れる」という連絡。
「おいおい」になるのも無理は無いと思います。
だったら、まだ向かわず元の場所に居たのに…と思っても無理は無いです。
相手のことを思うならこういう視点も持っておきたいですよね!
(P.169-170) 選択肢が増えるほど、相手のストレスが大きくなって、交渉はまとまらなくなるのです。「この人が出る選択肢には必ずいいものがまじっている」というのが、絆であり、信頼感です。選択肢を挙げる時は、3つまでに絞ることが優しさなのです。
「3」という数字はマジックワード。
選択肢は3つにしようとはよく言われることです。
たとえば、「松・竹・梅」とか。
たとえば、「並盛・大盛・特盛」みたいな感じですね。
これはいろんな場面で役立つことだと思います。
選択肢が多いと迷いすぎて「やめよう」になることはあります。
私に関しては定期的に「ネット関連」の「断捨離」をしています。
私生活の方の「モノ」に関してはあんまり持たないタイプです。
ただ、ネットでブックマークしたサイトが多くなる。
書評で言うとメモが溜まりまくってしまうはほんとあります。
そうすると選択肢が多すぎて「見ない」という選択をしてしまうんですよね。
だから、ときどき見直して「重要なこと」へ絞り込む作業。
3つとは言わないですけど、出来る限り選択肢減らすのはしたほうが良いですね。
(P.185) 合う仕事は、世の中に1つもないのです。ここからがスタートです。夢も希望もないような話ですが、「合う仕事がない」と思うと、なんでも合わせられます。ヘンな期待をしないからです。合う仕事を探すのではなく、自分が仕事にどう合わせていくかです。
この中谷彰宏さんの考え方は斬新。
私は「違う視点で考える」という意味で目からうろこでした。
「合う仕事がないがスタートライン」っていいですね。
合う仕事が無いからこそ、変な期待をせず何でも合わせられる。
こういう視点ってなかなか考えないので中谷彰宏さんの大好きなところでもあります。
【速いミスは、許される。】
・まとめ
まずは速くこなしていく! 中谷彰宏の速いミスは許されるでした。
速くこなすということ。
これからの時代の必須スキルだと思います。
「時間は有限」です。
「時間は待ってくれない」わけです。
となると、「速さ」なんだろうなと思います。
今回の中谷彰宏さんの書籍も気づかなった「着眼点」に気づけました。
中谷彰宏先生の「思考」や「視点」ってほんと新たな気づきに最高です。