・ゲームの続編タイトルもそうじゃないですか?
最近のゲームはスマホゲームが主流。
家庭用ゲームはあまりやっていない人も多いかもしれません。
しかしながら、ゲームのタイトルです。
「○○3」だったり「○○5」だったり数字が書いてあるタイトル。
いわゆる、続編のナンバリングがあるゲームも多くあります。
そこで、たとえば、3から始めました。
それが好きだったので、1をやってみようー。
こういうゲームの楽しみ方をした人もいるんじゃないでしょうか。
私のスーパーマリオに関してです。
ファミコンのマリオブラザーズ3からプレイしました
そこから、ファミコンの1や2もプレイしました。
今回の書名でもあるドラゴンクエスト。
私は恐らく4からプレイしていると思います。
その次はファミコン版の3でその次がスーパーファミコンの5。
そして、スーパーファミコンでリメイクされた1と2をプレイした記憶です。
ファイナルファンタジーは5か6からだと思います。
というわけで、ゲームって「基本的」に後に発売されたタイトル。
数字が後からのタイトルをプレイしても大丈夫なタイトルが多いです。
しかしながら、ゲームじゃないのにそれをやってしまいました。
それが、今回の書評のタイトルになります。
人生ドラクエ化マニュアルIIを約1ヵ月前に書評しているんですよね。
そこを踏まえての今回は最初を書評させていただきます。
書名:人生ドラクエ化マニュアル 覚醒せよ! 人生は命がけのドラゴンクエストだ!
著者:JUNZO
出版社:ワニブックス
出版年:2015年4月17日
ページ数:239ページ
人生は命がけのドラゴンクエストだ!
私はドラクエのやり込みゲーマーでした。
キャラクターをレベル99まで育てる。
仲間にできるモンスターは根気強く戦闘して仲間にする。
ラスボスをクリアする以外にもとことん遊びつくしました。
それくらい「人生ゲーム」も味わい尽くしてやり込みたいです。
そういう考え方をインストールするのに役立つのが本書です。
・「人生ゲーム化」のコツが学べる書籍
(まえがき) 本書を読み終わったころ、あなたには、今までとは全く違った世界が見えているだろう。そう、いつもの見慣れた世界がゲーム世界に見えているはずだ。そして、自分の人生ゲームのコントローラーを握りしめ、ワクワクしながら、ゲームスタートボタンを押し、自分独自の人生ゲームを進めていくことになるだろう。
まえがき
第1章:人生はドラクエ化できる!
第2章:人生のゲーム目的 ワクワクしなかったらゲームは始まらない!
第3章:人生の敵 敵との闘いを楽しめ!
第4章:人生のゲームルール ルールを味方につけ、ゲームを楽しめ!
第5章:仕事のゲーム化 職場を楽しくてたまらないものにするために
第6章:ゲームスタート 自分のコントローラーを握りしめ、人生ゲームを始めよう!
第7章:ゲーム世界の創造主、宇宙との対話
あとがき
本書の目次になります。
「人生ゲーム化」って意味でとても参考になる書籍です。
人生をゲーム化しようは昔から言う人は多くいたと思います。
ただ、書名にまでして多くの本が出回るようになった。
そのキッカケになったのは本書ではないかと私は思っています。
それくらい初めて読んだときに刺激を受けた1冊でもあります。
今回は久しぶりに読んでみて今の私が特に感じた部分を書評します。
(P.55) 人生のゲーム目的に「自分自身がワクワクし、ロマンを感じ、実現したくてたまらない夢」を設定すれば、人生はゲーム化するのだ。逆に言うと、「ちっともワクワクしないもの、ロマンの”ロ”の字も感じないもの、心から実現したいとは思っていないもの」をゲーム目的に設定しても、人生は全くゲーム化されないのだ。
まずゲーム目的です。
自分自身がワクワクする。
自分自身がロマンを感じる。
そういう夢を設定しようと著者のJUNZOさんは仰っています。
私はこの部分に付け足しがあるんですよ。
この「ワクワク」という部分です。
常に「テンションMAX」や「やる気がみなぎっている」みたいな感覚。
自己啓発書などで「ワクワクしよう!」を見て「うーん…」ってなる。
そのような人って絶対にいると思うんですよ。
本書が「ゲームについて」なのでちょうどよいと思います。
私は「ワクワク」ってそうじゃなくても良いと思います。
どういうことか。
楽しくゲームしていても黙々プレイはあるからです。
レベル99にするためにいつもテンションMAXではない。
レアモンスターを仲間にするのだって何千回も戦闘するわけですからね。
「新しい土地」に行ったり「ラスボスを倒す」だけのワクワクじゃない楽しみ。
そういう楽しみ方もゲームにはあるというのは補足したいと思います。
ここは「たまらなく実現したい夢」が設定されているのが大きいと思います。
だからこそ、レベル99にするのも苦にならないで黙々プレイできるのです。
(P.76-77) 「自分がゲーム目的として設定するとよいものは、出会った瞬間、理屈抜きで『これだ!』と分かるようになっているよ」とジョブズ氏は言っている。好きな人と初めて出会った時、理屈抜きでトキメくのと同様のことが、ゲーム目的との出会いに関しても起こると言っているのだ。この演説は、その大学の卒業生以外の多くの人の心をも打つものとなり、全世界に広まっていった。さぁ、アナタも心トキメく人生の目的探しの冒険に旅発とうではないか(キミの明日が終わらないうちに)。
「好き」という感覚。
私はよく「肌感覚」という言葉を使います。
理屈抜きで「コレ!」ってセンサーは働いています。
これは誰しもが持っていると思います。
ただ、使わないとセンサーの感度が落ちてしまう。
そういうことはあるのではないかと感じます。
でも、そのときでも分かるものってありますからねw
そういうのはほんと凄く良いものなので忘れちゃダメだと思います。
(P.88-89) 現実での敵に対して人は、ムカついたり、邪魔だ!と思ったり、落ち込んだりと、大体、マイナスの反応をとる。そこで、人生をゲームとして楽しむためには、
敵(障害)と遭遇した時、その人生での敵(障害)
=自分の人生ゲームを面白くしてくれる存在
=格闘することにより経験を積ませてくれる存在
=倒しがいのあるモンスター
=攻略法を考えるのが楽しいパズル
とプラスに捉え、その攻略を楽しみながら敵との闘い(もしくは敵を味方に変えること)を愉しめばいいということなのだ!
この発想の転換こそが、この闘いを楽しむ姿勢こそが、人生をゲーム化する際に必要なのだ。
ゲームの世界のモンスター。
「経験値」をくれたり「お金(ゴールド)」をくれます。
あなたを惑わす「ダンジョン」だって達成感ありますよね。
つまり、日常での「ゲーム感覚」を研ぎ澄ます。
こちらの引用にある「発想の転換」は本当に役立つと思います。
ゲームだったら攻略しようと楽しめる。
でも実際は…ってそんなことも無いですからね。
頭を「ゲーム脳」にしておくとあなたの生きやすさは変化すると思いますよ。
(P.154-155) 自分の好みを見分けるのは簡単だ。あるものに出会った時、ワクワクしてくるようなら、それは好みの分野だ(もしかしたら、なおかつ、得意分野かもしれない)。しかし、得手不得手は、それを実際にやってみなければ分からない。よって自分の得意分野を知るためには、好みのものに、まずは片っ端から手を出し、それが自分が得意かどうか見極める必要がある(想像は現実とズレるルールの活用)。そして、人生における闘いの鉄則は、自分の土俵(得意な分野)で闘うこと。得意な分野で勝負すれば誰でも勝てるし、苦手な分野で勝負すれば負けるのだ。アナタは自分の得意な土俵の上で日々、闘っているだろうか?
仕事を見つけるときのコツ。
こちらも「ワクワク」するもの。
ただし、ここで重要なことがあります。
「得手不得手を勝手に判断しない」です!
まずは片っ端から手を出すことをオススメしています。
ここは私も同感です。
「やってみないとわからない」んですよね。
自分の価値判断って「想像(妄想)」なので合っていないことも多い。
だから、まずはやってみてどうなのか確認する作業。
それで苦痛だったり合わないとか思えばやめたら良いと思います。
どこに自分にとっての原石が眠っているか本当にわかりませんからね。
(P.167) 「ゲーム目的達成第一主義」から「ゲームプレイの楽しみ第一主義」へとパラダイムシフトさせた時、ゲーム目的達成については、どのように考えればよいかと言うと、こうだ。ゲームを楽しみながら進めているのだから、ドラクエ同様、気が付いたら、ゲーム目的を達成していた状態になるだろう!
ひょっとすると、今目指しているゲーム目的よりも、もっと素敵な目的を達成しているかもしれない!
このような楽観的信念でゲームを進めると、これが自己暗示ともなり、結果的にゲーム目的達成の可能性も高まる、というのが本書の考え方だ。
気がついたら目的を達成していた。
私はどちらかというとそのタイプです。
しっかり目標を立てて順序立ててよりもまず楽しむ。
そして、ゴールを達成してエンディングを迎えたいです。
これはどちらが良い悪いとかではなく本人の性格です。
どちらも、上手くゴール達成できればいいと思うんですよ。
自分がどちらのほうが「楽しい気分」になるのか。
そこを見直してみるのもいいかもしれませんよ。
【人生ドラクエ化マニュアル 覚醒せよ! 人生は命がけのドラゴンクエストだ!】
・まとめ
人生なんてゲームだ!!! JUNZOの人生ドラクエ化マニュアルでした。
あなたも人生をゲーム化してみませんか?
そのための「攻略本」って言えるのが本書になります。
本書は偉人や有名人の名言も多く載っています。
「名言集」としても読み応えがある1冊でもありますよ。