【新刊】 養老孟司の時間をかけて考える

・養老先生の読書論!

 


どうも管理人のポポリッチです。

 

養老孟司。
養老先生の読書論。

 

本書の書名。
時間をかけて考える。
本当に大切なことだと思います。

 

私は見切り発車でもゴー。
少し考えたら進んで行くタイプ。
だから逆の視点も大事にしていきたい。
というか本書の話は興味深かったです。

 

 

 

時間をかけて考える

 

 


書名:時間をかけて考える


著者:養老孟司


出版社:毎日新聞出版


出版年:2024年3月4日


ページ数:272ページ

 

 


本気でわかりたい君へ。
養老先生が教える。
本を深く読む極意。
早速、書評に入らせていただきます。

 

 

 

・唯一無二の読書エッセイ!

 

 

(P.54) 新しい見方は、新しい用語を必要とする。

 

 


新しい用語を知る。
新しい見方ができる。
この考え方とても分かります。
実際に繋がったことも多いです。

 

視野を広げたい人。
用語を知ることも大切。
そのために何をしたらいいかです。
やっぱり、読書だと思う人なんですよね。

 

 

 

(P.103) 世界がグローバル化するということは、そこまでものごとが複雑になっていくことである。こういう世界で生きていくことが、簡単なはずはない。自分が作り出した世界を、人はどこまで理解しているのだろうか。




こちらの引用箇所。
2008年5月25日の書評。
最後の終わりの言葉。

 

今から約26年前です。
世界がグローバル化する。
現代はまさしくそうじゃないでしょうか。

 

生きにくさを感じる人。
逆に生きやすさを感じる人もいる時代。
自分が作り出した世界の理解の把握は大切ですね。

 

 

(P.130) よく考えずに、こうだと決めてしまっている。世間で論じられたことには、あんがいそれが多いのではないか。




世間で論じられたこと。
例えば、電気自動車。
環境に優しいと言われてますよね。
果たしてそうでしょうかと考えたことありますか?

 

日本中に電気自動車の充電スタンドができます。
充電するためには電気が必要です。
今の日本は火力発電が中心。
そのエネルギーに関して仰っている人がいました。

 

ガソリン車よりも火力発電のエネルギー使う。
しかも今の時点だと日本は夏に電力不足もよく言われますよね。
電気自動車が普及したらその分のエネルギーどうするんでしょうか。

 

もちろん、新エネルギーが出てくる可能性もある。
それに今も電気自動車は日々試行錯誤されているので分かりません。
ただ、現時点では世間がよく考えずに決めてしまっているに当たるかもしれません。

 


【時間をかけて考える (養老孟武)】

 

 

 


・養老先生の視点はおもしろかった!

 


【新刊】 養老孟司の時間をかけて考えるでした。

 

私が普段は読まない。
そういうジャンルの本が満載。
そして養老先生の解説も刺激的。
学びになることが満載。
いろいろ考える機会になる内容でした。