・自分と向き合い進化し続けた27年間の記録!
どうも管理人のポポリッチです。
27年間の記録。
福永祐一さん。
競馬騎手として活躍しました。
引退。
現代は調教師になりました。
その半生はいろいろあります。
父親が天才と言われた騎手です。
どうしても二世と言われる。
そこを含めても本人の葛藤。
騎手を引退するまでの話。
今後の調教師に向けての話が書かれています。
書名:俯瞰する力 自分と向き合い進化し続けた27年間の記録
著者:福永 祐一
出版社:KADOKAWA
出版年:2024年3月1日
ページ数;242ページ
10代。
20代。
30代。
40代。
騎手としての話が満載。
苦しい時代のエピソード。
その辺りも満載でした。
競馬好きの私が語っていきたいと思います。
・天才の息子は天才ではなかった!
(P.32) 今になってわかることだが、「周りの人が自分をどう見ているか」という情報が入ってこない時代、SNSというツールがまだなかった時代に、騎手人生をスタートさせることができたのはラッキーだった。そこはちょっと時代に救われたような気がしている。
現代は気にしている人が多い。
ネットの話。
SNSの意見ですね。
1人の意見が正しいとは限らない。
とは言え、1人からの意見に影響を受ける。
そこは人間として仕方ないと思います。
福永祐一さんもネットに溶け込もうとしていた話は書かれている。
そこから距離感を取ったの本書の話で理解できました。
こういう感情は理解できます。
とは言え時代が進んでいるのは事実。
この辺りの対処方法を自分の中で自覚する。
受け流し方やスルースキルになってきます。
こういう部分も大切になるんじゃないでしょうか。
福永祐一さんに関しての個人的意見。
SNSやネット見ない選択肢を取った。
ここだと思うんですよね。
私は知名度ある方で騎手(今は調教師)。
そういう人なら有りの選択。
例えば、コメント欄を閉鎖。
一方通行で発信も有りと思います。
その人の情報を見たい人も多いと思う。
ちなみに私はブログのコメント欄は閉鎖。
Twitterも相互フォロワーさんのみリプライ受付。
これで困ったことは本当に無いんですよね。
現代はそういう調整することも有りと思いますよ。
(P.105) それ以降も、パフォーマンスに影響するほどに緊張したことなく、適度な緊張感とうまくつき合ってこられたのも、ひとえにキングヘイローでのダービーの経験があったから。
キングヘイローの話です。
スペシャルウィークが勝利したレース。
この日本ダービーの逸話は多いです。
福永祐一さん。
過去にいろいろ語っていると思います。
本書でもその話は語られています。
まだまだ新人から数年の時代。
日本ダービーの後の話は書かれていません。
いろいろ思うところあったと思います。
騎手変更されてしまいましたからね……。
私はキングヘイロー大好きでした。
福永祐一さんとのコンビも好きでした。
もちろん、柴田善臣騎手のG1制覇も好き。
ただ、福永祐一さんのこの日本ダービーは忘れませんね。
(P.204) 「調教師試験の勉強が楽しいなんて……」と驚かれるが、調教師になりたくて勉強をしているのだから、その内容はどれも興味のあることばかり。一次の筆記試験の内容は、競馬法規に始まり、馬術や調教法、馬学、獣医学、衛生学と多岐にわたるが、どんどん知識が入ってくるのが面白かったし、時間があればもっと勉強したいなと思いながら、ずっと机に向かっていた。
調教師試験。
一発合格した秘訣。
相談を受けていた秋山真一郎騎手。
元騎手ですがこちらも一発合格されています。
これはアクティブラーニングですよね。
楽しく勉強していたらどんどん脳内に入る。
私も原付免許を取得したときに未来にワクワク。
今後に対してのこと楽しみながら勉強して合格したんです。
1週間で試験を受験して合格したのは過去に描いています。
【俯瞰する力 (福永祐一)】
・競馬のエピソードに限らずですよ!
【新刊】 福永祐一の俯瞰する力でした。
本書のまえがきに書かれています。
全ては読み手の皆さんに委ねたい。
私は競馬に関して知っている人です。
とは言え、多種多様な考え方。
福永祐一さんの視点を知れて楽しかったです。