・お風呂は危険が潜んでいる!
どうも管理人のポポリッチです。
声とのどの専門医。
渡邊雄介さんの書籍。
毎日10分長生き風呂カラオケ。
ご年配の方に向けて書かれています。
とは言え若者でもお風呂場でのヒヤリ経験。
湯船に浸かりながら寝てしまったことがある。
そういう人には参考になる視点が満載でした。
書名:毎日10分-長生き風呂カラオケ
著者:渡邊 雄介
出版社:中央公論新社
出版年:2024年2月9日
ページ数:160ページ
声とのどの専門医がすすめる極ラク健康法。
あくめでもメインは風呂カラオケです。
しかし、それ以外の情報も興味深い。
のどの不調が気になる人にも参考になるかと思います。
・体験者の声もあったり興味深い1冊!
(P.10) 「入浴中にウトウトしてしまう」 「最近つまずきやすい」 「食事中によくムせる」 ひとつでも思い当たったら、風呂カラオケの始めどきです。今は問題ないかたも「転ばぬ先の杖」として、ぜひ習慣にしてください。
冒頭に書かれています。
「のどの筋トレは人生100年時代に必須のトレーニング」
もちをのどにつまらせてしまう。
これものどが衰えているから起きる部分もあります。
日頃からのどを鍛える意識をもっと持ちましょうというお話。
(P.76) 日本では年間2万人ものかたが、風呂場で命を落としています。犠牲者の約9割が、65歳以上の高齢者です。医学的には「ヒートショック(温度差で起きる血圧の乱高下)」と「入浴熱中症」によって体調が急変して溺れることや、心筋梗塞などを起こすことが、お風呂の事故死の大きな引き金のようです。
冬場は特に要注意ということ。
それがヒートショックですね。
日本と海外の文化の違いがあります。
日本は湯船に浸かり海外はシャワー文化。
だから日本は風呂場で命を落とす人が多いんです。
風呂場で命を落とす人の理由が寝てしまっての溺死。
そのまま溺死してしまうこの理由も丁寧に解説されています。
本書の風呂カラオケというのは色んなメリットがあります。
(P.91) お風呂で溺れる人の9割は、高齢者です。60代前半までは、身の危険を感じて難をのがれる能力が働きやすいので、湯船で寝入っても、顔がお湯につくとたいていハッとして目覚めます。
私の体験。
人生で1度だけ。
浴槽に浸かりながら寝入ったことがあります。
これは不幸中の幸い。
私の場合は顔がお湯につくまでいきませんでした。
そのままの姿勢で寝ていただけでした。
でもヒヤリとした体験なので以後気をつけています。
本書のお風呂カラオケ。
こういうことを防ぐメリットがあります。
それ以外にものどのケアに活かせる視点。
他のメリットも多く紹介されている方法です。
【毎日10分長生き風呂カラオケ (渡邊雄介)】
・お風呂カラオケ以外のワークも満載!
【新刊】 渡邊雄介の毎日10分長生き風呂カラオケでした。
内容的にはご年配向けと書きました。
しかし著者である渡邊雄介さんのクライアント。
芸能人も含めて多岐にわたります。
本書の体験談には20代女性のライバーの方も話も掲載されています。
のどに関する最後のQ&Aまで知らないことも知れて内容的に満足でした。