【書評】 諸富祥彦の承認欲求捨ててみた


・現代に持っていたほうが良いスキル!

 


どうも管理人のポポリッチです。

 

本書の書名は承認欲求を捨ててみた。
これはあくまでも私が思うところ。
別に捨てる必要は無いと思います。
承認欲求とは付き合い方じゃないでしょうか。

 

ある程度の承認欲求。
承認欲求を満たすの悪いことと思いません。
それがやる気などのモチベーションに繋がる場合もあります。

 

一方で他人の目を気にし過ぎてしまう。
ネット活動で目先の数字ばかり気にしてしまう。
承認欲求との付き合い方が下手な人は多いでしょう。
付き合い方という側面で参考になること多いですよ。

 

 

 

“承認欲求”、捨ててみた

 

 


書名:“承認欲求”、捨ててみた


著者:諸富祥彦


出版社:青春出版社


出版年:2022年11月21日


ページ数:224ページ

 

 


他人を恐れない。
自由を心を手に入れる。
自己改造法。
早速、私なりの書評していきます。

 

 


・9ステップ式の自己改造プログラム!

 

 

 

(P.42) 「承認」や「自尊(プライド)」への欲求は、うまく活かせば「人から認められたいから頑張る」といったように、肯定的な意味合いを持ちます。しかし、今は、承認欲求がいささか強すぎて苦しんでいる人が増えています。ネットの誹謗中傷などで自ら命を絶ってしまった芸能人のニュースもありました。




「嫌われてもいいんだ」
「私は私でいいんだ」
心構えを相当強く持とうという話。


ここは著者さんと少し違う価値観です。

そもそも前提としてです。
「誹謗中傷する方が絶対悪!」
ここが抜けてしまっているんですよね……。

 

当ブログが連日バズっていた頃。
1日1万PVは当たり前。
最高PV数3万5千人を達成しました。
その頃にアンチがつき誹謗中傷されました。

 

私はその当時の前から本を読んでいます。
他の方の誹謗中傷についてのブログ記事も読んでいます。
知識あってもメンタル的に相当追い込まれました。
引用箇所は誹謗中傷の実体験あると思えないんですよね……。
軽々しく言えないし私は承認欲求とここは結びつかないと感じています。

 

 

(P.87) 一方、50代60代には、「マウントをとられるという認識パターン」が、ありません。だからこの感覚、何だろう?となって理解が難しい。心の基本的なスキーマ(図式)が違うのです。




20代30代はプライドが高い。
それを踏まえての50代60代です。
SNS時代特有のこうしたスキーマ。
上の世代の人も知っておいたほうがいいと言う話。

 

著者さんの批判。
本書の批判するつもりありません。


ただ、1つだけ言いたいこと。
著者さんSNS利用者なんだろうか?
利用しても本名のフェイスブックのみとかでは無いかな……。

 

と言うのも私は10年以上ネット遍歴があります。
50代60代がマウントをとられるという認識パターンがない。
ブログやツイッターずっと見ていても思えないんですよね。


これが2010年とかの時代ならまだまだ理解できます。

本書の出版は2022年末です。
ここに関しては私のブログやツイッター体験。
日々のネット体験者として首をかしげる記述でした。


誹謗中傷されて開示請求した話。
相手は50代や60代だったという話もありますからね。

 

 

(P.99) 「自分」を変えようとしないこと。「自分の居場所」を変えてください。必要なのは、「環境調整」です。「自分磨き」ではありません。なぜなら、自分を変えるべき問題じゃないからです。




今回の私なりの書評。
著者さん批判や書籍の批判。
そういう意図はまったくございません。
このままだとそう感じられてしまうので最後にです。

 

こちらの引用箇所は共感。
私も同意見の人であります。
自分の居場所を変える。
環境調整すること出来ない人は多い。

 

私が音声配信しているときの相談。
○○グループ抜けたいけど抜けられない。
グループ活動していてしがらみを感じる人が多かった。
そういう意味で自分を変えるのではなく環境を変えてみる。
新たな一歩と言う意味で環境を変えるのも大切ですよ。

 


【承認欲求捨ててみた (諸富祥彦)】

 

 

 

 

・承認欲求との付き合い方が大切!


【書評】 諸富祥彦の承認欲求捨ててみたでした。

 

私の本書の解釈。
承認欲求との付き合い方。
承認欲求のみにとらわれない。
そういうニュアンスで読むのオススメします。
承認欲求と上手く付き合って楽しく活動したいですね。