・考えることの大切さ!
どうも管理人のポポリッチです。
本書は考えるについて考える。
考えることを深堀りしています。
誰でもすぐに考えることはできます。
でも考えると言っても考え方は人それぞれ。
考える土台があるなしはありますよね。
本書を読むと考える奥深さ。
バイアスに陥らない考え方。
思考を深めることができる内容です。
書名:働く君に伝えたい 「考える」の始め方
著者:出口治明
出版社:ポプラ社
出版年:2023年10月4日
ページ数:191ページ
まずは思考のスタートラインに立とう。
思考力を育む。
楽観的に生きられるようになる。
早速、本書を解説していきます。
・本書のテーマは考えるの始め方!
(P.7) 本書のテーマは、「考える」の始め方。これから社会に出る、あるいは出て間もない若者が、はじめに「装備」しておく武器である「考える方法」をお伝えしていきたいと思います。
【目次】
ガイダンス
第1講:なぜ考える力が必要なのか
第2講:考えるとは、どういうことか
第3講:どう考えればいいのか
第4講:考えることを阻害するアンコンシャス・バイアス
第5講:「勉強」こそが、バイアスを壊す
第6講:考える力をつけ、行動しよう
本書の概要と目次でございます。
とことん考えるについて深堀りされています。
私としてはバイアスの講の箇所。
いろいろ考える機会になりました。
(P.35) いい武器となる知識と、トレーニングを重ねて手に入れる思考力。どちらも欠かすことのできないものですが、まずは武器がなければ何も始まりません。
まずは武器となる前提知識。
自分がバイアスに陥っていたとします。
バイアスを知らんければ陥っているのも気づけませんからね。
引用箇所は料理に例えるとわかりやすいかと思います。
材料とレシピがあって料理ができます。
材料だけあってもレシピだけあってもダメですよね。
相関関係を意識して知識を入れて思考力を高めたいです。
(P.88) ニュースやSNSの意見を見て、反射的に同調したり反対したりしてしまうときは、ひと呼吸置いて「ほんとうに?」「どのデータだろう?」と立ち止まって調べてみてください。
ここで紹介されていること。
日本の国会議員の数。
ニュースやSNSを見ているとです。
国会議員の数が多いと聞きませんか?
実は日本の国会議員の数。
人口100万人辺りの数になります。
世界の中で168位なんです。
思ったより低い順位で驚きました。
(P.109) 大切なのは、だれもがバイアスを持っていることを意識すること、それが考える行為を阻害していることを自覚することです。
バイアスは誰しもが持っている。
大小やっぱりあるのが人間です。
あるのは仕方ないから気づけることですね。
○○県の人は○○。
長男や長女は○○。
末っ子は○○が多い。
最近の若者は…などもそうですね。
挙げたらキリが無い。
色んなところにバイアスがあります。
しっかり自覚できるように意識的に思考したいですね。
【働く君に伝えたい考えるの始め方 (出口治明)】
・人・本・旅で学ぶ!
【新刊】 出口治明の働く君に伝えたい考えるの始め方でした。
出口治明さんは人、本、旅で学ぶことが良いと語っています。
私も色んな人のお話し。
本を読んで視野が広がることが多い。
本書も知らないことを知り知識として吸収できました。
考えることについて改めて考える機会になる1冊です。