・1ミリも難しくない統計学!
どうも管理人のポポリッチです。
統計学。
なんだか難しそう。
そのように思われる人もいるかもしれません。
安心してください。
数学が苦手な私でも楽しく読めました。
本書は読みやすいように日常の出来事。
書名タイトルの件も含めて楽しく統計を解説されています。
思わず腑に落ちることも多かったですよ。
書名:スマホゲームのガチャでSSRを引く確率は?
著者:佐々木 淳
出版社:総合法令出版
出版年:2023年10月11日
ページ数:224ページ
読んだ瞬間話したくなる。
「統計・確率」の面白い門前話。
生活にあふれた数学。
正しく世界を読み解こう。
早速、本書を楽しく紹介していきます。
・数学が苦手な人も安心
(P.2) 本書では、数学が苦手な方でも楽しみながら統計の考え方を理解できるように、日常生活に関連した雑学を織り交ぜてお伝えしています。
【目次】
はじめに
第1章:ガチャでSSRを引くのはどのくらいの奇跡?
第2章:カンニングを正直に答えさせるには?
第3章:「全額返金キャンペーン」の罠
第4章:ルーレットで客が負けるワケ
第5章:「バラバラに思える」人の身長にある統計
あとがき
本書の概要と目次になります。
日常生活に関連した雑学。
読んでいて面白かったのでこちら中心に書評。
楽しく私なりに感じたことを話していきます。
(P.11) 降水確率は10%区切りで、一の位が四捨五入されるので、降水確率0%は、「0%以上5%未満」の確立を示しています。
こちらご存知でしたか?
私はこれは知らなかったです。
こちら何を言ってるかの話。
降水確率0%で雨が降ってきた。
そのような経験は皆様もあると思うんです。
つまり、降水確率0%。
実は一の位が四捨五入されている。
本当は0%じゃない可能性もあったということですね。
(P.35) スマホのガチャはリアルのガチャと違って当たる確率(外す確率)が変わらないので、ずっと当たりを引けないこともあります。そのため、この「100回まわして63.4%」という数字は、思っているよりも高くない確率です。
タイトル回収。
私はSSRとか引きやすいタイプ。
くじ運は本当に良いんですよね。
100回まわして63.4%で当たる。
ここを高いと見るか低いと見るかは人それぞれ。
絶対に当たるわけではなくて毎度の抽選ですからね。
これはパチンコをイメージすると理解しやすい。
確率99%の甘デジ。
100回まわせば絶対に当たるわけじゃ無いですからね。
むしろ、99回転から数倍ハマりしている台も多いですし(笑)。
(P.92) 遅ればせながら統計データを読む際の心構えをお伝えすると、データを批判的に、中立的に読むことが大切であることが挙げられます。
統計データを騙す手法も語られています。
この辺りも親切丁寧と感じました。
とあるインフルエンサーさんが仰ってました。
数字を見るのは大切だけど数字を疑うのも大切。
本書の引用と同じことを言っていますね。
数字があっても脚色されている場合がある。
都合のいいように見せている可能性があるのも疑う。
データを批判的に中立的に読む大事だと改めて感じました。
【スマホゲームのガチャでSSRを引く確率は? (佐々木淳)】
・腑に落ちる話が満載でした!
【新刊】 佐々木淳のスマホゲームのガチャでSSRを引く確率は?でした。
統計というと取っつきにくい。
難しい印象がどうしてもありますよね。
日常生活を踏まえての解説なので楽しく読めました。
降水確率の話は知らなかったので目からウロコでした。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。