・本書は適格
どうも管理人のポポリッチです。
死にたいほど積極では無い。
でも終わりにしたいという気持ち。
本書の冒頭に書かれています。
こういう人は昨今多いと思います。
誰しも生きていたら色んな体験ある。
消えたい。
もう終わりにしたい…。
でも自死をしようとは思わない。
この範囲で精神的に苦しんでいる人は多そうです。
本書がきっと手助けになると読んで感じました。
書名:「消えたい」「もう終わりにしたい」あなたへ
著者:水島広子
イラスト:細川貂々
出版社:紀伊國屋書店
出版年:2023年4月7日
ページ数:120ページ
・コラムも良かった!
(P.7) なお、「死にたい気持ち」をもつ人のことを知りたい方のために、解説的な内容をコラムにしています。いま現在死にたい気持ちをおもちの方は、興味がなければコラムを飛ばしてお読みいただければと思います。
本書の概要です。
目次は細かく書かれています。
本書はページ数は少ない。
とは言え濃密な内容になっています。
(P.22) 「消えてしまいたい」「もう終わりにしたい」というのは、日々生きづらさを感じ、苦しんでいる人たちがふつうに抱いている思いです。
仰る通りですね。
冒頭でも書きました。
こういう気持ちを抱いている人は多い。
だからこそ本書のような書籍。
読んでみて指針になる内容の本。
助けになる人は多いと感じます。
(P.93) 「自分のよいところ探しをしよう!」「自分の好きなところを見つけよう!」というメッセージは、それらの事情を考慮していないもののように感じます。
これは鬱の人。
頑張ってと言うのと近いですね。
そのメッセージは届かない人もいるし傷つく人もいる。
そういう話にもなります。
私はネガティブなことを書き出す。
否定的なことを書き出すワークも肯定しています。
生きていたらいろんな感情が湧き起こるのが人間。
自己否定したり裁く必要はない。
とは言え、ずっと囚われることもないですよ。
だから書いて破ったり焼いてスッキリする。
そういう感情を吐き出すのも有りじゃないでしょうか。
【「消えたい」「もう終わりにしたい」あなたへ (水島広子)】
・人間塞翁が馬!
【新刊】 水島広子の「消えたい」「もう終わりにしたい」あなたへでした。
私が大切にしていること。
人間塞翁が馬です。
死ぬまで人生はどうなるか分かりません。
悪い経験があったから今がある。
あの最悪の経験があるから今の幸せな人生がある。
そういう人も多くいます。
私も人生、一喜一憂せず長期的な視点で見ていきます。