【新刊】 平木典子の言いにくいことが言えるようになる伝え方

・自分も相手も大切にするアサーション

 

 

どうも管理人のポポリッチです。
 
本書は文庫本。
2017年10月に刊行。
 
「がまんをやめる勇気」
 
こちらを一部加筆。
再編集して改題した本になります。
アサーションの第一人者の話は気になるので読んでみました。
 
 
 

言いにくいことが言えるようになる伝え方 自分も相手も大切にするアサーション

 

 

 

書名:言いにくいことが言えるようになる伝え方 自分も相手も大切にするアサーション

 

著者:平木 典子

 

出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン

 

出版年:2023年1月27日

 

ページ数:192ページ

 

 

 

言いたいことを我慢していませんか?
自分も相手も大切にしながら言いたいことが言えるようになる。
本書でアサーションを学んでいきましょう。
 
 
 

・コミュニケーションを円滑にするアサーション

 

 

(P.6-7) アサーションが、みなさんの「ありのまま」を見つけるのに役立つことを期待しています。なお、本書で述べられたカウンセリングの事例は、プライバシー保護のため、類似の複数の事例を基にして創作されていることをお断わりいたします。

 

 

 

【目次】
 
はじめに
 
1章:言いたいことをがまんしていませんか?
 
2章:なぜ、言いたいことが言えないのか
 
3章:アサーションで「思い」に気づき、自然体に生きる
 
4章:《実践》アサーティブに「思い」を伝える
 
5章:「思い」を大切にするとは、自分に正直に生きること

 

 

 

本書の概要と目次です。
事例を交えての解説。
事例を基にして創作されているのは理解しやすいですね。
アサーションを楽しく学んでいきましょう。
 
 
 
(P.62) 科学が進歩し、便利になった社会で、一見、人は自由に生きているように見えますが、未熟な形で生まれる人間は、成長過程で「社会の知恵」を習い、それに従って生きてみるしかありません。その中に「思い」を抑え込むという行為も含まれています。当たり前だと思って学んできた知恵が、実は「思い」をつぶすがまんになっていないか、問い直してみましょう。

 

 

 

社会の知恵=一般常識。
このようにも言えるかもしれませんね。
ただ、この一般常識というのは厄介です。
仰る通りで思いを抑え込むことにも繋がってしまう。
 
生まれた家庭の常識。
他人の家庭と比べたら全然違った。
そういう体験もあるんじゃないでしょうか。
 
私は社会の知恵を習うのは悪くないと思います。
ただ、複数のパターンを知ることが大切じゃないでしょうか。
それが思いが軽くなる選択肢に繋がるかも大切です。
 
 
 
(P.101) アサーティブな視点で考えると、常識による良い悪いの判断は二の次です。その人にとってベストな結論に至るには、常識はいったん横において、「その人の生き方」として考えてみる必要があります。

 

 

 

10年前の常識は非常識。
ここ数年でよく言われる言葉です。
あなたの中に根差している常識。
アップデートが必要じゃないでしょうか?
 
私も良い悪いの判断は二の次と感じます。
考え方や視点として複数を知っておくことが大切。
自分が勝手に常識と思っているだけかもしれない。
それにこれって非常識かもと考えるキッカケにもなりますからね。
 
 
 
(P.117-118) 大人になると、おのずと涙を流す機会は少なくなります。泣くことにブレーキをかけることも多くなります。ですが、「思い」に気づき、大切にしていくためには、恥ずかしがらずに想いきり泣くことも大切です。人前で泣くことができない場合は、音楽を聴き、映画を観て。たくさん感動するのもおすすめです。

 

 

 

確かに涙を流す機会は少ないですよね。
私は音楽鑑賞で泣けるタイプ。
これはバラード曲を聞いては実は少ないです。
 
あの当時はこの曲よく聞いてたな…。
その当時の思い出が想起されてくる。
それで泣けるタイプだったりします(笑)。
 
喜怒哀楽。
これは人間に備えられているもの。
我慢し過ぎずに時には解放させてあげたいですね。
 
 
【言いにくいことが言えるようになる伝え方 (平木典子)】

 

 

・言いたいことも言えないこんな世の中じゃ…

 

 

【新刊】 平木典子の言いにくいことが言えるようになる伝え方でした。
 
言いたいことを何でも言う。
それだと人間関係が破綻してしまいます。
だからと言って我慢し過ぎても精神的に辛いです。
そのために伝え方を学んでおく。
アサーションのテクニックが役に立つんじゃないでしょうか。