【新刊】 鈴木敏昭の私たちは思い込みから逃れられない?

・認知バイアスを正しく活用する方法

 

 

どうも管理人のポポリッチです。
 
本書は楽しいテーマ。
認知バイアスについての書籍。
 
誰しもいろんなバイアスがあります。
書名で思い込みから逃れられない?とあります。
私は逃れられると思っているタイプです。
 
と言うのも認知バイアスについての書籍を何冊も読んでいます。
その結果、これはバイアス掛かっていると気づけるようになりました。
ただ、知らなければバイアスの魔術に掛かるとも思っています。
こういうバイアスがあるんだと気づきにもなるので知ることは大切ですね。
 
 
 

「認知バイアス」を正しく活用する方法 私たちは思い込みから逃れられない?

 

 

 

書名:「認知バイアス」を正しく活用する方法 私たちは思い込みから逃れられない?

 

著者:鈴木 敏昭

 

出版社:総合法令出版

 

出版年:2022年12月13日

 

ページ数:300ページ

 

 

 

認知バイアスを正しく知る。
認知バイアスを正しく活用する。
学びになる本書を紹介していきます。

 

 

 

・えっ、常識じゃん?も思い込みかも!?

 

 

(P.11) 本書では、認知バイアスと思い込みをある程度区別した上で、具体的な認知バイアス・思い込みとその気づき方に、やや重点を置いています。

 

 

 

【目次】
 
第1章:「不都合な思い込み」としての認知バイアス
 
第2章:認知バイアス・思い込みとは何か
 
第3章:思い込みをもたらす「思考プロセスとしての認知バイアス」
 
第4章:思い込みの突き止め法
 
第5章:思い込みからの脱却と活用
 
あとがき
 
索引

 

 

 

本書の概要と目次でございます。
章立てを見ていても興味をそそる内容。
気になる項目ですよね。
私もあるあると思う部分を含めて本書を読めました。
 
 
 
(P.41) 陰謀論では、こうした価値観が自然的道徳、普遍的真理とされ、絶対的な尺度となります。社会がそれに反する動きをする場合には、それを邪悪な者の陰謀として捉えるのです。

 

 

 

陰謀論にハマってしまう人の心理。
Twitterを見ていると感じることがあります。
社会に限らず芸能などの分野でも昨今は多い印象です。
ただし、極端に陰謀論にハマってしまう人も少ないとも思います。
 
だからあなたが陰謀論にハマってしまう人のことを知る。
その上で触らぬ神に祟りなしだと感じます。
わざわざリプライで指摘したりしないようにする。
そういう人に近づかないも自分の心を守ることに繋がると思います。
 
 
 
(P.82) 男らしい / 女らしいなどの性別固定観念を、ジェンダー・バイアスと言います。「男は仕事」「女は家事・育児」や、職場なら「管理職は男で、サポート役は女」などは、日本社会にまだ根強く残っています。

 

 

 

ジェンダーバイアスは難しい。
下手に触れると炎上する印象あります…(汗)。
差別的なキツい意見を言うのは別ですよ。
性別固定観念は現代社会はまだまだ強いと言う印象あります。
 
例えば、実際の私の話です。
私は友人の会社の内職を手伝いました。
部品のネジにスポンジを400個くらい詰め込む。
これを何袋も完了させて納品していた。
 
こういう作業は苦にならない。
1袋、1時間弱。
急な仕事も引き受けたりもしました。
1日5時間以上の仕事したり半年以上はやっていました。
 
その友人伝いの内職は仕事が落ち着きなくなる。
最初から期間限定と聞いていたのでそれはそれで良いのです。
ここからの話がジェンダーバイアス?と思いました。
これは自分に合う仕事!と思ったんです。
 
アルバイト雑誌など見ても見つからない。
そこでハローワークに行き求人を見たら見つかったんです。
それを職員に話したら女性の仕事なので無理。
内職系は男性はダメとか無理とかキツい言葉を言われました。
 
今だったらジェンダーバイアスに引っかかりそうな実体験です。
とは言え、学歴、性別は募集要項で書くのやめるような時代。
でも結局は応募できても、面接官が最初から決めて落とすってありそうですよね。
これは根深いと思うし性別に関係なく適材適所はありそうですよね。
 
 
 
(P.139) 人は、客観的現実をありのままに見ることはできません。主観というメガネを通してしか見られないのです。そのため、同じ現実でも、思い込みというメガネによって違って見える場合があります。しかし、それは少なくとも、そのときその人にとっての「現実」です。まさに、思い込みが現実をつくると言ってもいいでしょう。つまり、その人が疑いようのない現実と思っているものでも、特に思い込みが強い場合は、主観的につくり出したフィクションなのです。

 

 

 

主観というメガネを通して見ている。
すごく大事なことが書かれています。
ここを前提として普段から思っている。
そうすることにより気づきになります。
ありのままの思考に流され過ぎないですね。
 
例えば、普段の思考が出る。
そこで一度立ち止まり考えてみる。
そうすることにより主観的な反応から離れることができます。
思考を巡らせて真逆に考えてみるのも主観と客観になりますよね。
思い込みが強い場合は試してほしいことです。
 
 
【私たちは思い込みから逃れられない? (鈴木敏昭)】

 

 

・バイアスあるのは前提です!

 

 

【新刊】 鈴木敏昭の私たちは思い込みから逃れられない?でした。
 
誰しもバイアスあるのは前提。
無くすことは難しいと思います。
ただ、無くすのは難しくても気づける。
こういうバイアスあると自覚する。
 
それだけでもバイアス回避になる。
これはバイアスに引っかかっていると気づけます。
本書は網羅的に認知バイアスについて触れています。
このバイアスが強いと感じるところは誰しも見つかるはず。
私もバイアスについて知り気づき逃れられるよう日々を生きていきたいです。