・プライシングについて詳しく知れます!
どうも管理人のポポリッチです。
プライシングという言葉。
馴染みが少ない人も多いと思います。
本書はビジネス寄りの書籍です。
しかし、私生活に密接に関わっている。
読んでみると腑に落ちることが多い内容ですよ。
書名:プライシングの技法
著者:下 寛和
出版社:日経BP
出版年:2022年12月8日
ページ数:240ページ
商品の価値を見極める。
商品のコストを勘案する。
プライシングの技法を本書から学んでいきましょう。
・本書で取り上げる事例はB2C(企業と個人の取引)
(P.4) わかりやすさとプライシングの基本を理解いただくという観点で、読者の皆さんになじみのあるB2Cを題材にして話を進めたい。
【目次】はじめに第1章:経営の死命を制するプライシング第2章:日本企業はなぜ苦手なのか第3章:知られざるプライシングの世界第4章:利益拡大のための手引き第5章:24の価格戦略第6章:プライシング業務をどう改革するか第7章:プライシングの実践問題おわりに
本書の概要と目次でございます。
馴染みのあるB2Cを題材にしている。
私が私生活に関わることというのはここですね。
普段の生活でのあれこれが腑に落ちることが多かったです。
(P.23) 私は値上げへの抵抗感は消費者側よりも企業側の方が強いと思っている。企業側に強い抵抗感があるからこそ値上げをためらう。値上げは手段であり、商品・サービスの価値に見合った適正価格を設定する方が重要なのである。
値上げ、値下げの話です。
昨今は値上げも増えている時代。
しかし、違うパターンもあります。
値段は据え置きで中身の量(内容量)が減る。
このパターンは多いと思いませんか?
これは企業側の値上げの抵抗感かなと予測しました。
ネットの意見を見ているとになります。
購入したら量が減っていてガッカリした。
値上げしていいから量そのままにしてほしい。
消費者のこういう意見も多く見かける印象です。
(P.65) マツモトキヨシやウエルシアといった各チェーンで同じ商品の特売をしていたとしても商品の値段は微妙に異なる。これは各店舗のまわりにどれだけ競合する他チェーンの店舗があるかという競争環境のちがいによるところも大きいが、特売のカラクリを知るとより合点がいく。
私はこの時点で合点がいきました。
便利なドラッグストア利用している人も多いでしょう。
市内で複数のドラッグストアがある。
同じチェーン店がある地域も多そうです。
私の市内はスギ薬局が複数あります。
同じ商品の値段が微妙に違うくて前から疑問でした。
○○店限定の広告などもあったりしますからね。
そういう意味で本書で腑に落ちたのがこういう箇所です。
(P.108) 価格決定基準は大きく分けて、「価値」「競争」「コスト」の3つがある。
価格決定基準。
企業に限らず個人になります。
ネット時代だと価格決定したことある人。
私としては増えている印象あります。
例えば、noteなどに有料記事を販売。
ココナラなどで知識を販売することもできます。
それにメルカリなどで物を販売するのもそうですよね。
価格決定基準を知っておくことは大切だと感じました。