【新刊】 山口勝平の勝平大百科

・50キャラで見る僕の声優史

 

 

どうも管理人のポポリッチです。
 
声優の山口勝平さん。
ご存知の方も多いでしょう。
 
多くのアニメキャラクター。
有名キャラを演じられています。
今回はそんな山口勝平さんの書籍を読みました。
 
 

勝平大百科 50キャラで見る僕の声優史

 

 

 

書名:勝平大百科 50キャラで見る僕の声優史

 

著者:山口勝平

 

出版社:主婦の友社

 

出版年:2022年11月11日

 

ページ数:256ページ

 

 

 

山口勝平、初の書籍。
キャラ愛が本当に炸裂していると感じました。
そんな前のことをよく覚えていると驚愕でした。
山口勝平さんのキャラ愛炸裂の1冊を私なりの書評です。
 
 
 

・山口勝平さんが初めてオーディションで受かった役は魔女の宅急便のトンボ

 

 

(P.4) 初めてオーディションで受かった役が魔女の宅急便のトンボ。ではまず、トンボの思い出をお話ししていきたいと思います。

 

 

 

【目次】
 
はじめに
 
第1章:声優・山口勝平誕生
 
第2章:つながり
 
第3章:子供たちのために
 
第4章:さらなる挑戦
 
あとがき

 

 

 

本書の概要と目次になります。
野沢雅子さんからの言葉。
高木渉さんとの対談。
長男、長女さんから見ての話し。
てんこ盛りの内容となっています。
 
 
 
(P.13) トンボは本当に天真爛漫でしたけど、そこを計算してやれるほどの技術は、当時の僕にはありませんでしたね。今『魔女の宅急便』を観ると、素直にかわいいなと思います。まだ声優としての山口勝平の輪郭が出来上がっていない状態で、自分で言うのも変ですけど、ただただピュアな素材と言う感じがします(笑)。それがジブリのアニメ、宮崎監督の作品には合っていたんでしょうね。2~3年声優をやった後で、山口勝平のスタイルみたいなものがある程度できてからオーディションを受けていたら、多分受からなかった気がします。

 

 

 

魔女の宅急便。
トンボのエピソードです。
誰もが1度は視聴しているであろう。
ジブリの有名作品ですね。
 
この山口勝平さんの分析。
宮崎監督の好みはよくネット記事になります。
もしかしたら仰る通りかもしれませんね。
そういう視点でトンボを見るとまた違った見方ができそうです。
 
 
 
(P.21) 演じてきたキャラクターにはすべて自分の持っているものを切り出し、同じように愛情を注いで役作りしているつもりです。それでも、やっぱり乱馬は一つ別のところにいる感じがします。大げさに言えば、僕の人生が終わるときにも、一番に思い浮かべる役だろうなと。それくらい自分にとっては代表作。声優のスタートが乱馬で本当に良かったと思っています。『らんま』が始まって1年くらい経った時にバイトは辞めました。まだ生活はキツかったんですけど、自分は声優としてやっていくんだと、腹をくくることにしたんです。

 

 

 

らんま1/2。
早乙女乱馬についてになります。
 
声優人生だけじゃなくです。
人生のターニングポイントの作品だったんでしょうね。
山口勝平さんにすごく熱情がこもっていると感じました。
 
ちなみにらんまは私もアニメ視聴していました。
当時は声優さんとか意識していませんでした。
今にして思うと超豪華声優勢揃いと言った作品。
いつか見直したいと思える作品です。
 
 
 
(P.101) 『名探偵コナン』のような20年を越える作品をやっていると、どうしても自分自身は変わるわけです。そこをどうキャラクターに落とし込んでいくかが、長い作品と関わっていく醍醐味であり、チャレンジでもあって。まったく変わらないのは無理だし、常にアップデートしていけるように心掛けています。

 

 

 

名探偵コナン。
工藤新一。
怪盗キッドになります。
 
アニメだけでなく劇場版も大人気。
もちろん、名探偵コナンも視聴しています。
さすがに初期だけでここ数年は劇場版をたまに見る程度ですが。
 
工藤新一のエピソード。
怪盗キッドのエピソード。
そして2人を合わせたエピソードは読んでいて楽しかったです。
 
 
 
(P.134) 『ONE PIECE』のオーディションは、主人公のルフィで受けたんです。『少年ジャンプ』で連載を読んでいた時から、ルフィでなかったら、この作品には関われないと思っていました。自分ができそうに思えたのはルフィだけ。ゾロでもサンジでもなくて、ましてウソップはどういう声でしゃべるのか、どういう感じの芝居をすればいいのか、まったくイメージがありませんでした。

 

 

 

ONE PIECE。
ウソップからの話です。
 
ワンピースは国民的マンガ。
アニメも大人気ですからね。
 
ルフィが田中真弓さんに決定。
そのあとにウソップ役でオファーいただいたそうです。
山口勝平さん版のルフィ。
田中真弓さんの印象強いのでどうなっていたか想像つきませんね。
 
でも山口勝平さんの愛の溢れるウソップのエピソード。
語り尽くそうと思ったら本1冊になるそうです(笑)。
こちらを読んでみると山口勝平さんのウソップ。
ウソップが山口勝平さんで良かったとすごく思えてしまいます。
 
 
 
(P.192) 『DEATH NOTE』のL役が山口勝平と発表されて、驚いた人も多かったと思いますが、いちばん驚いたのは僕でした(笑)。今までやってきた役のなかでも、Lはかなり異質な役になりました。

 

 

 

DEATH NOTE。
Lについての話です。
 
私は当時デスノート大好きでした。
マンガはもちろんアニメも実写映画版もすべて視聴しています。
だからLについての山口勝平さんのエピソード。
興味深く読ませていただきました。
 
私もL役が山口勝平さん。
めちゃくちゃ驚いたタイプでした。
現代に当時のL役でのエピソード。
たくさん聞くことができて嬉しかったです。
 
 
【勝平大百科 (山口勝平)】

 

 

・50キャラでは語り尽くせない!

 

 

【新刊】 山口勝平の勝平大百科でした。
 
山口勝平さんくらい声優歴が長い人です。
演じたキャラの話は50キャラでは収まらない。
泣く泣く載せられず話せなかったキャラも多いそうです。
 
私も山口勝平さんの好きなキャラクター。
このキャラ載っていないというのはありました。
ただ、演じたときのエピソードを知ることができる。
貴重な1冊として本書は最後まで読むことができました。