【新刊】 斎藤幸平のぼくはウーバーで挫折し、山でシカと闘い、水俣で泣いた

・自分にない視点を知れた本書

 

 

どうも管理人のポポリッチです。
 
本書はドキュメンタリー。
著者である斎藤幸平さん。
 
体験談として知れる1冊。
本人が見ている世界しか見ていない。
そういう意味でも本書は私の知れない世界。
実体験で話されているのを読んで刺激を受けました。
 
 
 

ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた

 

 

 

書名:ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた

 

著者:斎藤 幸平

 

出版社:KADOKAWA

 

出版年:2022年11月2日

 

ページ数:224ページ

 

 

斎藤幸平。
現場で学ぶ。
実体験ベースの話。
興味津々で読ませていただきました。
 
 
 

・人新世の資本論

 

 

(P.5) この二年間で学んだことを糧に、私も新しい実践を始めようと思う。本書を読み終わる頃には、読者のみなさんも日本の未来の可能性に触れて、一緒に行動したいという気持ちになってくれることを願いながら。

 

 

 

【目次】
 
まえがき
 
第一章:社会の変化や違和感に向き合う
 
第二章:気候変動の地球で
 
第三章:偏見を見直し公正な社会へ

 

 

本書の概要と目次です。
新しい実践を始めようと思う。
このように書かれていて納得。
本書を読み視野が広がりました。
 
 
(P.18) ウーバーの力が圧倒的に強いのだ。なぜなら、私たちはプラットフォームの上でしか仕事をもらうことができないからである。

 

 

 

これはウーバーに限らないと思う。
本書でもその辺りは後に触れられています。
プラットフォームの力が強すぎる。
 
ここは難しい問題でもあると思います。
力関係の逆転が起き過ぎてもサービスとして成り立たない。
バランス感覚などプラットフォームの良し悪しは本人が判断してですね。
逆にこちらから願い下げだと言えるくらい自分の価値を高めていきたいです。
 
 
 
(P.45) あつ森のヒットの理由が現実の資本主義社会の不満を暴力的な形で昇華するの全体主義的な快楽だとすれば、コロナ禍での任天堂の明るい業績も素直に喜べない。そして私は、島の住民を矯正移住させる前に、そっとゲームを閉じたのだった。

 

 

 

私も本書をそっと閉じたのだった。
さすがにあつ森をプレイしてこの感想。
 
体験記的にいろいろ書かれていますよ。
結論としてのこの言葉は残念でした。
というかいろいろ結びつけ過ぎではと感じました。
 
任天堂さんの考え方。
私はゲーム大好き人間でゲーム業界も知識あります。
だからなぜそちらに結びつけていると感じました…。
人それぞれ考え方はあるにしてもどうしてこうなったと思うゲーム好きです…(苦笑)
 
 
【ぼくはウーバーで挫折し、山でシカと闘い、水俣で泣いた (斎藤幸平)】

 

 

・いつも言うけど否定は無いんですよ!

 

 

【新刊】 斎藤幸平のぼくはウーバーで挫折し、山でシカと闘い、水俣で泣いたでした。
 
いつも書くことになります。
人それぞれの考え方があるのは当たり前。
否定はなく読むタイプです。
 
だから否定では無いですから。
書評の最後に触れたことになります。
色んな考え方や視点で見る人がいると改めて感じました。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。