・禅の知恵
書名:ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた
著者:山川宗玄
出版社:KADOKAWA
出版年:2022年11月2日
ページ数:224ページ
意外に知らない「禅」の世界。
その扉をひらく入門書。
禅については私も詳しくありません。
より詳しく知りたい興味もあるので本書から学びます。
・禅はどのように生まれ現在に至るのか?
(P.6) 本書を読むことで、僧堂におけるこの「知恵」を看て取っていただき、そこから大いなる「智慧」を目指すきっかけとなるならば、まことにありがたいことと思います。そして、それを本物にするには個々人の実践によるしかありません。それを祈念して、本書を始めたいと思います。
【目次】はじめに第1章:禅とは何か第2章:生きることすべてが修行第3章:一寸坐れば一寸の仏第4章:それと一つになる第5章:いのちをいただく第6章:生かされて生きる
本書の概要と目次です。
個々人の実践によるしかない。
私は毎日6分の瞑想をしています。
禅の考え方を注入してより活かしていきたいです。
自分が作り出している。実際にリアルで体験していない。想像でレモンや梅干しをイメージする。酸っぱいイメージがリアルに広がることはあります。そういうことを踏まえても自分が作り出している。状況に限らず自分が作り出しているのは前提にしたいですね。苦しい心も嬉しい心も本来はどこにもない視点は大切。
(P.64) 自分の中にぶれない型があるといいでしょう。生きることすべて修行と捉えれば、生活や考え方などから無駄を省くことができ、その人なりの型ができてくるのではないでしょうか。
生きることすべて修行。
深い言葉だと思います。
ただ、修行と思えばです。
一喜一憂し過ぎない。
私生活のいろいろなことも修行と前向きに捉えられますよね。
(P.133) 作務のときは、全身全霊で作務に集中するというのが三昧です。工夫していることも忘れるくらい、雑巾がけや箒がけや箒がけに集中すれば、本当の三昧になります。
禅についての書籍。
「今、ここ」を感じるエピソードです。
今していることに集中する。
思考はあちらこちらに飛びます。
だからこそ「今、ここ」は大切にしたいです。
【禅の知恵に学ぶ (山川宗玄)】
・禅について深く学べる
【新刊】 山川宗玄の禅の知恵に学ぶでした。
書評内にも書きました。
毎日の瞑想を欠かさずしています。
それを踏まえても禅の考えは深い。
本書を読み学びになることも多かったです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。