【新刊】 遠藤研一郎の私が生きやすくなるための同意

・はいといいえが決められるようになる本

 

 

どうも管理人のポポリッチです。
 
私は基本的にどっちでも良い派。
これは勘違いされやすいんですよ。
本当にどっちでも良いと思う人です。
 
「基本的」と書きました。
例外と言うのもあるんです。
嫌なことは嫌とハッキリ言うタイプ。
 
本書的に言うとはいはどっちでもいい。
ただし、いいえは言うところは言うになります。
本書から生きやすくなる考え方を学びましょう。
 
 
 

“私”が生きやすくなるための同意 「はい」と「いいえ」が決められるようになる本

 

 

 

書名:“私”が生きやすくなるための同意 「はい」と「いいえ」が決められるようになる本

 

著者:遠藤 研一郎

 

出版社:WAVE出版

 

出版年:2022年9月20日

 

ページ数:256ページ

 

 

 

それは自分で決めた(=同意)のですか。
昨今のいろいろなケース。
それを踏まえて自分で決めたかどうか。
考える機会や視点を学ぶことができますよ。
 
 
 

・はいといいえをうまく伝えるキッカケを掴んでもらえたら

 

 

 

(P.7) 本書を通じて、少しでも、「はい(Yes)」「いいえ(No)」をうまく伝えるためのきっかけを掴んでもらえたら幸いです。本書が、あなたのための本になることを願っています。

 

 

 

【目次】
 
はじめに
 
第0章:ジブン号とタニン号
 
第1章:同意の概要
 
第2章:同意の仕方
 
第3章:同意のもらい方
 
第4章:関係ごとの同意
 
おわりに

 

 

 

本書の概要と目次です。
自分と他人は違います。
相手の同意と言える部分。
本心から同意していない場面もあります。
そういうことも理解できる1冊でした。
 
 
 
(P.44) 特に、自分が大切にしたいことは、自分で決めるようにしなければなりません。むやみに、同意するかしないかを他人に委ねてはいけないのです。

 

 

 

私は嫌なことは嫌と言うタイプ。
だからこういうタイプの人が多くて驚きます。
間違ってほしくないのはアドバイスは聞きます。
それは自分で決定した後になるんですよね。
 
優柔不断に頼らない。
「○○と○○どっちがいいでしょうか?」
こういう聞き方はしませんという話。
 
最初に自分の中で○○と決断している。
決定事項がある上で聞くので驚くという話です。
 
 
 
(P.90) なぜ、自己決定が大切なのでしょうか? それは、「自分の領域に対する責任は自分で取らなければならない」というのが基本だからです。

 

 

 

私は○○と思っていたのに友人に流された。
私は○○だと思ったのに親に従っていたら失敗した。
 
他人や社会に対する不満ばかり募ると言う話。
私は自己決定タイプなのでその辺りは不満出ないのです。
 
例えば、先ほどのアドバイスの話。
仮に最初の決断と覆ってしまうほうを選びました。
それはそれで自己決定なので相手を恨みません。
最終的に決断したのは自分なので責任は自分だし自分が悪いです。
 
 
 
(P.142) SNSにアップするということは、自分や仲間内の記念で完結するのではなく、不特定多数の人の目に触れる可能性があるのです。だから、写真を撮るのとは別に、SNSにアップすることの同意が必要なのです。もちろん、何でもかんでも、同意をもらいまくったり、神経質になったりする必要はありません。軽はずみな行動で相手を傷つけることがあってはなりません。

 

 

 

法律系の書籍の書評。
そちらでよく触れることです。
 
みんなでZoom飲み会しましたー。
何十人の顔がズラりと並んだスクショ。
これって全員に許可取ったの?というやつです。
 
勝手にやるのは法律的にも実際アウトなんですよね。
私だったら嫌なもんは嫌と冒頭から言っています。
SNSに勝手にアップされていたら削除要請します。
事前にアップするけど良い?と聞かれたら私はNGでお願いと言います。
 
それくらいいいじゃんという人もいるかもしれません。
これがまさしく本書のお題目。
相手の同意ということになります。
同意についてはしっかりと考えたほうがいいです。
 
 
【私が生きやすくなるための同意 (遠藤研一郎)】

 

 

・「同意」について考える機会になる1冊

 

 

【新刊】 遠藤研一郎の私が生きやすくなるための同意でした。
 
本人は同意だったつもり。
相手からしたら同意ではない。
そういうケースもあるかもしれません。
本書はそういう意味で同意について考える機会になりますよ。