・大嶋信頼さんの新刊
どうも管理人のポポリッチです。
今回は当ブログでも多くの書評。
大嶋信頼さんの新刊を書評していきます。
今回のテーマ。
「与え合う」
つまり、与えることについてです。
深いテーマだと思います。
大嶋信頼さんの書籍の特徴。
実体験ベースの語りがいいんですよね。
今回の書籍からも腑に落ちることが満載でした。
書名:「与えあう」ことで人生は動きだす
著者:大嶋信頼
出版社:青春出版社
出版年:2022年7月2日
ページ数:224ページ
自分の時間やお金を楽しく使う。
愛やギフトを贈る。
そのときまだ見ぬ展開が起こる。
ただ、送ればいいんじゃないですよ。
そのあとに続く言葉になります。
自己犠牲、劣等感、罪悪感。
そこを乗り越えての幸せに生きる秘訣。
本書は本当に深いテーマと感じる1冊でした。
そんな中で僭越ながら私なりの書評させていただきます。
・与え合う時代の価値観チェック
(P.19) 「与えあう」時代が今、目の前にやってきています。「与えあう」活動に楽しんで参加すると、人はその水脈に触れることができて、乾ききった心が潤い、そして楽しみつづけると、再び乾くことがない水脈を手に入れることができるようになるんです。
【目次】
プロローグ:ともに喜び楽しみあえる、新しいステージへ
1章:富を分けあい幸せになれる人たちの共通点
2章:自己犠牲の裏にあるもの
3章:献身と偽善のはざまで
4章:「みんなと同じになれない私」を見つめて
5章:「手放す」ことで、本来の自分に戻っていく
6章:すべてを手放すための一歩 ――無意識とつながる5つの方法
エピローグ:動きだした人生には、無限の世界が待っている
本書の概要と目次になります。
読んでみて思ったのが深い。
何度、言うんだって感じですが本当にそうなんです。
昨今の与え合う文化。
クラウドファンディングやスパチャ。
こういうの否定的な人も多いです。
そういう人の心情。
そういう考え方になる。
なるほどーと思えた部分もあります。
もちろん、与えるはお金だけでは無い。
だから深いテーマを取り扱ったと本書は思います。
私も戒めになったり肝に銘じる部分ありつつの内容でした。
(P.19) 「与えあう」時代が今、目の前にやってきています。「与えあう」活動に楽しんで参加すると、人はその水脈に触れることができて、乾ききった心が潤い、そして楽しみつづけると、再び乾くことがない水脈を手に入れることができるようになるんです。
自分から言うのは照れくさい。
おこがましい部分もあります。
ただ、「与えあう」ってことです。
私のブログやツイートの発信になります。
役に立ったや参考になりましたと言われることがあります。
それを踏まえても「与える」はできているのかな?と思います。
一方で与えられるの方になります。
これは今だと「応援スポンサー」です。
活動支援になっていつも心から感謝しています。
本書のテーマは私も感じる部分が大きかった。
与える、与えられるではなく「与えあう」ですからね。
読んでいて感情が揺れ動く内容が最後まで続きました。
(P.28) 推し活でも、いつの間にか”推しを支配する立場”になっていることがあります。「支配」するという力を、気づかないうちに求めて、あえて自己犠牲を払って推し活をしている可能性もあるんです。
昨今だと高額スパチャ。
大好きなYouTuber(ユーチューバー)に高額な投げ銭。
本人はそれを支払える能力がないのに自己犠牲的にやってしまう。
そういうのも問題視されています。
これは別にネット時代だけでなく昔からあります。
テレビアイドルの追っかけ。
キャバ嬢やホストにお金をつぎ込んで破産してしまう。
本書のテーマは「与えあう」です。
しかし、「与える」についてまずは本人の自覚。
それこそ推し活も「与えられる人」かどうかの自問。
その与える行為についてのいろいろな解釈なども本書で詳しく解説されています。
(P.38) ”持っていない人”が与えるのはギャンブルである、という見方をしてみると非常に納得がいくわけです。
先程の引用。
そこからの私なりの意見。
それを踏まえたら本当に納得です。
「持っていない人が与えるのはギャンブル」
本人が経済的にゆとりがある。
その上での与えるってことですよね。
推し活で本人に没頭してしまう。
ただ単に感情だけにならないようにしたいです。
私も「付加価値」を大切にしています。
代金を支払っていただくには私に価値がある。
ただ単に推しですよってだけじゃなくて私も還元したいですからね。
まさしく「与えあう」ってことは大切にしていきたいです。
(P.151) インターネットの書き込みで「あの人のやっていることは間違っている!」と、自分の価値観で一方的に相手を裁いて罪悪感を与えて「相手の自由を奪って支配する」ことをしているわけです。裁かれた相手は「自分は間違っていない!」と、自分の価値観にしがみつくことになり、その価値観に支配されて、自由に「すべてを手放す」ができなくなる。ネット上で「私はこんなにすばらしい!」と知識や豊かさを見せつける人に劣等感を刺激され、「すべてを手放す」ことができなくなるので、支配されちゃうんです。
ここは勉強になる箇所。
昨今はインターネットの書き込み。
そこに左右されてしまう人は多い。
私自身も多少なりのブレは感じてしまう。
実体験的に感じること。
私はマナー悪いビジネス垢や副業垢。
不快感を感じることが多いです。
はっきり言ってマナー悪い人も多いんですよ。
ただ、それでインフルエンサー。
有名な方々を否定する必要もない。
そういう方々を斜に構えてみる人は実は多い。
私はそういう人を見てハッとさせられました。
もちろん、明らかに高額詐欺商材を売る。
そういう人は別になってくる話ですよ。
ただ、発信者としてしっかりファンもつけて伸ばしている。
商業出版などにも繋げたり案件が来たりする人もいます。
目の敵にする必要はないんですよね。
私はそういう界隈から距離を取ることにした。
それと同時にその方々を斜に構えてみる人からも距離をおきました。
「あの人のやっていることは間違っている!」
これよくよく考えると「名誉毀損」になる可能性もあります。
インフルエンサーの人から開示請求が来てからでは遅いです。
それも踏まえて状況を客観的に見ることも大切だと思います。
【「与えあう」ことで人生は動きだす (大嶋信頼)】
・与えられてる人を見て嫉妬してしまう人へ
【新刊】 大嶋信頼の与えあうことで人生は動きだすでした。
書評では触れられなかった部分。
Amazonほしい物リストっていうのがあります。
それで見た人から送ってもらった人に対してです。
乞食行為と言う人が昔からいます。
私もAmazonほしい物リスト公開している人だから言えます。
これは「与えあう」からこそなので乞食行為とは違うんですよね。
なんにも響かない人には何も贈らないの当たり前じゃないですか?
私もなにも贈られない時期を経過している人間だから言えるんです。
その人に与えたいと思える。
その人は与えられる価値があると思われている。
だから「与えあう」が成立していると思います。
今回のブログで「深いテーマ」と何度も書いています。
昨今は相手に与えられるネットでの機能は増えています。
だからこそ誤解を招くや嫉妬の感情に支配されないように本書の考え方は大切。
読んでみて腑に落ちることが満載の1冊になるかと思います。