・炎上しても大丈夫!
Twitter大好き管理人のポポリッチです。
本書は企業向けのSNS本になります。
しかし、個人でも役立つことが多いです。
そもそも昨今の炎上。
これは個人的な私見が入ります。
「有名アカウントを潰してやる!」
目立つからこその辛辣な意見。
攻撃的なリプライも多い印象です。
もちろん、この辺りは本人の倫理観。
倫理観が曲がった意見。
昨今のコンプライアンスから離れている。
そういうのは外しての個人的な意見です。
後は企業アカウント。
それに個人でも企業に所属してやっている人。
こういう人はスポンサーさんに関わりますからね。
難しい問題ですが、炎上もここ数年で変わってきた印象あります。
だからこそ本書。
SNS危機管理マニュアル。
頭の中に入れておくのは大切。
私は炎上しないはどんな人も現代は無いと個人的に思っています。
書名:炎上しても大丈夫! 今日から使える企業のSNS危機管理マニュアル
著者:小木曽健
出版社:晶文社
出版年:2022年6月28日
ページ数:184ページ
会社員、必携!
昨日燃えてた案件。
明日我社でも起こるかも。
炎上した投稿は消してはいけない!?
まさに鉄壁の対処法。
炎上についての考え方を早速学んでいきましょう。
・ネット炎上対応は決断の連続
(P.9) 本書が、まっとうな企業活動、広報活動、また健全なネット社会の発展の一助になれば幸いです。
【目次】
はじめに
第1章:炎上は避けられない
第2章:炎上を見極める
第3章:炎上したらどうする
第4章:炎上、その前に
あとがき
本書の概要と目次です。
私がここ数ヶ月で思ったこと。
東急ハンズさん公式アカウント炎上。
いきなり燃え上がってしまいました。
みんなが言ってるから良い。
そういうわけでも無いですからね。
現代の倫理観って本当に大切につながる話です。
ゲリラ豪雨をネタ的にした言葉。
そちらを発したら炎上してしまいました。
差別的な言葉につながる言葉という話です。
数年前だったらスルーされてたと思います。
もう1度、言いますが昔が良かったじゃないですよ。
現代は現代で考えていく必要があります。
本書で言うSNS危機管理マニュアル。
誰しも炎上する可能性は現代はあります。
炎上しないではなく炎上した後のことを考える。
そういう意味でも本書は参考になるかと思いました。
(P.20) 「ネット炎上」をシンプルに定義すれば、ネットの騒動を目にした時に、「果たしてこれはネット炎上と言えるのか」と、誰もが検証しやすくなります。そうなれば、かわいそうな濡れ衣や、「これって好きか嫌いか、単に好みの議論だよね」というネット炎上「モドキ」を、少しは減らせると思うのです。
私も共感します。
10年以上前からネットにいる。
炎上ニュースもたくさん見ています。
だから昨今の炎上に対して思うことです。
えっ、炎上?って思う事案が増えています。
これは私的に理由を解説していきたいです。
大手マスメディアがコタツ記事を乱発するようになった。
ここで言うコタツ記事になります。
ヤフーニュースに乱発している。
テレビを見ての1つの意見。
ラジオを見ての1つの意見。
YouTubeを見ての1つの意見。
それを大げさに伝える。
それにコメントが付けられる。
見ていない人もコメントを付けられる。
見ている人と意見が違っても炎上してしまう。
見ている人はそういう意図じゃないと言っても消化できない。
現代の炎上は私は鵜呑みにしないようにしています。
果たしてそれは炎上なのか?と立ち止まって考えてみる。
マスメディアの煽りや扇動が含まれているのではないか?
考える必要がある時代だと私は思っているので「炎上モドキ」に注意したいです。
(P.74) 一方でネットは、反撃せずに黙っていると、ウソでも認めたことになってしまう世界です。沈黙が「金」や「美徳」にはならない世界。時間をかけて白黒をハッキリさせた頃には、世間の関心は消えている。たとえ裁判でケリをつけても、世間に知ってもらえなければ意味がありません。だからこそ、皆の注目が集まっている初期の段階でハッキリ否定、反撃する必要があるのです。
現代は沈黙がすべてではない。
補足として伝えたいことになります。
裁判で決着をつける。
無罪が表明されてました。
ここで言う無罪はウソをつかれたって話です。
ただ、大手マスメディアは強い。
最初の情報が印象に残ります。
裁判でケリをつけても最初の印象のまま。
残念ながらそういう有名人の方も多いのです…。
これは個人は別になります。
しっかりと訴えたほうが良いですよ。
なりすましや誹謗中傷についても裁判で強く訴えられます。
そういう方の助けになる弁護士さんも増えています。
泣き寝入りせずに黙らず訴えるのも現代は有りです。
(P.91) 残念ながら、企業において「絶対に炎上させない」はあり得ないのです。炎上させるな、ではなく、つまらぬ炎上を起こさぬよう注意しつつ、同時にいつ炎上しても対処できるよう備えておく。目指すべきはそんな組織です。
私も同意見。
企業だけでなく個人も同様。
大事なのはつまらぬ炎上は起こさない。
その意識でいて炎上が起きてしまう人です。
安全運転の私でも炎上はあり得ると思っています。
それくらい昨今はなにか変わってしまった。
だから引用箇所で言われるいつ炎上しても良いように対処する。
絶対に炎上しないはあり得ないくらいの心構えも大切だと感じます。
(P.113) ここは思い切って、謝罪の方向を広く世間全般、ネット全般に設定し、「なぜ炎上したのか」「本当に伝えたかったのは」という視点で愚直に発信すれば、それなりに受け入れられたかもしれません。一部だけ切り取られた、あの「今日の仕事は、楽しみですか。」という広告も、ウェブ上で全体像を見てもらえるチャンスだった気がします。
「今日の仕事は、楽しみですか」
大炎上してましたね。
看板でメッセージが多く表示されてる写真。
私も炎上定義のツイートで見たタイプ。
ただ、これを実際に見た人は少ない。
炎上して何か言ってやろうの感想が多いと思うのです。
そこが言いたいことで「切り抜き」ってことですよね。
実際に炎上中に援護している人も見かけました。
言葉尻だけとらえるや全体像を見ていない発言です。
でも、昨今はそれを言ったところで炎上後の消化は難しい。
事前に現代のネット事情を踏まえた上での発言が大切だと個人は感じました。
(P.143) ちなみに説明系だからと言って、気を緩めたり、時間的な優先度を下げるのはNGです。そもそも世間には「説明系」なんて概念はありません。世の中世間にはただのネット炎上であり、対応が遅ければ燃え広がることに変わりなく、またもし「濡れ衣型」だったら、状況次第で法的な対抗措置が必要になるかもしれない。早く動いた方が良いのです。やっぱり「俺たちに明日はない」。スピードを緩めないよう注意してください。
私はおかげさまで炎上はありません。
とは言えアンチと言える人からの誹謗中傷。
どちらかと言うと名誉毀損が数カ月間で続いたことあります。
「状況次第で法的な対抗措置が必要になる」
私は実体験でこの意識は必要だと思っています。
私の場合はさすがに精神的に限界が来た。
開示請求や裁判で何年でも付き合うつもりと伝える。
そこで私に対しての名誉毀損的な投稿が収まりました。
説明したから伝わるもない。
昨今はネットの微罰系に関しても重罪になってきています。
最初から訴えるではなく何度も何度も繰り返してくる人。
そういう法的措置も検討して良い時代と感じます。
中傷されていたほうが去る。
ブログやツイッターなどやめてしまう。
そういう機会を今まで多く見ています。
あなたがやめる必要は無いと切に感じる機会は過去に多いから尚更です。
【炎上しても大丈夫! 今日から使える企業のSNS危機管理マニュアル (小木曽健)】
・昔はスルーや笑われたことが今は炎上するかも!?の時代
【新刊】 小木曽健の今日から使える企業のSNS危機管理マニュアルでした。
現代の倫理観。
現代のコンプライアンス。
果たしてどうなの?
問題提起される人もいます。
しかし、強い意見のほうが主流。
あなたが正しいと思っても炎上する可能性はある。
昨今のそういう考え方をしっかりインストールしておく。
事前対策をして炎上しないようにするは大切だと感じます。
私も自分の頭のなかをアップデートしてSNS危機管理しっかりしていきます。