【新刊】 矢野圭夏の場づくり仕事術

・もっと話したくなる

 

 

最近、書店を見ているとです。

 

ファシリテーター。

ファシリテーション。

 

この手の書籍が増えている。

一昔前に比べて増えている印象。

 

それだけ場作り。

話しやすい環境を作り上げる。

重宝されているスキルなんだと感じています。

本書はファシリテーターとはまた違った視点の場づくりです。

 

 

 

場づくり仕事術 (ASUKA BUSINESS)

 

 

 

書名:場づくり仕事術 (ASUKA BUSINESS)

 

著者:矢野 圭夏

 

出版社:明日香出版社

 

出版年:2022年4月5日

 

ページ数:220ページ

 

 

 

セミナー、プレゼン、イベントなど。

 

もっとみんなが話したくなる。

場の空気を自分のものにする。

 

場づくりで必要なノウハウを本書から学んでいきましょう。

 

 

 

・あなたの出番を待っている人を思い浮かべて読み進めよう

 

 

 

(P.8) 場づくりに限らず、あなたの人生の様々な「出番」や「ターニングポイント」で、この本が強力な支えとなってくれることを願っています。あなたの存在は、あなたが思うより大きく、無限の可能性を秘めています。どこかであなたの「出番」を待っている人を思い浮かべて読み進めてください。

 

 

 

【目次】

 

はじめに

 

第1章:場づくりの考え方

 

第2章:場づくりの描き方

 

第3章:場づくりのはじめ方

 

 

 

第4章:場づくりの価値の高め方

 

第5章:場づくりの稼ぎ方

 

第6章:場づくりの事例

 

おわりに

 

 

 

本書の概要と目次でございます。

現代はリアルだけでなくネットもあります。

場づくりって面では重宝されるスキル。

空気をつくれる人って良いですよね。

 

本書は場づくりに限らない。

人生の様々な出番やターニングポイント。

強力な支えとなってくれるのは心強いです。

 

 

 

(P.17) つい熱が入って「木を見て森を見ず」の状態になってしまった場合に、自分が木を見ることにだけ集中して周りが見えていない状態を、一歩下がって客観的な立場から観ることで冷静になることができれば、他者との対話も建設的になります。客観的というのは、相手目線でもあれば、第三者の視点でもあります。

 

 

客観的に物事を見てる。

有り難いことに言われる機会が多いです。

元々、人の話を聞くのが好き。

ただ、後天的に身に着けた部分もあります。

 

普段から表裏一体で考える。

自分が感じた面だけでなく違う面は?

そのように考えていたら客観力も上がりました。

木を見て森を見ずにならないように冷静に考える。

日頃から視野を広げて物事を見るクセはつけておきたいです。

 

 

 

(P.43) 共通認識がないと「この話はいったいどこに向かうのだろう」と迷いながら参加することになってしまいます。会議などの場では、アイデアや意見を自由にたくさん出し合う「発散」の段階と、出たアイデアや意見をまとめる「収束」の段階があります。場づくりの設計がなされておらずただ集められたような場では、発散と収束の2つの段階がないことや、そもそもその概念を知らないことなどが原因で、何のために集まってどこに行こうとしてしているのかを見失う結果になってしまいます。話のゴールや落としどころを設定しておくことは場の成果を高めるためには重要です。

 

 

雑談なら良いんですよ。

話し合いなどの場合です。

仕事の会議ならまだ議題はあると思います。

発散の段階と収束の段階の考え方は大切だと感じます。

 

それに友人などとの会話。

ネットだと最近はオンラインサロン。

それにコミュニティも多い時代です。

会話の着地点が見えずに話す人も多いんじゃないでしょうか。

 

その意味でこちらの言葉。

「共通認識」

みんなで共通認識を持つ。

しっかり共有してから話し合いたいところです。

 

 

 

(P.87) あなたが憧れる「あの人」も最初はうまく話せなくて、必死でトレーニングをした結果として今があるかもしれません。トレーニングを辛いと感じるか楽しいと感じるかは人それぞれですが、後天的に身につけたとすれば、理想と現実のギャップを埋める行動をしたことは確かでしょう。「私にはできない」という言葉は大きな呪いです。この言葉ですべての可能性を閉ざしてしまうことができる恐ろしい言葉です。まずは自分がどのような思い込みを持っているのかを知り、ひとつずつ手放していきましょう。

 

 

私もほとんどのことは後天的。

先天的に見についていたことよりも後天的に身につけたほうが多いです。

 

本を読んで学ぶ。

学んだ知識を実践する。

それの繰り返しで身についていく。

 

社会人になってからの勉強。

書籍を読む程度でも良いんですよ。

私生活と言いますか人生に有効活用できる。

学校の勉強に比べて楽しいし役立つことも多すぎます。

 

 

 

(P.117) 場づくりは、どれだけ周到に事前準備をおこなっても完璧なシナリオ通りということはなく、当日なにかしら突発的なことが起こるもの。最後は柔軟性が試されます。軸や基本をなくして柔軟性や応用が利くわけではありません。柔軟な対応ができるためにも基本を押さえ、できる限りの準備や想定を行うことが重要です。

 

 

できる限りの準備や想定を行う。

こちらはごもっともな部分です。

 

それと同時に普段から試せること。

場数を踏むってことも大切だと思います。

場数を踏むことによっての想定内。

あたふたしないってことは本当に多いです。

 

事前準備をしても完璧なシナリオ通りに行かない。

だからこそ想定外を想定内にできるように経験値を溜める。

日頃から意識的に場を踏むってことも大事じゃないでしょうか。

 

 

 

(P.148) 違いをつくる、違いに目を向ける。そのエッセンスを自分に取り入れて、ありたい姿を実現する。ささいなことにも気づくことができ、大切なことを大切にし、常に自らを磨き続ける。この学びを私の場づくりでも活かしています。

 

 

違いをつくる。

違いに目を向ける。

エッセンスを自分に取り入れる。

 

みんな一緒。

それよりもどこか違う。

私って箇所がある人は強い。

私もしっかり自らを磨き続けていきたいです。

 

 

【場づくり仕事術 (矢野 圭夏)】

 

 

・場づくりについて学ぶべきことが多かった1冊

 

 

【新刊】 矢野圭夏の場づくり仕事術でした。

 

今の私は場づくりについて。

場をつくる環境には身を置いていません。

最近はライブ配信もしていませんからね。

 

しかし、今後のネットでの活動。

場をつくる機会は必ず出てきます。

恐らく本書を読み直す機会も出てくると実感しました。

読んでいて場をつくるって面で意識的になれる1冊でした。