・考えなくて良いことを考え過ぎている
頭の余白。
現代は考えすぎてしまう。
考えなくて良いことまで考えてしまう。
これって実際にあると思うんです。
インターネットの普及。
情報量と言う面になります。
もし、ネットが無かったら考えていましたか?
そのネットで知った情報は人生に活かせますか?
情報過多と言える部分。
知らなくても良い情報を知る。
その知った情報でイライラしていたら元も子もないですよね。
それを踏まえて「余白」はあるに越したこと無いことも踏まえ本書の紹介です。
書名:本当に大切なことに集中するための 頭の"よはく"のつくり方
著者:鈴木 進介
出版社:日本実業出版社
出版年:2022年3月25日
ページ数:185ページ
いっぱいいっぱいから抜け出す。
自分らしく行動できる。
余計なことを溜め込む人は多いと感じます。
本書から本当に大切なことに集中できる考え方を学びましょう。
・頭の中をシンプルにして自分らしさを取り戻す
(はじめに) 本書では、頭の中に”よはく”をなくし、本来持っている力を最大限発揮できていないと感じるあなたに向け、頭の中をシンプルにして自分らしさを取り戻すためのメソッドを余すところなく書きました。もうこれ以上頑張らなくても大丈夫です。本書からコツをつかみ、頑張り方をほんの少し変えてみるだけでいいのです。どうか、この本が頭の中に”よはく”を取り戻し、新しい一歩を踏み出すコンパス(羅針盤)になることを願ってやみません。
【目次】
はじめに
第1章:「いっぱいいっぱい」からの卒業
第2章:思考に”よはく”をつくり出す「5原則」
第3章:人生をシンプルにする「頭の使い方」
第4章:ノイズに振り回されない「時間との付き合い方」
第5章:よはくが「人間関係」のストレスを減らすコツ
おわりに
本書の概要と目次になります。
頭の余白をつくる方法。
多くの視点で書かれています。
私が冒頭で語ったこと。
現代人は考えすぎなんです。
良い方の考えるならまだ良いと思う。
別に考えなくて良いことまで考えている印象。
だからこそ本書の書名。
「頭の"よはく"のつくり方」
本当に大事なことだと私も思います。
僭越ながらここからは私なりの書評させていただきます。
(P.35) 頭によはくを意識してつくることで、ノイズに邪魔をされずに「自分らしさ」を取り戻すこと。また、自分にとって大切なことは何かを再確認すること。これこそが、頭によはくをつくる意味であり、効果なのです。言い方を変えれば、頭によはくをつくることは気持ちが楽になり、思う存分あなたらしく行動できるようになる”特効薬”なのです。
私は1週間に1日。
大体は土日になります。
1日と言わず2日でも良いですからね。
しっかり向き合い考える時間をつくります。
この時間と言うのは1つはリストアップする。
もう1つが余分な行動と思えることの洗い出しです。
本書で言う余白なんですよね。
やってみて合う合わないや意味がないもある。
行動するために立ち止まり集中して考える作業。
この考えるは余白をつくるための時間って意味ですが大切です。
(P.49) クライアントを見ていると、あることに気づきます。みなさん努力しているのですが、成果が出る人と出ない人に分かれるのです。成果が出ない人は、ひたすら努力の量だけを増やしています。成果が出る人は、減らしてよいものを減らし、本当に大切なことだけに努力の量を増やしています。
1週間に1度、自分に向き合う。
先ほど書いた理由はこちらの側面もあります。
行動してみないとわからない。
その中で無駄な行動が出てくる。
成果にならない行動ってあります。
そこをスパッとやめられるかどうか。
選択と集中できるかは人生の時間は有限。
人と差をつける部分で本当に大切だと感じます。
私の場合はブログとツイッターにリソース注いでいる。
だから集中していろいろ出来ることもあるんですよね。
もちろん、試すことは悪いことではないと思っています。
ただ、それと同様に人生の時間は有限は意識したほうが良いです。
(P.75) 一度、立ち止まって「振り返り」をしてみてください。もし、それがストレスになって頭はもちろん、心にも余裕がなくなるくらいであれば、目標を再設定してもかまいません。
目標を再設定する。
私は意識してやっています。
「目標=達成すること」
普通はこのように考えます。
ところが目標は達成できなくて良い派の人もいる。
目標は3つくらい持つことも推奨する人もいてスタイルは人それぞれ。
奇跡的なことが起きて波に乗り目標達成の数値。
背伸びした感じに目標達成して出た数値。
現実的な感じに見積もって目標達成したときの数値。
3つの目標の立て方はこんな感じですね。
色んな人の目標の立て方を見てきています。
人生は今後もずっと続いていくわけです。
1つの目標を達成しようが未達成だろうが続きます。
それなら未達成でも目標を洗い出してから再設定してみる。
自分を振り返りつつ改善意識の再設定は私は有りだと思い実行しています。
(P.118) 一日のうちで「朝」と「夜」だけルーチンタイムを持つことです。朝は一日の始まりのため、ポジティブな意識につながるようなルーチンで自分にエンジンをかけ、夜は寝る前に乱れた思考回路を整える意味があります。
朝と夜のルーチンタイム。
私の場合は朝はルーティンタイム。
所謂、モーニングルーティンになっています。
私のツイッターを見ている人はご存知の通り。
「おはようツイート×ブログ更新ツイート」
こちらをセットにしている状況です。
その前にブログ更新する。
上から下まで最後まで私自身がブログ読む。
これを実行しているので忘れることはありません。
何時にブログ更新しようかな?
こうやって頭を悩ませることは無いです。
時間は決定していなくても起床からの行動パターン。
大体は6時~8時までにツイートされています。
だからモーニングルーティンというわけです。
これで数年間やっているので気楽に取り組めます。
(P.152) 私たちは他人の人生を生きているのではなく、自分の人生を生きています。だから、他人を意識する前に、もっと自分に意識を向けることが重要です。他人を意識し、他人のことばかり考えていたら、自分のことを考えるよはくがなくなってしまいますよ。
当ブログの書評。
私なりの体験談を含めての書評。
私の余白のつくり方を多く語りました。
最後に語りたい部分です。
現代は他人と繋がりやすい。
他人とネットで交流しやすいです。
これは良い面もあります。
一方で他人を気にしすぎてしまう。
他人に時間を取られすぎてしまう人も多い。
他人を気にし過ぎないで自分に集中しよう。
この手の発信をする私でもまだまだだと思います。
それくらい目に入りやすいのは自覚したほうが良い時代です。
意識的に能動的に自分に集中して行動していきたいですね。
【本当に大切なことに集中するための 頭の"よはく"のつくり方 (鈴木進介)】
・もっと「余白」をつくる意識を持ちたい
【新刊】 鈴木進介の頭の"よはく"のつくり方でした。
書評した私自身。
いっぱいいっぱいではありません。
とは言え、余白といえる部分。
意識的につくって行動していく。
余白を有効活用していきたいと改めて思えました。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。