・FIREにも色んなスタイルがある
本日の書評。
お金への考え方。
お金についての新刊を書評します。
最近、話題になっています。
「FIRE」についてです。
聞いたことある人も増えているんじゃないでしょうか。
私がFIREの考え方を知ったのは両学長。
両学長 リベラルアーツ大学の話ですね。
私が大好きなゲーム配信者。
おやつの人さんもFIREについて触れられていました。
書名:[超入門]2時間ではじめられる! 日本人のための日本型FIRE成功の秘訣がわかる本
著者:山田稔
出版社:秀和システム
出版年:2021年12月14日
ページ数:258ページ
本書の書名は「日本型FIRE」と付いています。
これはFIREと言っても色んなスタンスがある。
先ほど名前を挙げた両学長もその話はよくしますね。
ということで本書からもお金の勉強をしていきましょう。
・FIREに取り組み自由な人生を掴み取ろう
(P.4) 本書で紹介しているノウハウも、どちらかというとローリスク・ローリターンの内容が多いので、安心して気軽に取り組んでいただけるのではないでしょうか。ぜひ、ご一緒にFIREに取り組み、自由な人生をつかみとりましょう。
【目次】
はじめに
FIRE達成後もやり続けている投資術
第1章:FIREの始め方
第2章:iDeCoとつみたてNISAで老後資金
第3章:学資保険とジュニアNISAで教育資金
第4章:高配当株銘柄で住宅資金
第5章:ロボットアドバイザーで生活資金
第6章:株式投資とふるさと納税で食費
第7章:ポイ活とポイント投資で遊興費
第8章:頑張らない起業で節税と社会保険料
第9章:FIRE後の生活
本書の概要と目次です。
網羅的に触れられているんじゃないでしょうか。
当ブログを読んでいる人。
「FIREってなに?」
そのような方も多いと思うんですよね。
お金のブログじゃないですからね。
FIREについて初心者さんも安心の私なりの書評をします。
(P.14) FIREとは「経済的自立を果たし、生活のために働くのをやめて自由に生きる」という活動のことです。Financial Retire Early の頭文字をとったもので、直訳すると「経済的自立と、早期リタイア」です。お金のために働きたくない。生活のために好きでもないやりたくもない仕事に時間を費やすなんて、もううんざり。もっと自由になりたい。そんなアメリカの若者たちが始めた活動が、いま日本のマネーの世界にもちょっとしたブームを起こしています。
FIREという言葉をよく聞くようになった昨今。
しかし、言葉が独り歩きしてしまっている。
FIREという言葉を勘違いしている人もいるかもしれません。
本書は初心者さん向け。
超入門と書名に付いていますからね。
FIREについて解説もしっかり取られています。
アメリカの若者たちが始めた活動。
アメリカ式と日本式の考え方は少し違う。
両学長と厚切りジェイソンさんの対談動画。
こちらを視聴するとFIREについて個人個人あると感じますよ。
(P.20) そもそもの考え方を根本的に転換しなければ、支出の削減は難しいものです。FIREを達成するために参考になるのは、モノを持たないシンプルな暮らしをする「ミニマリスト」の考え方でした。モノが少なければ、フットワークも軽く、生きやすくもなります。モノを持つとランニングコストがかかります。ファッションに興味のある人の場合、モノを持つランニングコストはどんなところにかけられているのでしょうか。まずは当然ですが、洋服や装飾品、靴などの購入資金です。購入したものを維持していくために、モノが多ければ多いほどクリーニングやお手入れに時間をかけることになり、保管場所の容積分にも家賃としてコストがかかります。
ミニマリスト的な考え方。
私の思考回路もこちら寄りです。
ただ、1つ私なりに思うことになります。
誰だって趣味ありますよね。
自分が楽しくなるってことでもいいです。
この辺りを踏まえてモノを減らしていく。
人生を楽しむってことも大切ですからね。
基本的にモノを手放して後悔はない。
ただ、その中で趣味的なものは手放す必要なかった。
ミニマリストの活動して最初はフラットに手放す。
そこから手放した後から気づいたこともあります。
その辺りを踏まえても必要なものと不要なもの。
自覚できるようになったのでモノを選ぶときに悩まない。
これは合ってもいいモノって選択も出来るようになりました。
自覚したいのはモノを持つとランニングコストが掛かる。
現代は特に昔以上にそういう事柄が増えていると思います。
購入したあとのことも考えて吟味しながら購入する。
コスト面について考えるって大切だと感じました。
(P.24) FIREはできるところから始めるのがコツです。やると決めたらいますぐにスタートしましょう。できない理由をいっているうちは何も進みません。「資金がある程度、貯まってから」などと、つべこべいわずに始めてしまいましょう。
結構、厳しい言葉だと思います。
私なりの書評なので私なりの補足視点。
「FIREはできるところから始めるのがコツ」
本書はFIRE本なのでFIREについては当たり前。
マネーリテラシーについてと考えても良いと思います。
まずはマネーリテラシーを高めるところから始める。
私の場合は最近だと平日は両学長リベラルアーツ大学。
YouTubeの動画を欠かさず毎日視聴しています。
マネーリテラシーを高める。
生きていく上で損せずお得になることも多い。
できるところから始めるという意味でもお金の勉強をする。
お金についての知識に触れることが大事だなって感じています。
(P.181) カードを選ぶときの基本の考え方としては、自分がふだんからよく行く買い物先でいちばんお得にポイントが貯まるカードを選ぶ感覚が大切です。ここにさらに追加するカードとしては、どこに行ってもポイントが受け取れる受け皿として、代表的なTポイント、楽天ポイント、dポイント、Pontaポイントが貯まるカードは持っておいたほうがよいでしょう。クレジットカード決済は、ポイ活では必須事項です。自分がよく使う店で効率よくポイントの貯まるクレジットカードを見つけて、決済はできるだけクレジットカードで行っていきましょう。
ポイ活という言葉も浸透していますよね。
言葉を知らなくても知らずにポイ活している方。
それくらいポイントカードが身近になっていると感じます。
私に関しては楽天が1番使用しています。
楽天銀行の口座を持っている。
楽天Edyも使用できる楽天ポイントカードも所持。
そして極めつけは楽天デビットカードも持っています。
楽天ポイントの改悪。
ここ数年で言われる機会も増えました。
確かに数年前に比べたら還元が下がったのは事実。
それでも過去が大盤振る舞いだったと思う。
今でも貯まりますし私は楽天が1番重宝しています。
(P.242) 懐の具合を気にしながら働いていると、お金を稼ぐことを意識しなくてはならないし、少なからず何らかの利害関係に巻き込まれるなど、人間関係にも影響が出てきます。こうなると、やはりお金から解放されたとはいい難いです。なので、もしもFIREを目指して、本当の意味でお金からの自由を手に入れたいのであれば、サイドFIREなどといわず、完全なFIREを目指すべきです。そうでなければ、本当の意味でのお金からの自由は獲得できません。
FIREについてのいろいろ。
「サイドFIRE」を勧める人も見掛けます。
ただ、本書の著者である山田稔さん。
サイドFIREなどと言わない。
完全なFIREを目指すべきと主張されています。
この辺りがFIREでも個人個人ある。
人それぞれのマネー感があると感じます。
本書からも沢山お金の勉強ができました。
【[超入門]2時間ではじめられる! 日本人のための日本型FIRE成功の秘訣がわかる本 (山田稔)】
・お金について知ることは悪いことではない
【新刊】山田稔の日本人のための日本型FIRE成功の秘訣がわかる本でした。
お金というものは生きていたら避けられない。
それなのに勉強しようとする人は少ないです。
もちろん、一時期よりは増えている印象はあります。
ただ、Twitterを見ていてもです。
「稼ぐ」にベクトルが向きすぎている人も多い。
守る視点だったり損をしないにもお金の知識は繋がるんですよね。
本書からもFIREだけでなくお金の知識としても学べることが多いですよ。