【新刊】 細野正人の心がラクになる思考法

・生きづらさってなんだろう?

 

 

 

現代社会。

生きづらさと言う言葉。

生きづらさを抱えている人。

生きづらさについて話題になる機会。

 

生きづらさについては増えているんじゃないでしょうか。

本書は「生きづらさ」について解説。

スタート地点は生きづらさとは?からになります。

 

生きづらさって目には見えません。

だから人それぞれ思うところは違う。

悶々としてしまうところもありそうです。

そういう意味でも最初に解説から入るのも優しいと思います。

 

 

 

「うまくいかないことばかり」が改善される 心がラクになる思考法

 

 

 

書名:「うまくいかないことばかり」が改善される 心がラクになる思考法

 

著者:細野 正人

 

出版社:ポプラ社

 

出版年:2022年2月9日

 

ページ数:239ページ

 

 

 

うまくいかないことばかりが改善される。

心が軽くなるんじゃないでしょうか。

生きていたらうまくいかないようなこと。

遭遇する機会は私生活で多いと思います。

心が軽くなる本書の考え方を私なりの書評していただきます。

 

 

 

・自分を変えるきっかけを自ら呼び寄せ活かすことができるようになるテクニック

 

 

 

(P.10) 私の周りには、しくじりを経験したけど、今は充実した人生を歩んでいる人が多数います。皆、ふとしたきっかけから思考を転換し、自分本来の力を自覚できた人たちです。いわゆる「プラス思考」になるということではありません。きっかけからの気づきを活かし、自分自身を唯一無二の存在として肯定できることが大切なのです。本書では、自分を変えるきっかけを自ら呼び寄せ、それを活かすことができるようになるテクニックをお伝えします。

 

 

 

【目次】

 

はじめに

 

第1章:生きづらさって何?

 

第2章:生き方を変える能力の身につけ方

 

第3章:人生が変わる思考術

 

第4章:モヤモヤがはれる人間関係の築き方

 

第5章:働きやすくなる人間関係の築き方

 

ココロのトリセツ紙上ゼミ

 

おわりに

 

 

 

本書の概要と目次でございます。

冒頭でも語った通りになります。

最初は生きづらさとは?からのスタートです。

 

その辺りの章立て。

生き方を変える能力。

人生が変わる思考術。

モヤモヤが晴れる人間関係。

 

気になる章が人それぞれあるかと思います。

私もどんな内容が書いてあるか読む前から気になっていました。

早速ここからは私なりの書評に移っていきます。

 

 

 

(P.23) 自分は自分、他人は他人という考え方もしっかりあなたの軸の中に組み込んでみてください。あなたの人生の主役はあなた。自分の心を守るためのジコチューには、誰も文句は言えません。あなたの自己を一番大切にして人生を歩んでいきましょう。

 

 

自分の心を守るための自己中。

インターネットは特に思います。

 

色んな人がいるので親切すぎない。

スルーするところはスルーしたほうが良い

それが自分を守ることに繋がります。

 

私は当ブログで何度か書いています。

「自分を愛して、他人を愛します」

斎藤一人さんが書籍で書かれていたことに感銘を受けた。

この言葉が腑に落ちて自分が先に来ることに抵抗感が無くなりました。

 

まずは自分をしっかり満たす。

自分の人生の主役は自分なんです。

自己を大切にすることは意識していきましょう。

 

 

 

(P.85) 偏見や先入観は、不安から自分を守るためでもあります。だからそれを完全になくすのは誰にとっても難しいことです。でもそこにとどまっていてはいけません。偏見や先入観によって避けている人や物事の中には、あなたにとって素晴らしい意味を持つものもあるかもしれません。避けている限りは、あなたはそれに出会うことができないのです。自分の内なる偏見や先入観に気づき、その場を抜けて山頂から全体の景色を見渡すイメージを持ってください。そのイメージを日頃から意識し、行動を変えていくことが、メタ認知能力の向上につながっていきます。

 

 

第2章はメタ認知能力について。

メタ認知について詳しく解説されています。

 

偏見や先入観の強い人。

これって自分を守るためだったんですね。

受け入れるということは変化するってこと。

自分を守るためって意味合いは納得します。

 

誰しも大なり小なり偏見や先入観。

今まで人間として積み重ねた年月。

人それぞれの個性として持ち合わせているかと思います。

 

そこにとどまっていては行けない。

内なる偏見や先入観の外に素晴らしいことが待ち受けている。

こういう経験って生きていたらこちらもありますよね。

例えば、人間関係とは違いますが、食わず嫌いの食べ物が大好物だったなど。

日頃から思考を偏らせず俯瞰的に見れるようにセットしておきたいです。

 

 

 

(P.102) 「無理」という言葉を出すのが気持ち的につらいなら「今はできそうにありませんが、できるように努力します」と次につながる言い方をしたり、「一人では厳しいので他の人と一緒に」などと逆提案してもよいかもしれません。そのことで相手がどう思おうがいいのです。最も大切にしなければならないのは自分。責任を感じるよりも、自分を守ることに徹してください。

 

 

無理って言う言葉。

言い出せない人もきっと多いでしょう。

そこでのアドバイスがこちらになります。

 

今はできそうにないけど、できるように努力する。

一人では厳しいので他の人と一緒にやりたい。

 

ただ、提案できないって人もいるかと思います。

ここで重要なことって引用箇所の最後の言葉です。

 

「最も大切にしなければならないのは自分」

「自分を守ることに徹してください」

 

何事もこちらのマインドを持っておく。

第一前提として自分をしっかり労ってあげる。

自分を大切にして自分自身が自分を守ってあげる。

本書はあなたを守る視点が満載の書籍です。

 

 

 

(P.132) 私たちの感情は常に揺れ動いています。日常の中での刺激は、喜びや幸福だけでなく苦痛や不幸感も生み出します。そのような時につらい気持ちに打ちひしがれ、何もできない状態になってしまわないよう、高いレジリエンスを身につけておくことが重要です。嫌なことに出会ってもただ耐え抜く力ではなく、柔軟に対応できる力を持つこと。それが、あなたの精神的な安定を守ります。

 

 

メンタルを高くする。

それよりもレジリエンスを高くという話。

 

レジリエンスという言葉。

聞いたことない人に簡単に説明。

 

レジリエンス=復元力、弾性、回復力。

 

困難な状況でも素早く立ち直る。

正常な心の状態を維持できる自己回復力。

 

もちろん、後天的に身につけることができます。

 

私はメンタル面はそこまで強いとは思っていません。

ただ、逆境や修羅場をクグッてきた数が違う。

よくそんな状況で立て直せましたねって言われる出来事から復活。

そういう経験を重ねてレジリエンスが磨かれました。

後天的にレジリエンスが高くなったんだなって今にして思います。

 

 

 

(P.164) 大切なのは、本当に必要と思える人間関係に身を委ねることです。加えて、そうした周囲の人を尊重することです。あなたがしっかりと周囲の人を尊重できていれば、その人たちもあなたを尊重してくれるでしょう。地位や職業的立場、年齢差、性別など何も関係ありません。繰り返しになりますが、自尊心は周囲との比較からは育ちません。周囲の心通う人と共に、それぞれの素晴らしさを認めていくことを通してのみ、自分自身の心の幅が広がり、自尊心も高めていけると知ってください。相手を尊重する心が、人と人とのつながり、より良い人間関係を作り、あなた自身をも変えていくのです。

 

 

私のTwitterアカウント。

基本的に細野正人さんが語られているスタンス。

人間関係についてはそのように思って運用しています。

 

本当に必要と思える人間関係に身を委ねる

そうした周囲の人を尊重する

 

この2つは忘れないようにする。

もっともっと意識的に活動していきたいです。

 

 

【「うまくいかないことばかり」が改善される 心がラクになる思考法 (細野 正人)】

 

 

・自分を大切にしていこう

 

 

【新刊】 細野正人の心がラクになる思考法でした。

 

本書もそうです。

私自身は書籍を読んでみた。

本から学び後天的に身についたことが多いです。

 

今の自分が固定化しているだけ。

人間いつからだって変わろうと思えば変われる。

ただ、変われる術を知らないだけなんですよね。

本書の心がラクになる思考法も必ず役立つと思います。