・株式会社エネチタ代表取締役の本
今回の著者さん。
後藤康之さんになります。
愛知県知多市出身の方です。
私は愛知県西三河の人間。
どちらかと言うと知多半島に縁がある。
最近はご無沙汰ですが、よく遊びに行ってました。
目と鼻の先って表現はあながち間違っていません。
知多半島ナンバーワンの会社を目指す。
この指針は気になってしまいました。
著者である後藤康之さんの考え方になります。
本書から考え方を学び吸収させていただきたいと思います。
書名:ここまでやるか! 地域密着のスゴい会社
著者:後藤康之
出版社:あさ出版
出版年:2021年12月9日
ページ数:256ページ
ロンドンブーツの田村淳さんが絶賛。
ローカルであることを徹底的に強みに変える面白い会社。
知多半島という狭い商圏。
特化しているにも関わらずコロナ禍でも成長を続ける。
気になる究極のビジネスモデルを本書から私なりの書評させていただきます。
・黒字化を続けるエネチタの取り組みを紹介
(P.27) 本書では、ありえないレベルの「地域密着」と「多角化経営」、そして「社員教育」によって黒字化を続けるエネチタの取り組みを紹介します。中小企業の経営者はもとより、就職活動中の学生など、多くの方の一助となれば、著者としてこれほど嬉しいことはありません。
【目次】
はじめに
第1章:ここまでこだわる! エネチタの地域密着
第2章:ここまで人気! エネチタの新卒採用
第3章:ここまで育つ! エネチタの人材教育
第4章:ここまで変わった! エネチタの働き方改革
第5章:ここまでやるか! エネチタのカイゼン
おわりに
本書の概要と目次になります。
ありえないレベルの地域密着と多角化経営。
黒字化を続けるエネチタの取り組みを紹介がされています。
ご本人に会わないと聞けないような貴重な話。
それを書籍として読めるのは有り難いですよね。
今回は私なりの書評になるように抜粋して紹介します。
(P.35) スポーツに興味のない人でもオリンピックでは日本人選手を応援したくなる。また、高校野球を観ると自然と自分の出身地の高校を応援したくなる。そんなふうに人には、「地元愛」「地域愛」「郷土愛」があると思います。これは、甚大な災害があってもその地域で暮らしたいと思うような、人間としての本能であると私は考えています。
著者である後藤康之さんが仰ること。
私はごもっともだと感じました。
当ブログも愛知県(名古屋)ネタ。
結構な感じで紹介しています。
本書が気になった理由。
私に関しては知多半島の本?
エネチタの方の本?
こういう感じに気になったのでまさしくですよね。
(P.37) シェアを伸ばすには、「大きなエリアではなく、小さなエリアのナンバーワン」を目指すことです。
本書は地域密着のスゴい会社。
愛知県だと名古屋です。
名古屋まで手広く伸ばす。
商圏として考えてしまいますよね。
そこを知多半島という限られたエリア。
そこに絞っているので説得力がある言葉です。
私はネット活動するときに手広く広げすぎてしまうタイプ。
もう少し活動範囲を絞って選択と集中を意識したいと改めて感じます。
(P.114) 就活生の中には、「複数の企業から内定をもらい、ギリギリまで選択肢を手元に残しておきたい」と考える学生がいます。エネチタでは、複数内定者の採用には消極的です。なぜなら、「入社する企業を決めきれない」のは、「決断のタイミングから逃げる優柔不断な人」だからです。
エネチタさんの社員さん。
気持ちが強い人が多い理由。
採用段階からいろいろ考えておられる。
本書を読んでいてなるほどと思うことが多かったです。
引用に書かれているのはあくまで1つの視点。
自分が企業側(採用する側)だったとしたらの視点。
こればかりは仰る通りで思います。
相手の立場に立って考えると見える違う世界もあります。
(P.135) エネチタの「教育に関する方針」には、「新人に対して、『前にも言ったよな』『2度とやるなよ』『早く覚えろ』『わかったよな』と言ってはいけない」と明示されています。なぜ、これらの言葉を禁止したのか。それは、「新人が仕事を覚えられないのは、上司にも責任があるから」です。
エネチタの教育方針。
すごいと思いました。
「新人が仕事を覚えられないのは上司にも責任がある」
正直に言ってバイトでもあると思う。
教え方が下手な先輩です。
教え方が下手なのにこっちが怒られる。
前にも言ったよな
2度とやるなよ
早く覚えろ
わかったよな
こういう言葉を使われないの気が楽になる。
もちろん、覚える方は集中しなければなりません。
先輩社員も方針があるから教え方が上手い人が多そうですよね。
エネチタって素敵な会社だとこの章の解説を読んでも感じました。
(P.201) 叱っていいのは、「仕事の間違い(できなかったこと)」です。「人」ではなく「こと」を叱るという原則を守っている限り、叱られている社員も納得できます。事実を指摘し、事実を叱り、事実に基づいてアドバイスをする。これが叱り方の基本です。
仕事の間違い。
できなかったこと。
『「人」ではなく「こと」を叱るという原則』
こちらもエネチタさん素敵過ぎます。
叱られるときに人格否定と感じること。
逆ギレ的に怒られるってこともあると思います。
人ではなくことを叱る原則。
これがあるといったん考えますよね。
「こと」って部分を踏まえて相手に意見する。
叱り方の基本は大切にしたいと私自身も思います。
【ここまでやるか! 地域密着のスゴい会社 (後藤康之)】
・エネチタの素敵な社訓が理解できました
【新刊】 後藤康之 ここまでやるか! 地域密着のスゴい会社でした。
経営者視点の話。
会社内部の話になります。
書評をしていて感じた部分。
エネチタさんはとても良い会社。
こういうルール、指針、マナーが徹底されている。
社員さんとしても働きやすい会社だと思うんです。
本書を読んでみてとても素敵な会社と感じました。
私の場合は今は愛知県民で知多半島も近いです。
よりエネチタさんを意識してウォッチしてみようと思いました。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。