【新刊】 メモが人生最強の教科書に ロザンの京大 芸人ノート

・ノート術・手帳術・メモ術

 

 

 

ノート術・手帳術・メモ術。

久しぶりにこちらのカテゴリーの書評。

新刊を読ませていただきました。

 

今回はロザンのお2人の書籍。

宇治原さんと菅さんのお笑い芸人。

京大というのも聞いたことがあります。

 

宇治原さんがクイズ番組によく出演している。

インテリ芸人としての走りとして活躍。

そのような印象を持っているので存じています。

今回の新刊は「ロザン」としての書籍ということになります。

 

 

 

京大 芸人 ノート

 

 

 

書名:京大 芸人 ノート

 

著者:ロザン

 

出版社:宝島社

 

出版年:2021年11月27日

 

ページ数:190ページ

 

 

 

一生使える!

仕事、勉強の考え方。

 

自分のメモが人生最強の教科書になる。

メモについては助けられたことが私も多い。

日頃からメモを習慣にする大切さは身に沁みています。

人生の悩みを解決する思考術を本書から勉強していきましょう。

 

 

 

・社会人だからこそノートを取ることが大事

 

 

 

(P.7) 本書では私たちロザンが日頃やっているノート作りの心得や方法をお教えしていきます。基本的には私たちロザンが共通して行っていることについて本書でお話ししますが、それぞれが経験したことについては、その都度、菅、宇治原の場合として明記しています。「京大」を卒業した宇治原と「芸人」として戦略を考えてきた菅の「ノート」の取り方を参考に、自分だけのノート作りを始めてみてください。

 

 

 

【目次】

 

はじめに:学生の頃のように今もノートを取っていますか?

 

第1章:ビジネスパーソンこそノートを取るべき

 

第2章:ノート中毒のススメ

 

第3章:「使えるノート」の作り方

 

第4章:仕事の質を上げるノートの使い方

 

第5章:実践! ロザンならノートをこう書く

 

おわりに:ノートが人生の悩みを解決してくれる。

 

 

 

本書の概要と目次です。

社会人だからこそノートを取ることが大事。

社会人だからこそ社会人に役立つ勉強をする。

情報収集を日頃から怠らないって大切と実感しています。

 

概要に書かせていただいた部分。

「基本的には私たちロザンが共通して行っていること」

お2人で共有されてノート術を実践されている。

読んでいて凄いと感じた箇所にもなります。

はじめにから惹き込まれた本書を私なりの書評させていただきます。

 

 

 

(P.19) 社会に出て仕事をするとなると、必要な情報の量も質もぐんと変わってきます。溢れる情報の中から自分にとって何が必要な情報かを見極め、自分がすべきことを選択しなければなりません。そのとき役立つのがノートを取ることなのです。しかし、学生の頃に積極的にノートを取っていた人も社会人になってノートを取らなくなると、徐々にノートを取る能力も衰えてしまいます。歳をとれば記憶力も衰えるのが普通です。それにもかかわらず、ノートを取らなくなれば、より衰えるばかりです。仕事のパフォーマンスもずっと落ちてしまうでしょう。そのためには、大人になっても学生の頃と同じようにノートを取ることが大切なのです。

 

 

仰る通りだと感じます。

ノートを取っておく。

メモとして残しておく。

 

頭の記憶容量にも限界がある。

仮に記憶力が自信があってもです。

自信がある人ほど自分の記憶力に過信してしまう。

頭で覚えていたことをうっかり忘れているかもしれません。

ノートやメモを取る習慣は持ち合わせるの大切です。

 

 

 

(P.32) 頭の中にノートを作るために、実際にノートを取るのです。その逆ではありません。ですから自分の能力を高く発揮できる人=仕事のできる人=頭の中にノートがある人ということになります。頭の中にノートがある人は、物事を観察し、熟考して、自分なりの意見や考え方を形にしておけると言っても過言ではないでしょう。

 

 

とても素敵な言葉だと感じます。

実際にノートを取ることは頭の整理になる。

メモは忘却したとしても見れば思い出せます。

書くことにより記憶に定着する部分もある。

 

そういう意味で引用箇所に書かれていること。

「頭の中にノートがある」

この状態に導いてくれると思います。

実際にノートを取る効用って大きいです。

 

 

 

(P.37) あなたが人生や仕事において成功したいと思うなら、目的と手段を履き違えないことが大切です。そして、使えるノートを作ることが大事です。使えないノートを作っても意味がありません。人に見せたいノートではなく、自分が使えるノート作りを心がけましょう。図に書いてみるという点では、Amazonのジェフ・ベゾスが創業まもなく仲間とレストランでミーティング中、卓上にあった紙ナプキンの裏に書いた有名な図がありますが、それくらいシンプルなものでないと使えません。

 

 

目的と手段を履き違えない。

そのために人に見せたいノートを作らない。

自分にとって使えるノートを作ることが大事。

 

昨今は色んなノート術がございます。

参考にしてノートを取るのは良いことです。

しかし、誰かに見せるの前提でキレイに書き過ぎてしまう。

それでは意味ないよって話。

 

ノートを取るのは自分に役立てるため。

結果に繋がるノートになってこそですよね。

汚くても良いから仕事や人生で成功できるノート。

その辺りを肝に銘じて私も作っていきたいです。

 

 

 

(P.56-57) 日々の生活を決まった形式で毎日レコーディングして、自分にとって重要な情報を見える化しておくこともノートの活用術のひとつです。1ヵ月、こうした決まった情報を毎日レコーディングしておくと、段々と自分の生活や行動の傾向がわかってきます。すると「先月は脂っこいもん食べすぎやからちょっと太ったな。来月は少し控えな」とか、「この動画は他の動画よりも伸びているなあ。何があったんやろ」など、自分の行動を変えるきっかけや気づきにつながったりするのです。

 

 

ロザンのYouTubeチャンネル。

ロザンの楽屋というチャンネルの視聴者数をメモしているそうです。

 

その昔、レコーディングダイエットというのが流行りました。

毎日の体重をメモするだけで痩せるというやつです。

これは見える化になるので侮れないんですよね。

 

実際、私はブログのPV(アクセス)数を数ヵ月間メモ。

そういうことをしていたこともありました。

何よりも大切なのがこちらだと感じています。

 

「自分の行動を変えるきっかけや気づきにつながったりする」

 

レコーディング自体は簡易的なもので良いんです。

毎日メモを取り続けることによっての行動変化。

毎日のメモが気づきになり発見があったりもする。

こういう効果がレコーディングすることで大きいと実体験で思います。

 

 

 

(P.80) ここでひとつ断言します。ノートは捨てないほうがいい。自分が取ったノートはなるべくならすべて残しておいたほうがいい。そうすることで自分の成長の過程、変化の過程が見えるようになります。菅が実践している毎日のレコーディング・ノートと同じ発想です。ノートを捨てないためにも、日頃使うノートは1冊にして使い切ること。

 

 

科目ごとに分けずに思いついたら書く。

1冊にまとめることで継続しやすくなる。

英語と漢字が同じ場所に書かれているイラストが付いています。

 

これって皆様も経験ありませんか?

私も実際に昔はノートを分けていました。

分けていたんですが、やっぱり使い切れません。

今では分けずに1冊にまとめてしまうスタイルです。

 

まずは使い切るという視点に立つ。

もちろん、ノートを使い切るが目的は本末転倒。

でも、ノートを使い切ることによって自信はつきますよね。

私も最近は実体験的にも書く量が増えたり使い切れるようになりました。

 

別の話になるんですが、ネットのアカウントもそうですよね。

ブログやSNSのアカウントを細かくいろいろ分けて利用する。

細かく分けすぎてしまい継続できずに結局うまく行かない人も多い印象です。

日頃使うノートは1冊にまとめるは私的にもおすすめの方法になります。

 

 

【京大 芸人 ノート (ロザン)】

 

 

・とても素晴らしいノート術の新刊でした

 

 

【新刊】 メモが人生最強の教科書に ロザンの京大 芸人ノートでした。

 

大人になってからノートを取る人は少ない。

ノートを書いたとしても継続できる人は少ない。

その視点を踏まえて語られているので優しいと思いました。

 

ノートを書くのに挫折してしまった人。

ノートを書きたいけど、どうすればいいか分からない。

参考になる知見が満載の個人的に素晴らしい内容でした。

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。