・一瞬で信頼される会話術
行列のできるインタビュアー。
そちらの聞く技術になります。
書籍にも書いてあることです。
「相手の心をほぐすヒント」
相手の心をほぐすって良いですね。
聞く技術の書籍は世の中に多くあります。
違う視点での「聞く技術」と言える新刊。
インタビュアーの聞く技術を勉強させていただきましょう。
書名:行列のできるインタビュアーの聞く技術 相手の心をほぐすヒント88
著者:宮本 恵理子
出版社:ダイヤモンド社
出版年:2021年10月27日
ページ数:272ページ
場作り、声がけ、相槌……聞き上手のメソッド。
全収録されているのが本書になります。
あなたに聞いてもらえてよかった。
そう言ってもらえる聞き上手になれる新刊を私なりの書評していきます。
・初心者でもベテランでもすぐに実践できる技術
(P.11) 本書では、講座で伝えてきた内容を中心に、私が人に話を聞く上で日々意識している心がけや、聞くことのプロである先輩方からいただいたアドバイスを、みなさんにお伝えしたいと思います。実体験に基づく事例も交えながら、初心者でもベテランでも、すぐに実践できる技術を集めました。さあ、一緒に学びましょう。
【目次】
はじめに
第1章:人生と仕事に効く「聞く技術」
第2章:「聞く力」を何倍にも膨らませる事前準備
第3章:話を聞き出す「環境」のつくり方
第4章:インタビュー開始5分で信頼してもらう
第5章:「聞く」がはかどるメモの取り方
第6章:質問せずに、本音を引き出す
第7章:オンラインで深く聞く7つのコツ
第8章:インタビュー企画書の作り方
インタビューQ&A
おわりに
本書の概要と目次でございます。
それぞれの章立ての後になります。
おわりにの前のインタビューQ&A。
結構な量をQ&A形式で回答されています。
数えてみたら34個のQ&Aでした。
あなたの疑問もここに載っているかもしれません。
書評はそれぞれの章で気になる箇所を私なりに書評しますね。
(P.25) 私のようなインタビューにとって聞く技術とは、「書く仕事」の質を高めるスキルそのものです。書く技術も重要ですが、それよりも大切なのは、書く前に中身の材料をどれだけ充実させるかということ。同じ人にテーマで取材をしても、聞く技術次第で、引き出せる話はまったく違ったものになります。その技量を磨いていく視点をお伝えしていきます。聞く技術は、あなたの人生を仕事を、もっと楽しく豊かなものにする。私が約束します。さあ、始めましょう。
インタビュアーの宮本恵理子さん。
聞く技術は書く仕事の質を高めるスキル。
材料をどれだけ充実させるかは仰る通りだと感じます。
書き起こす前の素材。
インタビュアーで聞く姿勢。
どれだけ聞けるかで書く内容も変わります。
それを踏まえても本当に重要なスキルと改めて思います。
(P.77) 事前に確認できるなら、「午前と午後、どちらがゆっくり話しやすいですか?」と率直に尋ねるのがベターです。時間だけではありません。話を聞く日にちも、相手の都合との兼ね合いで決めることが大半ですが、条件が許すなら、「より充実した話が聞けそうなタイミング」を提案するといいと思います。
人それぞれのベストタイミング。
午前と午後のどちらに話すかどうか。
そして話を聞く日にちも大きいという話。
自分ごとにして考えるとそうですよね。
私は午後の人が少ないような平日。
そちらの方が安心して話せるかと思います。
私と違って休日の午前中がいい。
そういう方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
人それぞれ話しやすい時間帯を意識する。
しっかり聞いて提案すること大切ですね。
(P.119-120) 質問を始めるよりも先にすべきなのが、「地点合わせ」です。「地点合わせ」という言葉は私の造語なのですが、「私はあなたのことをここまで知っていますよ」というふうに、聞き手の知識レベルを開示することです。初対面の相手の場合ならなおさら、私を見て気になっているはずなのです。「この人、どこまで私のことを知っているのだろう?」と。そのレベルによって、「どこから話せばいいのか」が変わってくるので、聞き手がどこまで自分のことを知っているのか、探るモードになっているはずです。だからこそ、聞き手が積極的にそれを伝えれば、話し手も「ここから話せばいい」という地点が定まります。つまり、”インタビュアーのスタート地点”を定めることができるというわけです。
人それぞれの知識量に違いがある。
知識レベル違うのに話す人は多いですよね。
それを踏まえると「地点合わせ」です。
宮本恵理子さんの造語ですが、大事なことだと思います。
最初にどれだけの知識量があるのか。
話す際や聞く際には摺り合わせは行う。
初対面の相手だったら本当に尚更ですよね。
この辺りは丁寧にコミュニケーション取っていきたいです。
(P.177-178) コミュニケーションとは「言葉のキャッチボール」。そう考える人は多いかもしれません。事実、相手の発する言葉から、理解を深めることがコミュニケーションです。しかしながら、言葉は必ずしも正直であるとは限りません。むしろ常に疑ってかかったほうがいいと、私は感じています。その人が話す言葉を受け止めながら、「本当にそう思っているのかな?」「実はもっと伝えたいことが隠れているのかもしれないな」と目と耳を凝らしています。誰でも「自分からは言い出しづらい、けれども機会があれば伝えたいと思っていること」があるのです。
話を聞くときです。
注意深く気をつけたいです。
聞けたと思ったらその裏があるかもしれない。
もっともっと奥深くになにか眠っているかもしれない。
聞く側として自然と引き出せるようになる。
引用視点で仰られていることになります。
相手の話を注意深く耳を傾けつつ良い意味で疑いたいですね。
話を聞く姿勢としてもより耳を傾けられるかと思います。
(P.196) 話を聞いている間のアクションは積極的に。でも、安易な反応には要注意です。人の体験やそれに基づく感情は、その人だけのものです。たとえ似たような境遇にあったとしても、「相手にしか見えていない世界がある」と尊重する姿勢を持つべきだと私は考えています。特に、その人にとって大切な経験を語っている時、簡単に「わかります」とは言わないように。なぜなら、その経験をしていない人間にわかるわけがないからです。話し手も決して口にはしないと思いますが、不快感を抱いているかもしれません。
私なりの書評なので私が思ったこと。
ネットでよく見る定型文的な貧乏体験記があります。
「貧乏なときは毎日カップ麺しか食べられなかった…」
極貧生活ツイートです。
私としてはカップ麺を食べられるならいいじゃん?
カップ麺で極貧生活が辛くてはもっとしんどい人いるよ。
定番でもやしと袋麺の安い焼きそばをセットで食べる。
100円のスティックパンを毎日1つのみ食べてしのいでいく。
世の中は広いのでそういう極貧生活をされた人もいるんですよね。
話を最初に戻していきたいと思います。
コピペも多いけど、実際に思う人もいると思うんです。
毎日カップ麺しか食べられなくて極貧生活してしんどい…。
引用で書かれていることってこういうことに繋がると思います。
その人が感じていることはその人しかわからない。
本人が極貧生活と思っているならもっと貧乏な人がとは言えない。
だから安易にわかりますやもっとしんどい人がなんて言えませんね。
聞くときは相手の意見を尊重しつつ聞く方に集中したいです。
【行列のできるインタビュアーの聞く技術 相手の心をほぐすヒント88】
・インタビュアー視点の聞く技術
【新刊】 宮本恵理子の行列のできるインタビュアーの聞く技術でした。
普段の聞く技術を紹介された書籍。
インタビュアーの本ということです。
少し内容的にも独特な箇所が多い印象でした。
話を聞く際に勉強になることが満載で良かったです。