・あなたは何もしない時間を持ってますか?
本書の何もしない習慣。
ただ、ぼーっとしている時間を作る。
そういうわけではございません。
例えば、そのぼーっとしている時間になります
能動的に何もしない時間を作る意味合いでぼーっとしている。
これは何もしない習慣というわけです。
実際に私も毎日の生活の中にです。
頭の中を空っぽにする時間。
座禅を組んでタイマー掛けて座りっぱなし。
目を閉じて数分間をじーっとしている時間があります。
私も気になる何もしない習慣を教えていただきます。
書名:何もしない習慣
著者:笠井 奈津子
出版社:KADOKAWA
出版年:2021年9月29日
ページ数:256ページ
あなたの休み方では疲れが取れない!?
疲れたから休むのではなく疲れる前に休むルーティン。
もう休むことに罪悪感を覚えない。
ついつい、休まずに作業してしまうこともあると思います。
休むことに対しての捉え方も変わる1冊をそれでは見ていきましょう。
・自分を大事にすることが生活の基本
(P.4) 「なにもしない」といっても、ただ毎日をぼーっと過ごすという意味ではありません。もちろん慌ただしい日常では、ときに立ち止まり、なにもせずに過ごす時間は必要でしょう。しかし本書では、毎日の生活のなかにあえて意識的につくり出す「休む」時間であり、自分と向き合う時間と考えます。そうすることで、体に悪い行動や悪習慣を断ち切り、時間の使い方を見つめ直して、より前向きに自分の生活にかかわっていく姿勢をつくることを目指します。
【目次】
はじめに:「休む」優先順位を上げる
序章:みんな誰もが疲れている時代
第1章:疲れたから休むのではなく、疲れないように休む
第2章:休むことを「習慣」にする
第3章:ワーク・ライフ・ブレンド時代に「完全に休む」睡眠を手に入れる
第4章:なにもしない習慣の続け方
第5章:上手に休めば人生はうまくいく
おわりに:異なるトリセツを尊重し合える、豊かな社会へ
本書の概要と目次です。
概要通りのことになります。
「何もしないとは能動的に休むこと」
この視点を本書は惜しげもなく紹介されています。
休むことに罪悪感を覚える人も多いと思います。
時間が勿体ないと感じるのは典型的なパターンですよね。
だからこそ能動的に休む時間をつくることが大切ですし学んでいきましょう。
(P.32) 自分を回復させて、人生のビジョンへ向けて自分を再起動していく時間です。主体的な行動をうながし、もういちど人生の舵を握り直すための試みです。そのために、能動的に休むのです。休むだけで、あなたの体はもとより、あなたの人生すべてがよきものへと変わっていきます。現代人には「なにもしない」時間が必要です。自分をしっかりと回復させ、未来につながる、充実した幸福感の高い休み方が求められています。あなたの人生を変える「なにもしない習慣」を、一緒にはじめましょう。
何もしない習慣。
人生のビジョンへ向けて自分を再起動していく時間。
休みなく動いていると考える時間が足りない。
舵を取ると言う意味ではゆるめることも大事だと最近は感じています。
今の私は土日は考える時間が中心。
月~金は行動寄りにシフトしています。
もちろん、状況によりけりで変化はさせます。
ただ、行動を休めて考える時間や休息の時間の大切さ。
本書で言うところの何もしない習慣だって大切と感じています。
(P.38-39) 「能動的に休む」というのは、言い換えれば主体的に行動することともいえます。どんなことも受け身の姿勢でいる限りは、自分に合った情報や知識は得られないし、自分に合った時間の使い方もできません。そのために、疲れてしまうのです。大切なのは、「自分にはなにが合っているのか」という自分だけの情報です。外部から得られる情報や知識は行動のきっかけにはなりますが、それらを自分に合わせてカスタマイズすることが大切。「自分のトリセツ」をつくるには、むしろ専門的な知識は必要ありません。本書のワークにしたがって行動を記録しそれを振り返るだけで、自分の実感に基づく、自分に合った「生きた答え(自分についての情報)」が集まります。
能動的に休むのは主体的に行動している。
私も違った角度で行動を言うことがあります。
『考える時間も行動』
そういう意味では考える時間も主体的に行動している。
引用視点で書かれているのは本当に仰る通りです。
もっとみんな自分の合う合わないを意識してチョイスするの大切。
情報の正解不正解を気にするのは悪くない。
それと同時に自分にフィットするかも考えて取り入れる。
合わなければ無理して合わせていく必要もない。
他の合う方法が見つかるくらいのスタンスで良いかと思います。
大事なのは自分でカスタマイズする部分もそうですね。
本書にはワークもございます。
カスタマイズしつつ取り入れていきたいですね。
(P.53) 「いまの自分の行動(状態)」を書き出して、客観的に把握しながら自分の時間の使い方を見直していく。そうして積み重なった自分だけのエビデンスが「自分のトリセツ」であり、これさえあれば少しずつ、「疲れない」「ストレスをためない」選択ができるようになります。ほかの多くの人や、広く受け入れられている情報と違っていても構いません。自分が気持ちいいと感じるポイントはそのまま置いておけばいいし、逆に疲れをためる原因になっているエラーポイントは、意識して改善していけばいいのですから。
1日24時間の行動。
まずは見える化して可視化する。
客観的に見ようと言うワークもございます。
これは私が簡潔に書いたのでもっと説明も書かれています。
休んでいるようで休んでいない時間。
1日の行動を洗い出すとあると思うんですよね。
能動的に休む時間が本書の言いたいこと。
疲れない、ストレスをためない選択をして改善しましょう。
(P.104) 「休むと、仕事も体もこんなにいいほうへ変化するのか!」と体感するためにこそ、休みましょう。その体感のエビデンスを蓄積していくと、体のほうから先に自分にとって大切な行動を教えてくれるように変わっていきます。あまり休まない人は、「休むと回復する」「休むとこんなに生産性が上がる」といった感覚すら、わからなくなっています。「とにかく休もう」と頭で納得するよりも、まず先に休む予定を押さえてしまうのが、大切なはじめの一歩です。
先に休む予定を押さえてしまう。
行動予定のリストを作る人は多いと思います。
しっかり、休む時間も明記しているでしょうか。
私の場合は冒頭で語った頭を空っぽにする時間は明記しています。
引用の最初に書かれていることになります。
「休むと仕事も体もこんなにいいほうへ変化するのかを体感してほしい」
今でこそ休息も入れていたりしますが、なかなか休まないタイプ。
だからこそ、ゆっくり休めたときの爽快感。
休んだときの感覚は身を持って体感できました。
休むと回復や休んだほうが生産性が上がるのも今は理解しています。
(P.133) 「し過ぎ」をいったんやめてみると、自分があれほどこだわっていたものごとが不思議と居心地の悪いものに思えてきて、人生をまったく新しい角度から見直せる余白(スペース)が生まれるはずです。働き過ぎるのをやめる。戦い過ぎるのをやめる。他人と比べ過ぎるのをやめる。食べ過ぎるのをやめる。運動し過ぎるのをやめる。情報を集め過ぎるのをやめる……。「し過ぎ」だった人間関係をやめるのも一考してみましょう。人間関係の問題は相手あってのことで解決が難しく、解決しようとすればするほど、幸せになる可能性を奪いかねない面があります。
今の時代はやれることが多い。
し過ぎをいったんやめてみる。
私もこの箇所はとても大切だと感じます。
実際に私は「し過ぎ」を減らした時期があります。
このブログ開設の時期です。
ブログに集中する意味合いもある。
覚悟の精神で取り組もうと思っていた。
事前に「し過ぎ」を排除した結果です。
いろいろ好転しました。
余分な時間を取らされている。
必要ないことに時間を割いていると改めて感じました。
1度、し過ぎについて考える時間を作ってみるのもいいかもしれません。
【何もしない習慣 (笠井 奈津子)】
・メリハリをつけて休むときは休む時間にする
【新刊】 疲れる前に休む 笠井奈津子の何もしない習慣でした。
本書を読んで感じたのは休んでいるようで休めていない。
そのような時間も私自身にまだまだあるかと思いました。
「能動的に休む」ってことを意識して毎日の生活に取り入れる。
何もしない習慣として根付かせてパフォーマンスアップしていきたいです。