【新刊】 濱田恭子のセルフ・マインド・マネジメント

・真面目なことは悪くないけど…

 

 

私の場合はネットでのことに例える。

ネット疲れしてやめてしまう人は昔からいます。

やめる人の特徴として見ているとです。

 

1つがリアルが多忙。

所謂、リア充と言うやつです。

これは致し方ないことだとリアル重視の人もいますからね。

 

もう1つが真面目すぎる人。

これが私がよく言う生真面目すぎるって話です。

本書のテーマは私が普段から発信したいこと。

伝えたい部分と重複することもあって良かったです。

 

真面目なことは悪いことじゃないんです。

生真面目すぎると疲れちゃいますよってこと。

生真面目の度合いを下げて真面目くらいにする。

これだけでも私は結構な感じに変わるかと思っています。

私は生真面目と思う人は本書の読者層として合っているはずです。

 

 

 

キマジメさんの「いっぱいいっぱい」でしんどい! がラクになる セルフ・マインド・マネジメント

 

 

 

書名:キマジメさんの「いっぱいいっぱい」でしんどい! がラクになる セルフ・マインド・マネジメント

 

著者:濱田 恭子

 

出版社:ビジネス社

 

出版年:2021年9月3日

 

ページ数:192ページ

 

 

 

マジメすぎて疲れている人へ…。

 

大丈夫じゃないのに大丈夫と言ってしまう。

眠れない、時間がない。

他人に頼れない。

ぐるぐる考えてしまう。

 

私も該当するところが多い。

一方で私は大雑把で几帳面と言います。

これが良い感じに働いているんだろうと思います。

だから生真面目すぎないってことに関して私なりの書評していきたいです。

 

 

 

・いつもいっぱいいっぱいのあなたへ

 

 

 

(P.10-11) 「セルフ・マインド・マネジメント」を身につけた人とそうではない人は、将来的に心や身体の健やかさに違いが生まれ、長い先には、人生の方向性までもが変わってくるのです。やることが多すぎ、手を抜くこともできないキマジメさんに、この「セルフ・マインド・マネジメント」を知っていただくことで、あなたらしさを生かせる未来を手に入れてほしいと願っています。

 

 

 

【目次】

 

イントロダクション

 

キマジメさんにの「いっぱいいっぱい」度チェック

 

第1章:「いっぱいいっぱい」になってしまう心の仕組み

 

第2章:考え出すと止まらない「ぐるぐるの森」

 

第3章:「WHY?」という問いかけをやめてみる

 

第4章:怒りや不安を減らしてポジティブなエネルギーを増やす!

 

第5章:キマジメさんに、ぜひ知ってほしいこと

 

あとがき

 

 

本書の概要と目次になります

生真面目な人についてです。

本書では「キマジメさん」と仰ることが多い。

 

生真面目な自分。

私は変えていけると思っています。

セルフケアする方法を知らないだけ。

本書から抜粋して私なりの書評させていただきます。

 

 

 

(P.26-27) 情報を完全に消去して忘れ去るわけではなく、不要なものを整理して容量を空け、パソコンの最適化に近いことを目指すわけです。デスクトップがアイコンだらけで、すぐにフリーズしたりするパソコンではなく、体験や感情を整理し、必要になったときにそれを検索して引き出すことができる状態に、情報を最適化し、使いやすい状態に整えることが大切です。情報を引き出しの中に整頓してしまっておくことで、普段はそれを思い出したり、くよくよしたりすることを繰り返さずに済み、日常では気にならなくなるわけです。そして、必要になったときには検索をかけて、その引き出しのありかを思い出し、そこを開ければ、その情報を取り出すことができる状態にしておくのです。 

 

 

自分のキャパシティを知っておく。

キャパシティオーバーになりやすい人ほどです。

引用で書かれている考え方って大事だと感じます。

 

私も保存しまくってしまう方です。

昔はメモとメモが大量に残ってしまう。

収集するクセもあってあっちこっち大変でした。

 

感情整理も一緒だと思います。

体験や感情をしっかり整理する。

自分自身で最適化する時間をつくる。

 

そういう意味では私の土日のツイート。

1週間に1回は今日は考える日とツイートします。

行動、行動と前に進みすぎたら体験や感情を置き去りにしてしまう。

時間を取りまとめておくことも大事なことだと感じます。

 

 

 

(P.59) 頭の中でいつまでも同じことが堂々巡りする「ぐるぐるの森」。やっかいなこの森を抜けるには、「感情を分解して、容量を小さくする」のです。思考の堂々巡りを止めて、どんどん前向きに進んでいきたいのなら、ファイルの容量を小さくする必要があります。そのためには「より容量の大きなファイル」を、何とかしないといけません。つまり、「感情を分解する」ことが、実に有効なのです。感情の容量を小さくすることで、空き容量を増やすことができるわけです。

 

 

何度かブログに書いていることです。

岡田斗司夫さんのスマートノートという書籍。

こちらの本に書かれていたことに感銘を受けました。

 

「頭の中のジャグリング」

 

モヤモヤしている感情。

ジャグリングのように回し続けている。

堂々巡りになってしまうというわけです。

 

本書では感情を分解すると書かれています。

分解する手法としてノートに書き出してみる。

頭の中で堂々巡りさせずに切り離してみる。

小さくすると深い悩みと思いきやスッキリする場合もあります。

 

 

 

(P.93) もしあなたが今「ぐるぐるの森」に入っているのだとしたら、視野が少し狭くなっているのかもしれません。そんなときはちょっと時間を取って、「今、これは何のためにやっているのか」「プラスになることはないか」と見直してみてはいかがでしょうか。今の状況を俯瞰することができると、「ぐるぐるの森」から出やすくなります。こうして動機づけについて考えることは、今やっていることに対する視点を変えることにつながります。

 

 

視野が少し狭くなっている。

私自身もこういうときはあります。

だからこそ立ち止まって考えてみる。

今の状況を俯瞰的に見ることは大事な時間です。

 

私の場合はブログ継続7年10ヵ月。

ブログ継続10年を目指しています。

ある意味でこれが動機づけになっています。

もちろん、その他にも好きなり理由がありブログを書き続ける。

 

しかし、何事も動機づけが薄いこと。

人間ってやめる理由が勝ってしまう。

やめずに限らず新しく始めるでもそうです。

だから最初や途中でしっかり動機づけを考えてみましょう。

 

 

 

(P.127) 実際に今日、今週、今月、「やらなけば」と思っているタスクを書き出してみてください。書き出したら、そのタスクは忘れましょう。やるべきことは、それを見ればわかるのですから。そのタスクをやり終えるたびに、書き出したメモに1本ずつ線を引いて消してみてください。これで知らないうちにずっと動いているアプリを閉じることができます。もしあなたが集中力をアップさせ、仕事のパフォーマンスを上げたいと思ったら、この「頭にメモしない」を取り入れてみてください。

 

 

書くのは覚えるのじゃなくて忘れるため。

誰だったか仰っていて共感しました。

 

「頭にメモしない」

 

このことを仰っているわけです。

メモを見ればすぐに思い出せます。

私もそういう用途でメモしたりします。

 

ずっと頭の中で覚えようとしている。

脳内がずっと動いているわけですからね。

忘れても大丈夫という安心感も得られておすすめです。

 

 

 

(P.160) キャパオーバーになっている自分の思考を整理し、容量を空け、タスクを整理整頓することで、本当にやっていけるものなのか。それとも、これはもう通常やれる量を超えていて、そもそもの仕事のカタチを見直すべきなのか。ここを考えなくてはならない場合もある、ということです。

 

 

リアル生活。

ネットでの時間。

今は2つの場所が存在しています。

 

リアルでの自分のキャパシティ。

ネットでの自分のキャパシティ。

 

しっかりと考えたほうが良いと思うんですよね。

リアルは結構バランス整えられる人は多いと思う。

リアルとネットでのバランスが下手な人が多い印象です。

 

要は、ネットだと詰め込みすぎてしまう。

今はあれもこれも無料で登録できてしまいます。

動画視聴もいろんなサイトで無料で勉強できたり遊べます。

 

いろいろ試すのは大切なことです。

その一方でキャパシティオーバーになりやめる。

せっかく始めたことをそういう面でやめるのは勿体ないと思います。

しっかり通常こなせる量かどうかを取捨選択しつつ進みたいですね。

 

 

【キマジメさんの「いっぱいいっぱい」でしんどい! がラクになる セルフ・マインド・マネジメント】

 

 

・マインドマネジメントしていこう

 

 

【新刊】 濱田恭子のセルフ・マインド・マネジメントでした。

 

視野を広げる。

違う考え方を取り入れる。

生き方や心の持ち方が変わると思います。

本書からもマインドマネジメントで勉強になることが多く見つかりました。