【新刊】 山根洋士の自己肯定感低めの人の人づきあい読本

・視点として知ってみる

 

 

自己肯定感。

世の中には沢山の書籍が出版されています。

今も昔も自己肯定感についての悩み。

自己肯定感について考えている人は多いんじゃないでしょうか。

 

当ブログでも10冊以上の書籍。

私自身が自己肯定感が低いと思っています。

参考になる知見を本から取り入れさせてもらっています。

 

そこで感じるのが視野が広がった。

考え方として自分を俯瞰的に見れるようになりました。

今でも自己肯定感が高い人と比べたら低いままです。

でもそんな自分も受け入れられているのが変わったところかもしれません。

 

 

 

仕事関係からプライベートまでスッキリ! 「自己肯定感低めの人」の人づきあい読本

 

 

 

書名:仕事関係からプライベートまでスッキリ! 「自己肯定感低めの人」の人づきあい読本

 

著者:山根 洋士

 

出版社:大和出版

 

出版年:2021年9月16日

 

ページ数:218ページ

 

 

 

今のあなたのままで大丈夫。

人間関係のストレスから解放される。

本書の考え方を教えていただきましょう。

 

 

 

・自己肯定感が低めのあなたを変えようとはしない

 

 

 

(はじめに) この本では、自己肯定感が低めのあなたを、「変えよう」とはしません。あなたは自信がないままでいいし、魅力的になる必要もない。雑談ができるようにならなくていいし、おもしろいことを言えなくても、気の利いた一言をかけられなくてもいい。嫌いなものは嫌いでいいし、人が信頼できないのにムリに信頼する必要もありません。

 

 

 

【目次】

 

はじめに:人づきあいが嫌いでも人間関係で悩まなくなる方法があった!

 

プロローグ:「自己肯定感が低め」だからできることがある!

 

Step1:大切なのは自己肯定感ではなく自己納得感

 

Step2:必ずしも自分の気持ちは伝えなくてもいい

 

Step3:怒る人、キレる人には、こう対処する

 

Step4:たったこれだけで仕事もやりやすくなっていく

 

Step5:それでもかかわってはいけない人が現れたとき

 

エピローグ:こうして人づきあいは新しいステージに上がる

 

おわりに:人生はもっと楽しくなる。人は自分が思っている以上に優しい

 

 

 

本書の概要と目次になります。

人づきあいが嫌いでも人間関係に悩まない。

嫌いまで宣言しなくても疲れてしまう人。

人づきあいが煩わしいと感じる人もいらっしゃると思います。

自己肯定感低めの人の気が楽になる視点が満載の本書を私なりの書評です。

 

 

 

(P.23) 「人に認められよう、そのために成果を出そう!」と頑張ろうとするのだけど、頑張りが続かない、なぜかやる気が出ない、もしくは頑張っているんだけど成果が出ない。これは「自分は大切でないほうがいい」ノイズの悪影響で、自分がうまく立ち回れなくなっています。「この人と仲良くなりたい」と思うのに、なぜか相手を怒らすようなことを言ってしまう。なかなか親しくなれない。これは「人に近づかないほうがいい」ノイズの悪影響です。あなたを苦しめているのは、結局のところ、あなたの心の中にある、こうしたノイズ(心のクセ)なのです。他人があなたを苦しめているわけではありません。そのことを知るだけでも、なんとなく対策ができそうな気になりませんか?

 

 

実体験としてとても分かります。

私も自分を裁いたり責めたりが酷かった。

自己肯定感の本を読んでみて取り入れてみる。

 

自分を裁いたり責めたりするのはやめてみました。

1番責めていたのは自分自身という気持ち。

心のクセを矯正すると全然違うと思いました。

他人ではなく己を知るって大事なことだと感じます。

 

 

 

(P.49) 自分は大切ではないほうがいい、価値がないと思い込んでしまうと、自分を大切にすることができなくなります。なので、なんでも積極的に挑戦して、自分を楽しませてあげる、自分をより良い状態にもっていってあげることよりも、「失敗することで、辛い思いをしたくない、みんなからバカにされたくない」と、チャレンジを避けてしまう心理になってしまいます。

 

 

自分自身に対しての無価値感。

この辺りも過去の自分と照らし合わせてみるとです。

理解できるし実際にやってみたことになります。

 

自分を楽しませてあげる。

私の場合は元から好奇心はあります。

もっと何事もチャレンジしていく。

失敗はないあるのは結果の精神を持てたの大きいです。

 

 

 

(P.75) 自分の心持ち次第で、人間関係はいかようにもなります。しかし、どうしてもわかりあえない人、意見が通じない人、話しても理解できない人、というのは実際に存在します。この場合、相手とは生きる「部活」が違うと考えましょう。人種や文化が違えば、そもそも考え方が異なる人なんだと、違いを認められます。逆に、同じ国、だいたい似たような環境で育っているから「同じ考えを持っている」という前提が生まれてしまい、お互いの違いを認められなくなるのです。その違いの枠をつくるために「部活」という、みなさんが慣れ親しんだ枠組みを利用するのです。

 

 

とても重要な考え方だと思います。

ネットだとなぜか全員と仲良くしようと思う人。

それで人間関係に疲れ消耗してやめる人も多いです。

 

私なりの書評なので私の思うこと。

誹謗中傷してくるような人は理解しやすい。

みんなスルーできるとは思うんです。

 

そうでは無い人を相手にして消耗してしまう。

それが「部活」って考え方だと思います。

部活って枠組みは良い考え方じゃないでしょうか。

 

野球部、サッカー部、水泳部、バスケ部、美術部。

共通のルールで試合をしましょうって言ってるようなもの。

野球、サッカー、水泳、バスケを共通のルールは無理がありますよね。

 

そして試合って私は美術部ですよって普通ならなりますよね。

でも、美術部なのにスポーツのルールと照らし合わせようとする人も多い。

この辺りのスルースキルがあるとグンと気楽になれると思います。

生きる部活が違うって考え方は素敵ですし取り入れるのオススメしたいです。

 

 

 

(P.138) 自己肯定感が低めだと、誰か自分より下の人を見つけると、自己肯定感が上がるような錯覚を覚えます。本当に上がったのではありません、あくまでも錯覚。でも、一時的ないい気分は味わえる、しかも手軽に体験できるので、自分より下の人を見つけるのがクセになってしまいます。そうすると、なんでも自分より下の人を見つけたり、難癖つけて相手を下にして自分の自己肯定感が上がったような気になったり、自信がついた気分になっています。

 

 

あくまでもイメージ的にですよ。

自己肯定感が高い人のほうが人を見下してきそう。

自信満々だからこそ見下すって思いそうですよね。

 

自己肯定感が高い人は他人が気にならない。

自分軸がしっかりしているので自分が軸になっている。

他人についての寛容さも持ち合わされている面もあります。

 

一方で、自己肯定感が低い人。

そういう攻撃的な感じじゃないと思います。

 

「難癖つけて相手を下にして自分の自己肯定感が上がったような気になったり」

ただ、ツイッターを見ているとこの部分です。

引用リツイートで喧嘩を売るような人もいる。

そういう人はこういうタイプなのかなって本書を読んで思いました。

 

 

 

(P.164-165) 「嫌い」を認めてしまえば、今以上に距離が縮まることはないので、共通の目的に向けて、互いの利益のために協力し合うことはいくらでもできるのです。あなたの人づきあいがうまくいかないのは、本当は嫌いな上司、本当は嫌いな部下、本当は嫌いな同僚を、「好きにならないといけない」「仲良くしないといけない」「うまくやっていかないといけない」と思い込んでいるからです。大丈夫です。自分の嫌いを抑え込めば抑え込むほどうまくいかなくなるのです。まずは自分の嫌いを認めてみましょう。 

 

 

嫌いな人を無理に好きになる必要はない。

嫌いな人とうまくやろうと頑張ってみる。

嫌いな人と仲良くなろうとするから苦しむんですよね…。

 

まずは嫌いと言う感情を認める。

嫌いなものは嫌いなんだから塞ぎ込む必要はない。

こういう場合って逆にスッキリしてしまう。

認めるってことは大事な感情と私は思います。

 

 

【仕事関係からプライベートまでスッキリ! 「自己肯定感低めの人」の人づきあい読本】

 

 

・自己肯定感の低い人は参考になるはず

 

 

【新刊】 山根洋士の自己肯定感低めの人の人づきあい読本でした。

 

自分の感情のクセに気づく。

自分の感情を認めてあげる。

改めて大切なことだと本書を読んでみて感じました。

何よりも「部活」に例えるのは考え方として参考になるかと思います。