・小栗成男さんの新刊
冒頭のエピソード。
はじめにで書かれていることです。
55歳でカーネギーホールで歌う。
この夢を叶えたというお話です。
どこかで聞いたことがある。
小栗成男さんにも印象がある。
書評してると思って調べました。
【【新刊】自分の未来のために前を向け 小栗成男の両方本気】
両方本気 50歳からオペラを始め、カーネギーに立った社長の話
出版社は同じ幻冬舎さんからで2019年9月26日に出版されています。
書評時点から約2年前ですけど、熱量こもった書籍で印象に残っています。
そんな著者さんの新刊なので楽しく読ませていただきました。
書名:一万人の心を動かす魔法の言葉 この人と話すとなぜか元気が出る
著者:小栗 成男
出版社:幻冬舎
出版年:2021年6月23日
ページ数:200ページ
人生に奇跡を起こす7つの法則。
夢は叶わないこともある。だからこそたくさん持つ。
挫折にお礼が言えますか?
勇気とは諦めないこと。
未来は自分が決める選ぶ勇気の時代へ。
考え方としても勉強になる。
色んな視野があると選択の幅が広がります。
何よりも自分自身が生きやすくもなると思います。
本書から熱情と考え方の視野を楽しく学んで行きましょう。
・あなたの人生に必要な7つの宝物とは
(P.7) この本では、私のモチベーションの源である「歌」のこと、そしてあなたの人生に必要な「7つの宝物」について書いてみました。7つの宝物とは、「愛」「夢」「挫折」「勇気」「仲間」「挑戦」「ユーモア」。この本を読み終えたら、あなたもきっと元気が出て、人生が想像以上に充実すること間違いなし! もしもそうならなかったら、私に会いに来てはいかがでしょうか。
【目次】
はじめに
序章:「歌」が人生に奇跡を起こしてくれた
第1章:1つ目の宝物 愛 大好きな人に喜んでもらいたい
第2章:2つ目の宝物 夢 かなわないからこそ輝く
第3章:3つ目の宝物 挫折 自分が成長した証
第4章:4つ目の宝物 勇気 新しい生活に飛びこむ
第5章:5つ目の宝物 仲間 ひとりでは生きられない
第6章:6つ目の宝物 挑戦 できるまでやってみる
第7章:7つ目の宝物 ユーモア 可愛い人になる
特別編:世歌勲の秘密を公開
おわりに
本書の概要と目次でございます。
それぞれの章立てになる7つの宝物。
題目を見ているだけでも気になります。
著者である小栗成男さんがどんな解説をしているか楽しみです。
(P.46) 私は人間性に対する好き嫌いではなく、言っていること、やっていることで判断するようにしています。どんなに好きになれない人でも、その言動が会社や社会のためになるなら認めます。そして、どうしても感情をコントロールできないとき……私のとっておきの方法を教えましょう。嫌いな相手と話しているとき、どうしてもいやだなという思いがおさまらないとき、心の中で好きな曲を歌ってみてください。きっと心が落ち着くはずですよ。
人間性に対する好き嫌いで判断しない。
言っていること、やっていることで判断する。
人間性に対する好き嫌いで判断しない。
先日、書評した日本テレビアナウンサー。
藤井アナの本に書いてあったことにも通ずる部分があります。
エゴサーチするときです。
人間性に対する批判はスルー。
言っていることに対しての苦言なら受け止める。
昨今はネットでの誹謗中傷が問題になっています。
それすらも肯定ってなかなか出来ないことです。
と言うよりもわざわざすることでも無いと思います。
この辺りを切り分けて判断するのは大切だと感じます。
(P.93-94) 多くの人が挫折を恐れます。挫折が多いから、本当はしたいことに向かっていけない、思い通りに生きられない。とくに日本人は、無難に行く人が多いように思います。それはこれまでの日本の社会が、再挑戦しにくい社会だったためもあるでしょう。しかし、人間は「挫折して当たり前」なんです。ダメならもう一度、いや何度でもやり直せばいい。日本の社会も以前に比べれば、やり直しやすいシステムになってきました。終身雇用は絶対ではありませんし、政府が「再チャレンジ」という言葉を政策に盛り込む時代となったのです。挫折を楽しましょう! まさに、挫折は人生における宝物なのです。
個人の挫折と言う部分。
このことに関しては視野を広げられる時代です。
「人生もう詰んでいる…」
悲観的になる人も多いです。
しかし、今の時代は選択肢が多い。
まだまだ何かしらの策を弄することができる。
これは1つにインターネットがあるのが大きい。
40年前や50年前と比べたら現代は選べる選択肢が増えている。
それなのに人生もう詰んだと諦めるのは勿体ない。
ネット以外にもセーフティネットが発達していることもある。
挫折を楽しむ。挫折は人生における宝物。
挫折から抜け出したときに笑い話や励ます話にもできます。
悲観的になるよりも楽しんで前を向いて進みたいです。
(P.137) 「苦手」というレッテルを貼ってしまうと、前向きな気持ちにブレーキがかかり、「見えない壁」になってしまいます。できないことがあっても「レッテル」を貼らず、アプローチの仕方を変えてみてください。
苦手というレッテルを貼ってしまう。
ブレーキがかかるのは誰しもありますよね。
私はずっと昔からラジオをやりたいと思っていました。
しかし、ここでブレーキなのが地声で話すことです。
ラジオやってみたいと言うアクセル。
地声で話すのが苦手だからできないと言うブレーキ。
そこを突破したのがとりあえずやってみるでした。
場数を踏んで何回もラジオしたら苦手意識が無くなりました。
むしろ、勢いづいてより楽しくなったんですよね。
最初に見えない壁になるのとても理解できます。
アプローチの仕方を変えて突破していく。
三日坊主でもいいから試してみるの大事です。
(P.140-141) 誰しもすべてうまくできるわけではない――そんな実感があると、人にもやさしくなれると思います。これもまた「挑戦」の効用といっていいでしょう。成功体験も大事ですが、失敗体験も大事です。誰でも、新しいこと、困難なことに心底から挑戦しているときは目も輝いています。挑戦したいことが多ければ多いほど、意欲も湧き、情熱も保てるはずです。思うようにいかないこともあるかもしれませんが、それもまた人生のエッセンス、または私のように意外な副産物につながるかもしれません。そう考えれば、失敗もまたよきもの――。生きているかぎり、挑戦し続けましょう。
失敗体験も大事という言葉。
仰る通りだと感じます。
どうしても成功体験がクローズアップされる。
今でこそ少しは失敗についてもよく見られるようになりました。
失敗していると言うことは挑戦している。
失敗という結果の果実を得ている。
失敗に対しての考え方が変わると思います。
私自身も過去の失敗体験が助けてくれたことも多くあります。
失敗も良きもの。
生きている限り挑戦し続けている。
この熱量で私もいろいろ飛び込んでいきたいです。
【一万人の心を動かす魔法の言葉 この人と話すとなぜか元気が出る】
・視野が広がる7つの宝物
【新刊】 小栗成男の一万人の心を動かす魔法の言葉でした。
偏らないように7つの宝物の章。
その中から4つの章で気になる部分を書評しています。
本書を読んでいて感じたのは何よりも前向きになれる。
私自身も縮こまっている場合ではないので前を向いてがんばりたいです。