【新刊】自分の未来のために前を向け 小栗成男の両方本気

・熱い情熱がこもっている新刊

f:id:acutehappp:20190521141212j:plain

 

 

年齢に行動制限。

ついつい、やりがちだと思います。

「もう○○歳だから」というやつです。

私も完璧に外れているとは言い難い。

 

言い訳にしがちなのが年齢。

年齢を見て行動制限してしまうのは勿体ない。

なぜなら、本書の著者です。

小栗成男さんは凄いと思います。

 

50歳からオペラを始める。

これだけでも凄いと思います。

そして「カーネギーホールに立った」というお話。

年齢を言い訳にする人ならできないことだと思います。

両方本気という書名からも伝わる熱量が高い新刊の書評です。

 

両方本気 50歳からオペラを始め、カーネギーに立った社長の話

 

書名:両方本気 50歳からオペラを始め、カーネギーに立った社長の話

著者:小栗成男

出版社:幻冬舎

出版年:2019年9月26日

ページ数:187ページ

 

ビジネスで成功したければアーティストになれ。

私としては「クリエイター資質」が高いほうです。

こちらの言葉も響いて気になった1冊。

前を向いて行動したくなる新刊をそれでは私なりの書評です。

 

・沢山の挑戦を続けた者が一番遠くにたどり着ける

 

(P.18) カーネギーホールで歌うという夢の達成は、僕にとってゴールではない。この試金石を経て、新たな世界へのスタートラインに立てたのだ、と思っている。僕は振り返らない。前だけを見て進む。自分の未来のために。自分の未来の舵を取れるのは自分だけだから。怖れずに、あきらめずに、たくさんの挑戦をつづけた者が、一番遠くにたどり着ける。それは人生でどれだけ美しい景色を見ることができるか、ということだと思う。

 

【目次】
プロローグ
第1章:夢がかなった日
第2章:音楽が気づかせてくれたこと
第3章:夢はひとりでかなえるものじゃない
第4章:「負けん気」の哲学
第5章:ビジネスも芸術も「人の心を動かす」営み
終章:感動とは何か?――人をつき動かす情熱と共感の在りか 対談 輪嶋東太郎×小栗成男

 

本書の目次と概要です。

ついついやってしまいがちなこと。

「○○歳だから」という自己制限。

年齢を気にして縛りつけてしまいます。

縛りつけるだけでなく言い訳にもなりかねません。

 

本書の著者である小栗成男さん。

50歳からオペラを始めですからね。

熱い情熱がこもっている1冊になっています。

年齢を言い訳にしがちな人は特に響くかもしれません。

私としても勝手に制限しがちなので意識して年齢制限を取っ払いたいです。

 

(P.47-48) 昨今、オンタイムとオフタイムに対する考え方、意識はずいぶん変わってきている。それでも、経営者がビジネス以外のなにかに情熱を燃やしていることに批判的な目を向ける人はまだまだ多い。確かに、かつての日本の企業には「遊ぶ時間を惜しんで、がむしゃらに働け」という体質があった。だが、今はそういう時代ではない。仕事以外のことに重きを置くのはけしからん、といった発想は、昭和の時代のものだ。今はむしろ、仕事に打ち込むのと同じように、趣味や社会貢献など仕事以外の活動にもエネルギーを注ぐことが、相乗的によい結果につながる、と考えられるようなっている。

 

ゲームもアニメもコンテンツになる。

私は今の時代こそゲームやアニメを上手く活用する。

好きな人なら好きを活かす路線もありですよは言います。

まだまだ「スマホゲーム悪」などの風潮はあります。

 

それは私から言わせるとです。

時間だけ消費する惰性的にプレイする部分。

大好きだからこそ息抜きでやるとか目的がある。

それはそれでいいですけど、貪欲に活かす視点。

 

私はアニメを見つつ気になる言葉はメモしてたりします。

ゲームはゲーム実況するぞという視点もありのプレイしています。

 

つまり、その時間を惰性的に使い時間だけ消費するか。

能動的に遊んだり視聴して今後に活かしていくか。

遊ぶ時間も遊びじゃないのが現代だと感じています。

趣味などに打ち込める人ほど相乗効果も納得の視点です。

 

(P.50) 行動をスピードアップさせていく習慣をつけると、時間というのは捻出できるものだ。時間をたくさんかければ、いい仕事ができるのか? そういう問題ではないことは、今やみんなわかっている。時間を短縮させるということは、雑にやったり、いいかげんにやったりすることではない。時間をかけてやることと同じレベルのことをすばやくする。それが時間密度を上げる、という意味だ。ものごとの処理スピードを上げて効率的に動くためには、段取りを考えることも重要だ。

 

私の行動リスト。

 

〆おはようツイート

〆毎日ブログ更新

〆毎日ライブ配信

 

このような軸は毎日にあるわけです。

そうなると時間は限られています。

毎日ブログ更新の部分。

私の場合は「書評ブロガー」です。

 

つまり、本を読んでブログを書く時間。

ライブ配信は1日30分~40分くらい。

その時間配分は常に考えたり捻出しています。

そして、もう1つの部分として自分以外にも波及する。

 

みんなから時間をいただいているという話。

「可処分時間をもらっている」

この視点は大切しています。

せっかく時間を私に使用してもらっています。

有意義な時間にすることは自分事も他人事もどちらも重要。

 

(P.64) 声の持つ威力を再確認したのも、僕自身が歌と真剣に取り組んだからだ。ビジネスにおいて、声は実に大事な要素。営業、接客などの現場でも、会議やプレゼンテーションの場でも、絶対に声を意識すべきだ。音声や動画を録ってみると、自分がどんな表情で、どんな声で話しているのかを客観的に確認することができる。誰かにメッセージとして送り、「どう変えたらもっとよくなるか」をアドバイスしてもらうのもいいだろう。

 

この視点わかりますと言えます。

なぜなら自分のライブ配信はすべて視聴。

話した後に聞き返すはすべて徹底しています。

絶対に声を意識すべきは最近は声の意識するようになりました。

ライブ配信するようになってそこが1番大きいです。

 

ライブ配信を聞き直すと客観的に見直しできる。

言葉のトーンもそうですし伝え方です。

それにこの言葉は連呼しているなどなど。

自分の声を録音して聞き直してみると再確認できます。

音声を録ってみるは私としても良い習慣になっています。

 

(P.84) できないこと、失敗することは、別に恥ずかしいことではない。最初からすんなりできてしまうことなどないと思っていればいい。今の自分がいろいろなことができるのは、できないことにチャレンジした結果、できるようになったことばかりなのだ。つまり、失敗の蓄積で今の自分がある。誰だってみんなそうだ。だから、できないこと、失敗することを恥ずかしがる必要はない。

 

私なりの書評なので私の視点。

失敗を失敗にしないという部分。

ネタにするということを今はしやすいです。

ブログでもSNSでも音声コンテンツもあります。

 

Twitterなどでは失敗ネタ。

そのツイートが拡散されてバズることもよくあります。

失敗談はネタのストックになると意識する。

失敗が怖くなくなるんじゃないでしょうか。

私もその視点で過去も含めてメモするようにしています。

 

(P.98-99) 僕がどんなに「うまく歌おう」としたところで、たかが知れている。世の中にうまい歌を聴かせられる人はごまんといる。そうではなくて、ふだんはビジネスマンとして働いている男が、50歳で声楽を始め、必死になって歌の練習をして、こんなふうに歌を届けようとしている、その姿を見せることこそが大切なのだ。自分のすごいところを見せるためにカーネギーホールのステージに立つのではない。必死に頑張ることで、こんなふうに夢をかなえることができるんだよということを伝えるために歌う。「うまく歌おう」の呪縛から解かれたことで、僕は迷いや焦りから解放された。それによって、聴いてくれる方に寄り添って歌う、ということが親身に考えられるようになったのだった。

 

私だってそうです。

上を比べたらブログすごい人は山ほどいる。

Twitterすごい人は山ほどいる。

ライブ配信だってそう。

 

でも私自身という存在は私しかいない。

私だから良いと言ってくれる人もいるわけです。

私は私らしさでやり抜く覚悟と貫く意志を持ち続ける。

見てくれる人がより楽しんでくれるように改善する。

 

上を見るよりも過去の自分を見てがんばる。

私の場合は私という存在に寄り添ってくれる人。

ブログもTwitterもライブ配信も大切にしたいです。

いつも応援していただきましてありがとうございます。

 

【両方本気 50歳からオペラを始め、カーネギーに立った社長の話】

両方本気 50歳からオペラを始め、カーネギーに立った社長の話

両方本気 50歳からオペラを始め、カーネギーに立った社長の話

 

 

・カーネギーホールに立つまでのストーリーも最高

【新刊】自分の未来のために前を向け 小栗成男の両方本気でした。

書評はマインド寄りでお送りしました。

本書の第1章からの部分。

カーネギーホールに立つまでのエピソードがストーリー的に書かれています。

 

そしてもう1つの触れていない部分。

最後にある2人でされている対談も良かったです。

私としても年齢なんて気にしないで貫き通す視点。

やり抜く覚悟をより磨き毎日を精進していきます。