【新刊】 寺田真理子の心と体がラクになる読書セラピー

・読書の効能はすごいんです!

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私はインターネット。

ネットに助けられたとよく言います。

 

もしも、ネットの無い時代に生まれていた。

それを想像するだけでゾッとしてしまいます。

ネットに感謝してもしきれないくらい有り難みを感じている。

本当にありがとうございますと言いたいです。

 

そして、もう1つ感謝したいことになります。

それが、「読書」なんですよね。

もちろん、本があってこそ成り立つこと。

 

色んな体験を惜しげもなく披露してくれる著者さん。

小説で空想のワクワクする世界を書いてくれる著者さん。

色んな本が世の中に溢れているからこその読書体験。

楽しい読書が出来るので本と著者さんに感謝しています。

 

今回は読書セラピーと言うタイトルの書籍。

私も読書の良さは伝えても伝えきれないほど伝えたい。

読書しておくことの大切さや楽しさは身にしみてわかります。

私なりの読書の素晴らしさも合わさって伝わったら幸いです。

 

 

 

心と体がラクになる読書セラピー

 

 

 

書名:心と体がラクになる読書セラピー

 

著者:寺田 真理子

 

出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン

 

出版年:2021年4月23日

 

ページ数:224ページ

 

 

 

心を整え、力をくれる。

新しい読書法のすすめということです。

私も気になる読書法です。

早速、本書を私なりの書評させていただきます。

 

 

 

・読書セラピーがあなたの人生を応援してくれることを心から願って

 

 

(P.7) 不安に揺れる心を整えてくれるだけでなく、本質的な問題に向き合う力を与えてくれる読書セラピーを、あなたも活用してみませんか。本書であなたが読書セラピーと出逢い、生きるうえでの支えにしてくれたら、こんなにうれしいことはありません。読書セラピーがあなたの人生を応援してくれることを心から願っています。

 

 

 

【目次】


はじめに:読書セラピーへの招待状


プロローグ:本が私を助けてくれた

 

 

 

[第1部:読書セラピー《理論編》]


第1章:読書セラピーって何?


第2章:読書セラピーはどんなふうに行われているの?


第3章:読書セラピーお国事情


第4章:読書セラピーでできること


第5章:もっと読書セラピーを知りたいあなたへ

 

 

 

[第2部:読書セラピー《実践編》]


第6章:何を読もう? 本の選び方


第7章:どうやって読もう? 本の読み方


第8章:こんなときには、こんな本! おすすめ本ブックガイド

 

 

 

本書の概要と目次でございます。

最初に読書セラピーについて詳しく書かれています。

その後に第2部からは実践編です。

読書セラピーをよく理解してからいざ取り組む。

そのときに手助けになる視点が書かれていますよ。

 

 

(P.29) それまで愚痴や不平不満を口にすることが多かったのが、言葉の力を認識し使う言葉を変えることで人生が大きく変わっていきました。うつ病を経験したことで、ある意味、それまでの人生の総決算ができたのでしょう。自分の人生を振り返り、今後どう生きていくのかという本質的な問題に向き合うことができたのだと思います。小説、エッセイ、詩集、ビジネス書、専門書、マンガ、宗教書など、あらゆる本を読みました。そうする中で、徐々に、徐々に、本とともに回復していくことができたのです。

 

 

私も読書数はかなりあります。

あらゆる本を読んでみることは大切。

そのことは強く噛み締めています。

 

別にマンガも小説もいいんですよ。

多様な視点って意味で役立ちます。

もちろん、大好きな著者さん居ます。

そこは距離感と言いますか好きだけど鵜呑みにしすぎない。

 

そういう部分を大切にしています。

自分の頭で考えて読書の経験を活かす。

どんな本からも得ることあるのは伝えたいです。

 

 

(P.77) これまで読書をしてこなかった方は、力のある言葉に触れることによって自己が解放される経験をするようです。自分の感じていたことはこういうふうに表現できるのだと発見するのです。本と深い関わりを持つことで、言葉が自己の一部となります。また、自分の感情を適切に表現できる語彙を持つことでラクになれることも多いものです。

 

 

昨今は本を読んだら実践する。

読むだけでは意味がない。

しっかり行動しましょうと言われます。

アウトプットが大事というやつです。

 

しかし、いきなりハードルをあげる必要はない。

私は読むだけでも大切ってことは伝えています。

知らなければ何も知らないまま。

読むだけで広がっていく世界もあるんですよね。

まずは本に触れてみるって言うことが大切かと思います。

 

 

(P.106) 目標は尽きることがありません。これで終わりという到達点があるわけではないのです。療法的に行う場合、すごく落ち込んでいる気持ちが和らぎ、みんなと話ができるように、と目標設定をして区切ることはできますが、読書セラピーは継続的な人格の成長を目標としているので、その意味では終わりがありません。目標に照らして自分の抱えている問題点が明らかになることもありますが、目標はそういう問題点を突きつけるためのものではなく、どうやって強みを活かすかを目指すものなのです。

 

 

仰る通りだと思います。

私も毎日のように読書をしています。

それに対して特定のノルマを持っているわけではない。

 

無知の知を自覚していること。

悩んでいることや不安なことを客観視する。

本を読むことで自分を俯瞰的に見えることもあります。

本をとり読むことによっての恩恵を感じる機会は多いです。

 

 

(P.143) たとえば、「ありがとうと言いましょう」とか「靴を揃えましょう」といった、些細な生活習慣を扱った軽めのエッセイです。そしてちょっとずつ、生活の中でできることを増やすように心がけてみてください。陽の光を取り入れるなど、生活の改善につながることが見開きに1項目で紹介された本なども、生活を整えていくのに役立ってくれます。片づけやそうじの本も、読みながら少しずつ片づけをして生活環境を整えていくと、精神的にも疲れにくくなっていきます。

 

 

小さなことを実行する。

本に書かれてすぐに取り組めること。

私も小さなことを生活に取り入れていく。

改善したり環境が整った経験も多いです。

 

それにエッセイ本も侮れない。

当ブログでも何冊もエッセイ本を紹介しています。

先日だと繊細さんの武田友紀さんのエッセイ本。

読んでみてとても素敵な内容でした。

 

 

【心と体がラクになる読書セラピー】

心と体がラクになる読書セラピー

心と体がラクになる読書セラピー

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・理論編を中心に書評させていただきました

 

 

【新刊】 寺田真理子の心と体がラクになる読書セラピーでした。

 

内容的にお硬い部分もあります。

日本読書療法学会会長の本ですからね。

その中でも読書の効能が伝わりやすい部分。

私自身もあるあると思える内容を私なりの書評させていただきました。