・ねこ啓発書
自己啓発をもじる。
ねこ啓発と言うことあります。
今回のねこ啓発書になります。
可愛らしい猫ちゃん写真。
そこに偉人の名言が書いてあります。
解説が猫ちゃん目線なので楽しい1冊です。
読んでいてホンワカしてきます。
それでいて刺さる名言も多い。
いろいろ感慨深いと思いました。
読みやすく頭に入りやすい書籍は良いですね。
書名:考えない猫が教える脱力系哲学の言葉
著者:原田 まりる
写真:関由香
出版社:大和書房
出版年:2021年2月12日
ページ数:128ページ
人類2000年の悩みは変わらにゃい!
本書のページ数は128ページ。
そこに写真も多く載っています。
スラスラ読みやすくそれでいて哲学的と思った新刊の紹介です。
・猫哲学を通して新しい視力を手に入れる
(P.12) ”猫哲学”を通して、明るさに合わせて瞳孔が細くなったり、大きなったりする猫の目のように、新しい視力が手に入りますように。
【目次】
はじめに:猫の頭の中
CAT1:Happiness
CAT2:Communication
CAT3:Love
CAT4:Emotion
CAT5:MISSION
おわりに:信じることを真実にする
原田まりるの ねコラム
本書の概要と目次でございます。
猫哲学という言葉が出てきました。
ねこから学べることって本当に多いです。
本書からもねこ視点を多く学んでいきます。
(P.14-15) 「幸福とは気を紛らわすことである (パスカル)」。今をめいっぱい楽しむためには、嫌な思い出や不安を割り切って捨て去ることも大切なのにゃ。辛い時ほど気を紛らわすことに集中してみることが肝心にゃ。思い出さないようにする努力、が身を結ぶこともあるにゃ。
最初に偉人の名言。
その後に猫哲学。
猫の視点が書かれている解説です。
こんな感じで書評させていただきます。
辛い時ほど気を紛らわすことに集中する。
日頃からそういうときになったらどうするか考えておく。
大笑いできる動画をストックしておく。
好奇心をくすぐる本を読んでみる。
癒やされる猫ちゃんの動画を見るでもいいかもしれません。
日頃から対策を講じておく。
紛らわすことが出来るストックがあると良いかとも思います。
(P.20-21) 「先延ばしこそ、人生の最大の浪費なのである (セネカ)」。時間の前借りは、最大の無駄遣いにゃ。時間は大金を払っても二度と返ってこないにゃ。今日出来ることは今日やってしまうことで、明日を大切に出来るにゃ。
肝に銘じたいこと。
仰る通りだなって思います。
それに先に先に動いていく。
心のゆとりと言うものも出てきます。
相乗効果的な部分も出るから余裕がある。
それが明日を大切に出来るに繋がる。
焦らず騒がず冷静に行くための前倒し。
先延ばしをしないように動いていきたいです。
(P.54-55) 「泣くことも一種の快楽である (モンテーニュ)」。涙が出そうな時は我慢せずにたくさん声をあげて泣いてみるのもいいにゃ。だって、泣くことはストレス発散になるからにゃ。泣くことは自分を癒す方法のひとつにゃ。自分を癒すためにも思い切り泣いてみることにゃ。
泣くことは感情のデトックス。
浄化されることなので悪いことではない。
そもそも感情に悪いラベル貼りをするべきではない。
ありのままの自分というところ。
泣きたいときは泣けばいいさなんです。
感情を押し殺してしまっているよりもよっぽど良いと感じます。
泣くことは自分を癒す方法の1つは共感です。
(P.76-77) 「自らの道を行け、他人には好きに語らせておけ (マルクス)」。人からどう言われるか、どう見られるかに気を配る必要はないにゃ。集中すべきはただひとつ。自分がどう歩んでいくかだけにゃ。自分の思い通りの軌道で、思ったところを射る。そこにだけ集中すればいいにゃ。雑音に耳を傾けているのと集中できないものにゃ。自分の人生に責任が持てるのは自分だけにゃ。他人は責任がないから好き勝手言えるものにゃ。自分の生きる道にのみ集中すればいいにゃ。
昨今はインターネットがございます。
より大切にした方が良い心持ちだと思います。
他人を気にしなくても他人の意見は勝手に入ってくる。
それなのにエゴサーチをしてみたりする。
それで潰れてしまう人も見かけたりします。
まず自分に集中する。
集中するべきは自分がどう歩んでいくか。
自分の人生に責任が持てるのは自分だけ。
自分軸で自分を信じて歩んでいきたいです。
【考えない猫が教える脱力系哲学の言葉】
・ゆるっと読めるけど深く突き刺さる名言
【新刊】 原田まりるの考えない猫が教える脱力系哲学の言葉でした。
名言集は読みやすくて本当に大好き。
今回はそこに猫視点の解説が盛り込まれている。
写真もそうですが可愛らしさ満載でした。
ゆるっと読みつつ名言がグサッと刺さってきてとても良かったです。