・図解決定版で会話形式もあるので分かりやすい
今回ご紹介する新刊。
コーチングの基本が身につく本。
私はコーチングなんてしない。
コーチングとは縁がないと思う人もいるかもしれません。
実際に私も誰かにコーチングする予定はございません。
しかし、こういう風にも考えられます。
セルフコーチングしてみる。
自分で自分をコーチングすることだって出来ます。
それに現代だとSNSの発信などもございます。
「伝え方」って面で勉強になることも見つかるかもしれません。
そういう視点も含めて今回は楽しく読ませていただきました。
書名:図解決定版 リモート即対応!コーチングの「基本」が身につく本
著者:本間正人
出版社:学研プラス
出版年:2021年4月8日
ページ数:183ページ
11人の困ったメンバーへの対処法。
冒頭にも書いた通りで図解や会話も盛り込まれて理解しやすいです。
コーチングって言葉はよく聞くけど、イマイチわからない。
そういう方にもとても理解しやすい内容に仕上がっている新刊になります。
・この本がコーチングに対する理解を深めるキッカケになれば
(P.3) この本は、日々、奮闘する現場のマネージャーやリーダーにとって大切なことを、最も効率的に学ぶことができる強い味方になるでしょう。この本が、コーチングに対する理解を深め、みなさんお一人おひとりの学びのサポートに役立つことを祈っています。
【目次】
はじめに
CHAPTER01:「リーダー力」がアップする! コーチングの心得
CHAPTER02:チームリーダーを助ける! 7つのコーチング・スキル
CHAPTER03:コーチングの5ステップ
CHAPTER04:すぐに活かせる! コーチングのコツ
CHAPTER05:コーチングのケーススタディ11
CHAPTER06:すぐできる! 4つのスキルアップ
おわりに
本書の概要と目次でございます。
コーチングに対する理解を深める。
先程も書いた通りになります。
コーチングをする予定が無い人。
そういう方々にも参考になる視点は多いはずです。
私なりの書評を僭越ながらしていきます。
(P.18) 人を動かすには、その人の自発性ややる気を引き出すことが大切なのです。肩書きや役職ではなく、「リーダーの役割を果たしている状態をつくる」ために、ぜひコーチングスキルを身につけましょう。
人を動かすという言葉。
あまり良い印象を持っていない人もいるかもしれません。
その考えている人を動かすとは違うってことです。
要は、勝手に動いてしまう。
この人と話すと元気がもらえる。
この人と話すとやる気アップする。
こういうのが人を動かすってことだと思います。
勝手に相手が自発的に「動きたくなる」という視点。
この辺りが自発性ややる気を引き出すってことになるんじゃないでしょうか。
(P.56) 「さっきの件どうなった?」などと確認の質問を行い、「すぐに行動に移してくれてありがとう」「改善の一歩を踏み出しているね」とねぎらい、励ますのがポイントです。
言われる方としてみたらです。
嬉しい言葉になります。
個人個人のやり取り。
どうしても蔑ろにしがちな部分。
普段の関係性がある中でのやり取りでも活用できる。
相手を尊重して素敵な会話をしたいです。
(P.76) 目標を達成しようとするとき、道程がいつも順調とは限りません。しかし、自分が今どのような状況にあるのか、目標までどのくらいの位置にいるのかを把握しておくことで、目標とする望ましい状況、理想の状態に到達するための手段を、考えやすくなります。
著者である本間正人さんが仰る通りです。
道程がいつも順調とは限らない。
日常生活には色んな事が潜んでいる。
順調に進んでいたことも狂ってしまう。
私自身もそういう経験は多々あります。
そういうときに立て直せるという部分。
自分の今の状況をしっかり確認する。
目標までの位置を把握しておく。
とても大切なことだと思います。
【図解決定版 リモート即対応!コーチングの「基本」が身につく本】
・セルフコーチングするときも参考になる視点が多かった
【新刊】 本間正人のコーチングの基本が身につく本でした。
コーチングを実践するという部分。
コーチングを学ぶという部分においてもです。
とても参考になる知見が多い1冊でした。