・考え方は武器にも防御にもなる
私の基本軸。
自分のことは無知の知だと思っています。
知らないことなんてまったく知りません。
常に貪欲に学んでいくという姿勢。
色んな考え方を柔軟に取り入れる姿勢。
私としては大切にしていることになります。
今回の書評本になります。
今までとは違ったベクトルで考える思考法。
意識していない領域だったのでとても勉強になりました。
書名:新・箇条書き思考 (アスカビジネス)
著者:菅原 大介
出版社:明日香出版社
出版年:2020年12月11日
ページ数:232ページ
年1000ページ超えのレポートを量産するリサーチャー。
書く力、伝える力を高める秘技を大公開。
気になることが満載の内容です。
それではここからは私なりの書評していきます。
・あらゆるビジネスシーンで活用する方法を紹介
(P.9) 本書では、ファクトとロジックからなるこうしたノウハウを「箇条書き思考」と名付け、あらゆるビジネスシーンで活用する方法を紹介していきます。もちろん、会社の経営方針を書くというような特別な場面だけではありません。本書を読むことによって、私たちのふだんの資料作成や連絡対応の価値は、次のように高まっていきます。
【目次】
はじめに
序章:速く、的確に、本質にたどり着く「箇条書き思考」とは何か?
第1章:箇条書きこそビジネスプロフェッショナルの証
第2章:ファクト(情報)を整理する
第3章:ファクト(情報)に強くなる
第4章:ロジック(論拠)を厚くする
第5章:ロジック(編集)で共感を呼び込む
第6章:日常の中で鍛える! 箇条書き実践トレーニング
おわりに
本書の概要と目次でございます。
目次ではこちらの言葉が多く登場します。
「ファクト&ロジック」
本書においても重要な視点。
頭の中に入れておきたい事柄です。
考えるということを改めて考える機会になった。
新・箇条書き思考とまさしく言える本書です。
(P.25) 時を経て最近では、在宅勤務・時差出勤・時短勤務など、時間的・物理的制限のある働き方を多くの人が経験するにつれ、「3行で要旨が伝わる」この調査レポートのように、受け手の知識量や経験値に関わらず、速く、的確に、本質を伝える「書くスキル」へのニーズはいっそう高まっています。
20代半ばに国内最大手の市場調査会社。
マクロミルに菅原 大介さんは入社したそうです。
マクロミルってご存知でしょうか?
私はお世話になっていたことがあるサイトです。
アンケートに答えるとポイントがもらえる。
1P~100Pみたいな感じであります。
そのポイントが溜まったら現金や商品券などに交換できる。
私も何度も交換させてもらいました。
今風に言うと「ポイ活サイト」って言葉が適切かな。
そういう著者さんの諸事情がある。
思考についての人となりを知れる。
経緯などを知るとより説得力が増しますね。
(P.32) 「箇条書き思考」では、「情報は数字に置き換えましょう」「ポイントは3つに絞りましょう」などの決まりきった処理ではなく、相手を動かす目的に合わせて一番適した表現方法を取ることを可能にする思考法です。
リサーチャーという言葉。
調査会社という言葉が出てきました。
さぞかし数字を大切にしているのかと思ったらです。
そういうことでは無いという部分。
箇条書き思考についての説明がございます。
重要な部分はこの辺りになるんじゃないでしょうか。
「相手を動かす目的に合わせて一番適した表現方法を取ることを可能にする思考法」
この辺りを意識して本書を読んでみる。
箇条書き思考について深く学べました。
(P.63) 箇条書きを使う真骨頂は、相手を強引に説き伏せるのとは逆で、相手から自然と共感を得ることにあります。相手の心を開く伝え方・見せ方によって、即座に相手と関係性を築くことができます。
共感が大切という部分。
箇条書き思考ってなんだろう。
その部分は親切に本書で書かれています。
【新・箇条書き思考 (菅原 大介)】
・勉強になる視点を多く学べました
【新刊】 高める秘技を伝授 菅原大介の新・箇条書き思考でした。
本書から多様な考え方や視点について。
多くの学びを得ることが出来ました。
箇条書き思考というものもいいものです。