・最後は知っておきたいことQ&Aで教えてくれる
テレワークという言葉。
言葉もそうですしテレワーク自体。
だいぶ浸透してきているんじゃないでしょうか。
しかし、「マナー」という面に関してです。
既存のやり方でやり取りしている。
通常の電話やテレビ電話と同じようにする。
もしくは友人とZoomで話すような感覚で使用する。
そのような人もいらっしゃるかもしれません。
そもそもテレワークマナーってなに?
良いマナーと悪いマナーを知らなければ実践しようが無い。
そこで今の時代を踏まえ出版されたこちらの書籍が役立つはずです。
書名通りのテレワークの基本を抑えた新刊。
書名:超基本 テレワークマナーの教科書
著者:西出 ひろ子
出版社:あさ出版
出版年:2020年9月3日
ページ数:152ページ
テレワークという言葉。
新型コロナウイルスの影響。
1年で一気に浸透した印象があります。
だからこそ戸惑いやよくわからない人もまだまだ居るはずです。
知識として入れておいて損はない内容を書評していきます。
・これは取り入れてみようと思ったものを試していこう
(P.3) 本書で紹介しているマナー・対応も、「しなくてはいけないこと」ではありません。皆さんが「これは取り入れてみようかな」と思ったものを試してみてください。本書があなたの「テレワークの教科書」になりますように。
【目次】
はじめに
第1章:おさえておきたい! テレワークマナーの基本
第2章:テレワーク中の「コミュニケーション」のマナー
第3章:快適なオンラインミーティングを行う「環境作り」のマナー
第4章:「オンラインミーティングの準備」のマナー
第5章:「オンラインミーティング中」のマナー(一般参加者の場合)
第6章:オンラインミーティングで「ホスト」を任されたときのマナー
第7章:テレワークマナーで知っておきたいQ&A 10
おわりに
本書の概要と目次でございます。
本書がテレワークの教科書になるように。
著者さんの気持ちがこもっている書籍。
オンラインミーティングはオンラインセミナーとも言って良さそうです。
最近はオンラインでやることがいろいろ増えています。
マナーと言える部分と知識として知ることはより重要になると感じます。
今後の時代に乗り遅れないように本書の知見を吸収していきましょう。
(P.15) テレワークは自宅で過ごすとはいえ、仕事です。また、身だしなみには、仕事に対する姿勢や気持ちが、ダイレクトに表れるという考えの方もいます。仕事相手に与える印象まで意識して身だしなみを整えましょう。
オンとオフの切り替え。
それに心理学でこちらの言葉。
ユニフォーム効果もあるかもしれません。
部屋着のパジャマよりスーツ着た方がシャキッとする感じです。
実際に書籍に書いてあったことだと思います。
ある著者さんが独立してフリーランスになる。
自宅で仕事をする機会になったときにスーツを着てたそうです。
今までのリズムを崩さずに仕事をすると言う意味でも重要。
相手に与える印象もですが、自分への意識付けという部分もありそうです。
(P.43) 上司がスタンプを送ってきた場合は、「可愛いスタンプですね。ありがとうございます」などと感想を伝えた後にスタンプで返信するとよいでしょう。ただし、あくまで仕事のやりとりなので、漫画のキャラクターやアイドルの写真スタンプの使用は控えましょう。上司がスタンプを使用していない場合は、使用しないことです。
SNSのコミュニケーションでもそうかもしれません。
私は「相手にあわせて行くタイプ」です。
相手が絵文字や顔文字を使用すれば使用する。
使用しない人なら使用しないようにしています。
仕事関連に関しては使用しないのが無難かなと感じていました。
著者である西出 ひろ子さんが書いてある内容。
時と場合により使用してもいいけど場をわきまえて使用する。
家族、恋人、友人などとは違う仕事ですからね。
(P.80) パソコンでの参加者がほとんどであるならば、やはりパソコンで参加するというのがマナーの基本的な考え方となります。とはいえ、理由があってスマホでオンラインミーティングに参加することは、失礼にはあたりません。最近のスマホはパソコンよりも、カメラやマイクの性能が高く、あえてスマホで参加することが、ほかの参加者を快適にするケースもあります。スマホだからといって、変に遠慮する必要はありません。
スマホやパソコンはピンきり。
古くても現役で稼働する場合があります。
昨今のスマホは超高性能になっています。
最新スマートフォンを使用している人。
旧型のパソコンを使用している人。
スマートフォンの方がスペックが高い。
このようなことも起こり得ると頭に入れておきましょう。
(P.148) インターフォンの対応については、人それぞれ考え方が違うでしょう。「あくまで勤務時間なのだから対応しない。職場で仕事をしていたら、どうせ出られないのだから」という人もいれば、「せっかく自宅にいるのだし、混んでいるこの時期に再配達の手間をおかけしてはいけないからさっと受け取ろう」と、対応する人もいるでしょう。どちらが正しいというわけではないので、そのときの状況に応じて選べばいいでしょう。
引用を読んでみてあなたはどう感じたでしょうか?
この辺りは個人個人に委ねると言っても難しいと感じます。
気の緩みとは違う自宅に居るからこそのシチュエーションですからね。
テレワークと言っても勤務時間。
職場で仕事をしてたら出られない。
でも再配達の手間を取らせてしまう。
今の時期だと配達員さんに再配達の手間を取らせるのは失礼。
どちらもどちらで感じる部分はあります。
そのときの状況に応じてと言っても難しいですよね。
会社でここまではOKのテレワークのガイドラインを作成する。
ただ単に自宅勤務OKにするだけでなくガイドラインもほしい部分ですね。
【超基本 テレワークマナーの教科書】
・超基本だけど知らないことも多かった
【書評】 基本です 西出ひろ子のテレワークマナーの教科書でした。
超基本と書名には書いてあります。
しかし、本書の視点的な部分は著者さんの実体験。
それにマナーコンサルタントという部分も大きく感じました。
それを踏まえて知らないマナー。
しっかり気をつけたいと思うことも記述してありました。
テレワークやリモートワークが増えていく時代になるかもしれません。
そのときにあたふたしないようにマナーを学んでおきたいです。