【新刊】 すべて脳のせいだ!? 池谷裕二の脳はすこぶる快楽主義

スポンサーリンク

・池谷裕二さんの新刊はエッセイを単行本に

f:id:acutehappp:20201106152358j:plain

 

 

脳について知っておく。

自分を生きやすくするためにも大切です。

良いも悪いも人間は脳に支配されている。

操られているという言い方でもいいかもしれません。

 

操られたまま自動運転で生活していくのか。

操られているのは分かった上で自分から能動的に動くのか。

選択肢は自分の中にあるのも確かな事実です。

そのために知識として脳の性質を知っておく。

 

予め知っておけば対処することができます。

脳の働きを知る上で色んな視点。

本書はバラエティ豊かに解説されています。

読んでいて脳について参考になる視点を学んでいきましょう。

 

 

脳はすこぶる快楽主義 パテカトルの万脳薬

 

 

書名:脳はすこぶる快楽主義 パテカトルの万脳薬

著者:池谷 裕二

出版社:朝日新聞出版

出版年:2020年10月7日

ページ数:240ページ

 

 

人気研究者による科学知見。

選りすぐって本書にまとめられています。

知らない知見を知れるのは好奇心が満たされます。

脳についての知見を私なりの書評させていただきます。

 

 

・本書はパテカトルの万能薬を単行本としてまとめたもの

 

 

(P.2) 本書は「週刊朝日」で連載しているエッセイ「パテカトルの万能薬」を単行本としてまとめたもので、今回が3冊目になります。3冊目となれば、「シリーズ化」と言ってもさしつかえないスタート地点に、ようやく立ったところでしょうか。

 

 

【目次】


はじめに


1:だから人はおもしろい


2:計り知れない脳


3:感性を刺激する


4:愛の不思議


5:未知なる力


6:明日のために


初出一覧


参考文献

 

 

本書の概要と目次になります。

週刊朝日で連載している池谷 裕二さんのエッセイ。

「パテカトルの万能薬」を単行本としてまとめたもの。

こちらに関しては存じてませんが池谷 裕二さん。

脳については知りたいこと多いので読んでみました。

 

 

(P.17) 脳は「未知の危険」に敏感です。状況を把握しきれないと、どこかに危険が潜んでいないかと心配になるものです。たとえば、暗闇の裏道では、どうしようもない不安に駆られます。少しでも見通しのよい場所に行きたいと感じます。「見えない」という状況は恐怖です。これと同じことで、見知らぬ人に囲まれたときには、少しでも知った顔(たとえば自分の顔)に似ている人と過ごしたいと願うことは、潜在的な危険を回避するための重要な欲求です。つまり「類は友を呼ぶ」は、長い進化の生存戦略として、脳に自然にインストールされた基本仕様なのです。

 

 

類は友を呼ぶの知見。

科学的に裏づけがある話です。

とても興味深い話だと感じました。

長い進化の生存戦略としての基本仕様。

類は友を呼ぶの状況になったときの思い出したいことです。

 

 

(P.48) 火の用途は多様です。料理だけでなく、寒さをしのいだり、夜闇を照らしたりと多くの使い方ができます。火を手にした瞬間、人類の生活が一変したことでしょう。現在では火は、厳かな聖火、装飾用の蝋燭、花火、弾薬など、さらに多彩な目的で活用されています。ヒトは食材のみならず、火さえも「調理」する生物なのです。

 

 

ヒトが調理するワケの項目。

調理と言うと料理を思い浮かべます。

なぜ、料理をするようになったかの解説。

興味深い話でしたが、最後になります。

 

「人は食材のみならず火さえ調理する」

 

この視点で考えたことは無かったです。

言われてみたら火の用途も沢山あります。

こういう視点で物事を見られるところ。

アイデアとして多彩な目的で活用するところ。

人間の脳って凄いと気づかされました。

 

 

(P.64-65) 「言語」は人類史上、ごく初期から存在していました。一方、「数字」を抽象操作するようになったのは比較的最近のことです。つまり数字は、国語に比べ、脳回路との生理学的な相性が悪く、心労を強いる不自然な学問であると言えます。これが劣等感の生じやすさに拍車をかけているのかもしれません。

 

 

へぇーと思える科学的知見です。

冒頭に数式が書かれています。

何か難しいことが書いてありそう。

読み飛ばしてしまう人がいるかもしれませんと仰っています。

 

私も数字や数式については苦手意識が強い。

ただ、項目を読ませていただくと当たり前なんですね。

数字は脳回路との生理学的な相性が悪い。

心労を強いる視点を持っておきたいです。

 

 

(P.113) 私が不思議なのは、私が「書こう」と意図したことが、なぜ実体を伴ってこの世に現れ得るのかという疑問です。もっと言えば、その「書こう」という意志とはそもそも何物なのかという問いです。なぜ、意志という実体のない「心」が、物体という実体へと具現化できるのでしょうか。精神と物質の関係を突き詰めて考えると、奥深いことがわかります。いえ、奥深すぎて、かえってわからなくなります。

 

 

引用視点で考えると不思議です。

確かにキーボードを打っている手です。

頭の中で浮かんだ文章を書こうと思って打つ。

なぜ、打ててしまうんだろうと考えると奥深い。

奥深いし奥深すぎてわからなくなりますね(笑)

 

 

【脳はすこぶる快楽主義 パテカトルの万脳薬】

脳はすこぶる快楽主義 パテカトルの万脳薬

脳はすこぶる快楽主義 パテカトルの万脳薬

  • 作者:池谷 裕二
  • 発売日: 2020/10/07
  • メディア: 単行本
 

 

 

・脳についての雑学が詰まっている新刊

 

【新刊】 すべて脳のせいだ!? 池谷裕二の脳はすこぶる快楽主義でした。

本書はエッセイを単行本にした書籍。

著者である池谷裕二さんの日常話からの考え方。

視点を雑学的に聞くことができて楽しい1冊でした。