・トヨタ式と言えるPDCAサイクルを学ぶ
PDCAサイクル。
未だに新刊が登場している。
それにPDCA以外のサイクルも登場しています。
当ブログでも新旧問わずです。
PDCAや他のサイクルに関しての書籍。
今までも何冊か紹介させていただいています。
書評の前に改めて「PDCA」とはです。
P:Plan (計画)
D:Do (実行)
C:Chekc (評価)
A:Act (改善)
この4つのサイクルを回していく。
そのことの重要性をわかりやすく伝えてくれる言葉。
PDCAサイクルということになります。
本書はそのPDCAサイクルについてのトヨタ版と言える内容です。
書名:世界最強の現場力を学ぶ トヨタのPDCA
著者:桑原 晃弥
出版社:ビジネス教育出版社
出版年:2020年9月3日
ページ数:120ページ
ページ数は短めと言える120ページ。
イラストも多めなので頭に入って来やすい。
PDCAサイクル初心者にもいいんじゃないでしょうか。
ここからは私なりの書評ですが今回は理解しやすい書評をより心掛けました。
・PDCAサイクルをいかに速く回すかが勝敗を決める
【目次】
序章:PDCAサイクルをいかに速く回すかが勝敗を決める
第1章:なぜトヨタ式は計画Pに時間をかけるのか
第2章:実行DこそがPDCAのエンジンである
第3章:評価Cの基本は現地現物と微調整にあり
第4章:知恵をつけてさらなる改善Aを
本書の概要と目次になります。
PDCA系の書籍です。
最近はいろんな種類の書籍が登場しています。
それにPDCA以外のサイクルも豊富になってきています。
今回はトヨタ式のPDCA本になります。
(P.9) トヨタ式に「日々改善、日々実践」という言い方がありますが、PDCAサイクルを愚直に地味に回し続けることができれば、企業や人は成果を上げることができるのです。
PDCAサイクルを愚直に地味に回し続ける。
日々改善と日々実践。
これは企業や人に限りません。
ブログやツイッター運営も一緒だと感じます。
あらゆることが日々改善と日々実践に当てはまる。
だからこそ疎かにしては行けないことです。
私も情報のアップデートをしつつも改善と実践の意識。
日々の生活に落とし込んで行動として成果を出したいです。
(P.15) 「やるか」「やらないか」に時間をかけるのではなく、「やる」と決めたうえで、「どうすればできるか」という計画に時間をかけることです。この点を間違えて、「やるか」「やらないか」に時間をかけてしまうと、いつまでたっても計画に入ることはできず、実行が遠のくばかりです。
計画に時間を掛けるのがトヨタ式。
その「計画」について重要なことが書かれています。
実行ありきでしっかり計画を練るという視点。
やるかやらないかで止まっている状態は危険。
やると決めてからどうすればできるか考える。
そのようにしてから計画を立てる。
仰る通りでやるかやらないかを悩んでいても仕方ありません。
やると決めたらやるで計画を練り実行するの大事だと思います。
(P.47) モデルラインを選び、そこで小さなPDCAを回すことが効果的なのです。小さく回せば問題にも素早く対処できますし、改善の成果を見れば、みんなが「これはいいかもしれない」と納得もします。「大きく一気に」は華やかですが、時には「小さく少しずつ」進む方が確実に成果を得られる場合が少なくないのです。
インターネット全般にも言えます。
ブログやSNS運営は無料で出来る場所。
小さく少しずつ実験しながら進んでいく。
お試し場所としては最適なんです。
私もブログやツイッターは何度も運営方針を変更している。
その蓄積でこれはOKとかこれはダメがわかるようになっていく。
それは小さく少しずつ動いた実験結果とも言えます。
無料の場所なので失敗してもやり直せばいい。
大抵の場合はやり直さず修正すればいいだけですからね。
(P.78) 計画を実行したあとの評価に関しては平均や率といった全体の数字を見るだけでなく、個々の数字を細かくチェックしてこそ、初めて本当の問題がわかるし、今後、何を改善すればいいのかも見えてくるのです。
個々の数字を細かくチェック。
そこで初めての問題がわかる。
そして何を改善するのかを見ていく。
アクセス解析ツールはネットでも多いです。
皆さん全体の数字を見る人が多いんじゃないでしょうか?
私はアクセス数なりの全体を見ちゃう方です(汗)
個々の数字を意識的にしっかり見ていく。
逃げちゃいけないことですし改善要素として把握しておきます。
【世界最強の現場力を学ぶ トヨタのPDCA】
・トヨタのPDCAを理解しやすい新刊でした
【新刊】 桑原晃弥さん 世界最強の現場力を学ぶトヨタのPDCAでした。
今回はなるべく他の要素。
PDCAを幅広く伝える書評を心掛けました。
私も基本に忠実にPDCAサイクルを意識して動く。
改めて勉強にもなり復習にもなった新刊でした。