【新刊】 1日24時間 働く時間は短く最高の成果を出し続ける

・短い時間で効率的に上手く立ち回る

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残業カット。

働く時間は短い。

しかし、成果はしっかり出してほしい。

 

その視点で言うと仕事中の時間をいかに上手く使用できるか。

1日24時間の中の時間活用方法が重要になってきます。

本書で言うところの働く時間は短くても最高の成果を出す。

 

長くダラダラやれば成果が出るわけではない。

だからこその残業カットしている会社もあるでしょう。

もちろん、「働き改革」という部分もあります。

昔ながらの働き方をしていたら成果を出せない人間になってしまう。

頭を使った働き方を求められている時代に対処できる方法を紹介します。

 

 

働く時間は短くして、最高の成果を出し続ける方法

 

 

書名:働く時間は短くして、最高の成果を出し続ける方法

著者:越川 慎司

出版社:日本実業出版社

出版年:2020年7月30日

ページ数:248ページ

 

 

605社、160万人を変えた。

時短とハイパフォーマンスを同時に引き出す方法。

いいとこ取りの方法ですし会社が求めていると思います。

それに個人が仕事をしていても大切な考え方ですよね。

1日24時間をフル活用できる知的生産術の書評です。

 

 

・何をすべきで何をしないほうが良いかをしっかり区別して説明してくれる新刊

 

 

(P.5) 本書では、何をすべきで、何をしないほうが良いかをしっかり区別して説明していきます。あなたの頑張りをムダにせず、正しいところにエネルギーを注ぐ、より少ない時間でより大きな成果を上げる働き方を包み隠さず、すべて紹介していきます。

 

 

【目次】


はじめに

 

第1章:より少ない時間で、より良いアウトプットが求められる時代

 

第2章:本当に「減らせる時間」はどれくらいあるか? ――まずは、仕事の「ぜい肉」と「筋肉」を把握することから

 

第3章:どうすれば、働く時間を減らしても成果を出し続けられるのか?

 

第4章:生産性アップは最終的に「働きがい」で決まる

 

第5章:絶対に効率化できないのは「コミュニケーション」

 

第6章:変化が激しい時代に、必要とされる人になる「学び方改革」

 

第7章:「働き方」と同じくらい大事な「休み方改革」

 

おわりに

 

 

本書の概要と目次でございます。

本書の冒頭に書かれていること。

著者である越川 慎司さんのエピソード。

本を読み漁っていたときに出会った運命の1冊。

 

「エッセンシャル思考」

 

より少ない時間で、より良いアウトプットなど。

影響を受けているのも頷けるんじゃないでしょうか。

私もエッセンシャル思考の考え方なので楽しく読ませていただきました。

 

 

(P.15) 働く人々に求められるのは、労働の「時間提供者」ではなく「価値提供者」になることです。限られた時間のなかで、自分の価値を最大化する必要があります。徹夜して資料を完成させて苦労をアピールしたり、休日出勤で多忙さを自慢したりするのは、もはや意味がありません。自分の得意なことをやって、より少ない時間で稼がないといけないのです。多くの人が、これまでの人生経験を通じて、努力の大切さを学んできたと思います。ただし、コツコツと地道に努力すれば成果は残すことができますが、そこには限界がある。努力は必要ですが、それをどこに向けるかが重要なのです。

 

 

VUCA時代の働き方。

 

変動性

不確実性

複雑性

曖昧性

 

VUCAはこちらの頭文字。

 

現代で過去の働き方をしている。

それは危険でしか無いということです。

これからの時代は時間提供者ではなく価値提供者になる。

そのような人が企業から求められている人材。

 

これは働くという面では個人も一緒。

フリーランスとして働いていたとしても成果は求められます。

1日24時間を上手く使えるかは個人に委ねられている。

それを踏まえても本書の考え方は本当に大切です。

 

 

(P.16) 意識を変えることも大事ですが、まず行動を変えてください。実際に行動を変えて「意外と良かった」と思えたら意識が変わった証拠です。正しい行動をするようになると、最短距離で成果を残すことができます。

 

 

行動を変えてみる。

人間は習慣の生き物。

その習慣が良いものだったらOK。

 

しかし惰性的になっている場合。

ダラダラと同じ行動を繰り返してしまいます。

意識を変えつつ行動も変えていく。

 

私の場合は時代を踏まえてブログ更新と音声配信。

行動という面で文章とは別に音声配信も付け加えてみました。

意識を変えつつ時代に合わせて行動も変えるという視点。

日々を見直し凝り固まらないように日頃から意識的に行くの大事です。

 

 

(P.21) 企業の社員でなくても仕事ができる環境が整っていき、企業の寿命に頼れなくなったビジネスパーソン同士が集まって、顧客の複雑な課題を瞬時に解決する時代が到来しています。そのようななか、自発的に学び続けること、自分自身が変化し続けることが求められているのです。

 

 

企業の寿命は短くなっている。

その一方で人間の寿命は長くなっている。

定年退職が過去のものになる時代。

転職や個人で働くことが当たり前の時代になるかもしれません。

 

そうなってくると個人個人のスキルの問題。

自発的に学び続けて自分自身を変化し続けていけるのか。

自分をアップデートしていくのはとても重要だと感じます。

他人を意識高い系みたいな言葉で揶揄している猶予なんて無い。

他人よりも自分磨きに専念できる人が突き抜けていきそうです。

 

 

(P.25) 経営者は社員に向かって、「まず意識から変えよう」と鼓舞したり、いたずらに危機感をあおったりしがちです。しかし、それだけで社員が変わることはありません。そこで、意識を変えようとするのではなく、まず小さな実験を行い、その結果を検証することによって行動を修正していきます。その結果、「ああ意外と良かった」という言葉が出たら意識が変わっている瞬間です。ずばり、大きな成果を上げている社員と組織の特徴は、早く行動を起こし、リスクの小さな行動実験を行い、達成感を重視していることです。

 

 

失敗ではなく1つの結果が出たと思う。

小さな行動実験にリスクなんて無いんですよね。

大枠の視点で言うと結果がわかることは達成感。

何かをやったという意味でも繋がっていきます。

 

意識を変えることは大切。

その一方で行動も大切。

そこをプラスにして行動実験を行う。

意識も行動もどちらも素早く変化できるのでおすすめです。

 

 

【働く時間は短くして、最高の成果を出し続ける方法】

働く時間は短くして、最高の成果を出し続ける方法

働く時間は短くして、最高の成果を出し続ける方法

  • 作者:越川 慎司
  • 発売日: 2020/07/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

・時代は刻々と変化している

 

【新刊】 1日24時間 働く時間は短く最高の成果を出し続けるでした。

個人個人が自発的に勉強していく。

学んで行動を怖がらず変化していく。

1日24時間はみんな平等なので有意義に使用したいと改めて感じる1冊でした。