・意外と難しい「さりげない」気遣い
気遣いを意識する。
とても大切なことです。
ただ、意識的になりすぎる。
それだと気遣いが気遣いではなくなる。
下手したらおせっかいになってしまうかもしれません。
そこで「さりげない気遣い」という視点。
さりげなさがある気遣いとは。
身につくことによって好感度アップに繋がる。
あの人の気遣い最高だったと思っていただけるかもしれません。
書名:誰からも好かれるさりげない気遣い
著者:菊地麻衣子
出版社:フォレスト出版
出版年:2019年2月20日
ページ数:213ページ
ホスピタリティマインドトレーナー。
著者である菊地麻衣子さん。
本書で優しく気遣いを解説してくれています。
さりげなく伝わる気遣い学んでいきましょう。
・相手も自分も両方大切にしたいと考えているすべての方に捧げます
(P.10) 本書を、ルールやマニュアル以上のワンランク上のホスピタリティを学びたいという接客業の方だけでなく、がんばらない気遣いを知りたい方、人間関係を円滑にしたいけれどもしたたかには見られたくない方など、相手も自分も両方大切にしたいと考えているすべての方に捧げます。
【目次】
まえがき:ワンランク上のホスピタリティのために
序章:さりげない気遣いができる人のたった3つの特徴
第1章:居心地がよくなるオフィスでの気遣い
第2章:関係を深めて成果に繋げる顧客への気遣い
第3章:すれ違いが消える異性を思いやす気遣い
第4章:オフの時間に試される身近な人への気遣い
第5章:自分のことが好きになる気遣い
あとがき:気遣いができる人は美しい
本書の概要と目次になります。
「気遣い」という言葉。
目次を見ていただければわかる通りです。
色んな視点での気遣いがございます。
本書から頑張らない気遣いを教えていただきましょう。
(P.21) 国という大きな単位でくくれば評価されているかもしれませんが、もっとミクロな視点、つまり私たち一人ひとりの行動にフォーカスしたときに、相手を慮った気遣いができていると胸を張って言えるか――。そんな疑問を挟まずにはいられないのではないでしょうか。
日本はおもてなし大国。
おもてなしの心。
人が親切などなど。
しかし、自分自身に当てはめてください。
相手を慮った気遣い。
「胸を張って言えるか」
胸を張ってと言われると自信なくなる人も多いんじゃないでしょうか。
日頃からの意識づけで胸を張ってを目指したいです。
(P.29) まわりの人たちが席を譲らなくても、「譲りたい」と思ったら譲る。力になりたいと思ったら、他人が何と言おうが募金活動に参加すればいい。しかし、まわりに同調ばかりしていたら、気遣いの芽は閉じてしまうのです。人と違った対応をしてよいという勇気を持ち、考えることを止めない姿勢から本当の気遣いが生まれるのです。マナー本に書いてあるから行うのは気遣いではありません。
ご本人の自主性です。
気遣いを迷ってしまう。
私もそういうところあるので反省です。
人と違った対応をして良いという勇気。
考えることを止めずに自主性を持ち動く。
もっと気遣いできる視点で行動していきたいです。
(P.34) 気遣いをする目的が「人にほめられること」になってしまっている人の気遣いは、相手に「お節介」や「あざとさ」を感じさせてしまうことがあります。落ち込んだときに、望んでいないのに、さもいい人のような顔をして皆の前で励ますことは、励ましているほうだけ満足している可能性があります。本当の気遣いは相手がどうしてほしいかを察して行うもので、自己満足ではないのです。
仰る通りだと思います。
相手の気持ちを察していない気遣い。
それは自己満足であり気遣いではありません。
だからこそ日頃から相手を思いやるコミュニケーション。
相手をしっかり見つつ相手だけの気遣いをしていきましょう。
(P.119) 先回りしすぎないということです。これは男女関係にかかわらずいえる、気遣いのポイントです。察して行動することが大切と言われる気遣いですので、先回りしなくていいの!?と意外に思われるかもしれません。しかし、気遣いが思ったように相手に響いていないという方は、もしかしたらそのタイミングが早すぎたのではないかと疑ってみてください。先回りがむしろ計算高さを印象づけるのです。
気遣いをするということは察する。
察したあとは行動してしまいます。
つまり、先回りするというのは頷けますよね。
しかし、先回りしすぎも良くないということです。
このポイントは忘れないようにしたいと感じます。
ついつい、先回りして考えてしまう。
でもタイミングが早すぎたは言われてみると…とあります。
一歩引いてタイミングの見定めしっかりしつつの気遣い上手になりたいです。
【誰からも好かれるさりげない気遣い】
・さりげない気遣い上手への道
好感度UPのコツが丸わかり 誰からも好かれるさりげない気遣いでした。
引用最後の視点でも書いたようなパターンもある。
察することが出来る人でも気遣いになってない。
肝に銘じたいと思える話でした。
気遣い上手への道を進んでいきたいと思える素敵な書籍でした。