・色んな「○○力」があるけど「接続」について
世の中には「○○力」という言葉。
書籍名でも「○○力」って多く見かけますよね。
その中でも見たこと無い言葉。
今回は「接続」についてスポットライトが当たっています。
「接続力」という視点。
すべてうまく転がりだす考え方。
視点変更になる考え方じゃないでしょうか。
日々の生活で接続できる場所は多くあります。
だからこそ日頃から考えておきたい。
接続する場所と接続しない場所。
意識的になって考えておきたいところです。
今回はそのようなところも含めて私も視点変更になりました。
書名:接続力 「ケイコとマナブ」をつくった男の仕事論
著者:堀内一人
出版社:秀和システム
出版年:2020年1月24日
ページ数:246ページ
ケイコとマナブをつくった男の仕事論。
みんなに気を遣い居場所の見つからないあなたへです。
どういう視点が見つかるのか。
本書を私なりの書評させていただきます。
・本書であなたの人生にこの瞬間から変化が起きることを願いながら
(P.10-11) あなただけの、あなたにしかできない最高の人生を形作り、常に気分よく生きるためのお手伝いは無茶苦茶できると思っているんですね。そして、それこそが、人が真に望んでいることであり、成功というものであると確信しています。それでは、前置きはこれくらいにして、その詳しい内容についてお伝えしていきたいと思います。あなたの人生に、この瞬間から変化が起きることを願いながら。
【目次】
まえがき
序章:「接続力」で、すべてはうまく転がりだす
第1章:自分と「接続」すると、自分を思い出し、安定する
第2章:未来と「接続」すると、未来が勝手にやってくる
第3章:他社とは「接続しない」と「真の接続ができる」
第4章:会社と「接続」すると、奇跡が起きる
あとがき
本書の目次と概要です。
接続力という言葉。
目次にも接続という言葉が多く出てきます。
いろんな接続があります。
今回の書評は序章を中心にお送りします。
接続力について意識的になる。
毎日の中の色んな接続。
もっと感じ取ることが出来るようになるはずです。
(P.18-19) 接続力とは、ひと言で言えば、あらゆる人が「自分らしく、自分のまんま、生き、働き、成功する」ための大事な考え方であり、スタンスであり、スキルです。特に、サラリーマンの方には必需品であると断言します。なぜなら、多くのサラリーマンは、自分をある意味で殺しながら、上司の機嫌をうかがい、部下には気を遣い、日々過ごしているからです。そして、それにより、大きなストレスを日々抱えて生きているからです。
接続力はなんですか?
思っていらっしゃる人もいるかと思います。
著者である堀内一人さんの造語。
そこはご理解いただけるんじゃないでしょうか。
もっと詳しく知れる部分が引用箇所。
ひと言で言えばのところになります。
「自分らしく、自分のまんま、生き、働き、成功する」
そのための大事な考え方。
それが詰まるところの接続力です。
本書はその接続力をより噛み砕いて説明されている。
今日から考え方をすぐ取り入れることができます。
(P.21) なぜ、この「強い意図を持って」というスタンスが重要かと言うと、人はびっくりするくらい一日の大半を何気なく過ごしてしまう生き物だからです。それは、小さい頃から作られてきている「強力な思考のクセ(マインドセット)」が大きな影響を及ぼしています。人は、一日のうち、その思考のクセをベースにした、無自覚・無意識的な選択を数万回以上していると言われています。ということは、一日の選択のほとんどを無意識的に行っていることになりますよね。
良い意味の習慣。
悪い意味の習慣。
良い意味でいうとニュートラルにできます。
いちいち考えずに行動できたらラクですよね。
朝起きてからのルーティンワークが決まっている人も多いはずです。
逆に言えば悪習慣になります。
やめたくてもなかなかやめられないこと。
それにそれがクセになっていると自覚してもなかなか抜け出せない。
それを踏まえての「強い意図を持って」という強いお言葉です。
惰性的ではなく日々を能動的にいきましょう。
(P.24) 一度きりの人生なのに、自分が望まない自分を作り上げていきたいですか? 僕は嫌でした。リクルートという大好きな会社だったからこそ、意図的に、自分が正しいと思うことを考え実行することを譲らず、自分の望む自分になることが、リクルートと根本的な信頼関係を作り上げ、リクルートへの貢献にもなると信じていいたからです。このように、まず、接続力とは、「意識的に、強く意図する」ことが大きなポイントとなることをご理解ください。
重要な言葉なので何度も出てきます。
「意識的に、強く意図する」
それくらいじゃないと惰性に流されます。
よく言われるのが手帳に書いておく。
それにスマホの待受画面などもそうです。
理想の自分を書いておきそのメモを読み直す。
意図的に望む方へ行く視点として言われることです。
(P.40) 「自分の内面が外の世界を映し出す」という考え方です。外の世界で起きることは、自分自身の内面を映し出している鏡であるということを言っています。普通、外の出来事が自分に影響を与え、感情が生まれると考えると思うんですが、実は、まるで逆で、自分自身の内面が起点となり、外の出来事を表現し、その表現により感情が生まれているという考え方となります。
「現実は内面の投影」
私はこちらの価値観を積極的に取り入れています。
引用視点はとてもわかります。
外で起きた出来事は自分自身が起こしたこと。
その後処理も自分自身でしましょう。
内面の整理をしっかりできるようになる。
自分を愛することができるようになる。
イライラも減りますし許せる世界も広がります。
やさしい世界は自分自身で作っていけます。
【接続力 「ケイコとマナブ」をつくった男の仕事論】
・接続ということを今一度
【新刊】すべてうまく転がりだす考え方 堀内一人の接続力でした。
日々いろんなことが接続されています。
その接続に関して改めて考える機会になる1冊。
すべてうまく転がりだす接続力を取り入れたくなる新刊でした。